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電気自動車

数年前から「エコカー」が注目を浴びるようになりましたよね。エコカー減税も相まってプリウスやアクアなどのハイブリッド車が今もなお飛ぶように売れています。

エコカーの中で今現在最もエコとされている車が「電気自動車」や「燃料電池自動車」です。燃費性能も然る事ながら、二酸化炭素を排出しないなど環境性能も優れているのが特徴です。次の車は「電気自動車か燃料電池車にしよう」と考えている人も少なくないでしょう。

しかし、エコカーというだけで購入を決めるのは時期尚早です。電気自動車や燃料電池車の現状を見極めてから購入を決めるべきでしょう。

そこで、今回は「電気自動車や燃料電池自動車の買い時」について考察してみたいと思います。

電気自動車や燃料電池車の現状

2016年現在の電気自動車と燃料電池自動車のメリット・デメリットを簡単にまとめると以下のようになります。

メリットデメリット
低燃費
抜群の環境性能
高い価格
短い航続距離
充電スタンド・水素ステーション不足

買い時を判断するには、デメリットに着目すべきです。その内容が許容範囲内かどうかを判断する必要が有ります。

以下で、デメリットの「価格」「航続距離」「充電スタンド・水素ステーションの設置数」についてもう少し詳しく見ていきましょう。

価格

主な電気自動車と燃料電池自動車の価格は、以下の通りです。

車種価格補助金
リーフ280万~428万円26万~33万円
i-MiEV226万~283万円11万~17万円
テスラ1,015万~1,437万円60万円
MIRAI723万円202万円

価格は補助金を差し引く前の金額です。

「高いな」と思ったのではないでしょうか。車体のサイズ的には、リーフがコンパクトカーよりやや大きめ、i-MiEVが軽自動車と同じです。やはり価格が高いですよね。

価格

価格が高い原因は「電池」に有ります。「量産化されていない現状」と「今の技術」では、価格を抑える事が難しいようです。

価格面だけで見ると、まだまだ買い時とは言えないでしょう。

航続距離

主な電気自動車と燃料電池自動車の航続距離は、以下の通りです。

航続距離とは、充電又は水素が満タンの状態での走行可能距離を指します。

車種航続距離
リーフ228km~280km
i-MiEV120km~180km
テスラ470km~557km
MIRAI650km

リーフとi-MiEVの航続距離は短いですね。ちょっと走ったら充電が必要になります。一方、テスラとMIRAIの航続距離は長いです。ガソリン車と比べても遜色のない航続距離と言えるでしょう。

ドライブ

近所を走行する分にはどの車種も問題無く利用できる性能には達しています。しかし、遠出するには航続距離が足りない車種が有る、というのが現状です。

そして、航続距離を考える上で大切な事は「充電スタンド・水素ステーションの設置数」です。

充電スタンド・水素ステーションの設置数

2016年6月現在、充電スタンドと水素ステーションの設置数は以下の通りです(参考:充電スタンドの整備状況燃料電池実用化推進協議会)。

スタンドの種類設置数
充電スタンド普通充電スタンド:13,119箇所
急速充電スタンド:6,920箇所
水素ステーション77箇所

電気自動車

普及が進んでいるのは「充電スタンド」です。しかし、ガソリンスタンドの設置数3万箇所と比べるとまだまだ物足りません。

なお、急速充電で充電しても満タンにするのに15分~30分必要です。この点も不便さを感じる部分でしょう。

水素ステーションは全く普及していないのが現状です。設置数が「0」の都道府県は半数以上にのぼります。

【まとめ】買い時はいつ?

ここまで紹介してきた現状を簡潔にまとめると以下のようになります。

  • 価格・・・高い
  • 航続距離・・・車種次第
  • スタンド設置数・・・不足

これらの事から、電気自動車と燃料電池自動車の買い時は、間違いなく今では有りません。大金を払って不便さを手に入れる必要が有るでしょうか?

また、電気自動車の場合は自宅に充電設備を設置しますが、マンションなどの集合住宅では基本的に設置出来ません。こうした問題も残っています。

買い時はいつ?

では、電気自動車や燃料電池自動車はいつが買い時なのでしょうか?それは、量産化によって価格が下がり、充電設備が普及した頃がベストなタイミングです。その時期は、読売新聞に掲載されていた「販売台数の将来予測」を参考にすると、今から20年~30年後となるでしょう。

車種販売台数予測-読売新聞朝刊2016年1月9日土曜日の13版24頁(参考:読売新聞朝刊2016年1月9日土曜日の13版24頁)

どうしても今エコカーを購入したい人は、ハイブリッドカーがオススメです。電気自動車・燃料電池自動車が本格的に普及するまでは、ハイブリッドカーが自動車の主役になっていくと予想されるためです。

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