プリウスの維持費はどれぐらい?年間・月間の維持費を全13項目毎に計算した結果

普通車の維持費  
※記事内に商品プロモーションを含む場合があります。

車を購入する時は、どうしても車両本体価格にだけ目が行きがちです。今後数年間あるいは10年以上その車に乗る事を考えると、「維持費」にいくらかかるのかも必ず考慮すべきです。

そこで、今回は普通車の「維持費」が一体いくらかかるのかを、計算して紹介したいと思います。

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普通車の維持費を計算する前提条件

以下の前提条件で、維持費を計算していきます。

■人に関する条件

○年齢:35歳 ○性別:男性 ○家族構成:妻(35歳)と子供(5歳) ○住所:東京都

■車に関する条件

○購入車両:新車のプリウス(グレードA)○購入時期2016年2月 ○購入方法:60回払いのフルローン(固定金利4%・元利均等返済) ○年間走行距離10,000km

■任意保険に関する条件

○保険会社:イーデザイン損保 ○等級:13等級(事故有係数0年) ○付帯する保険:対人賠償保険(無制限)・対物賠償保険(無制限)・人身傷害保険(搭乗中のみ補償で保険金額は3,000万円)・自動付帯される特約 ○免許の色:ゴールド ○使用目的:日常・レジャー ○運転者:本人と配偶者 ○年齢条件:30歳以上補償

このような条件で普通車(プリウス)の維持費を計算していきます。

普通車(プリウス)の維持費 – 年間・月間

維持費がどれくらいになるのか、を知りたい人が多いと思うので、結論を先に紹介しますね。

以下の表は、プリウス(グレードA)を新車で購入した場合の維持費をまとめた物です。購入後1年目~10年でどの程度費用がかかるのか計算しています。

普通車の維持費(1年目から5年目)

車のローンが残っている1年目~5年目だと、年間の維持費は110万円~120万円前後、月間にすると9万円~10万円となりました。

普通車の維持費(6年目から10年目)

ローンを完済した後の6年目以降は年間50万円前後、月間40,000円となります。

東京都在住の場合を前提としているので、維持費に占める駐車場代の割合が高くなっています。

では、それぞれの維持費の計算条件等を個別に見ていきましょう。

車両本体価格

車両本体価格は、メーカー希望小売価格の「2,777,563円(税込)」を利用します。オプションは一切付けていません。

今回はフルローンでの購入を前提で計算しているので、維持費の計算上は次の「ローン代」に含めて表示しています。

なお、購入時の登録手続や車庫証明手続の代行費用は、車両本体価格に含めずに、現金で支払ったと仮定して計算しています。その金額は販売店によって異なりますが、概ね50,000円~80,000円です(維持費の計算上は60,000円としています)。

ローン代

ローンの年間・月間の支払い額は、ローンの組み方によって当然変化します。頭金を多くする事や返済期間を短くする事で、発生する利息を節約する事は可能です。

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今回は60回払いのフルローン(固定金利4%・元利均等返済・ボーナス返済無し)でシュミレーション計算をしています。

計算結果は、毎月の返済額が51,014円、年間の返済額が612,168円となりました。

シュミレーションサイトを利用して計算したのですが、車両価格を万単位でしか入力出来なかったため、維持費をまとめた表には端数の7,563円を1年目の支払いに含めて表示しています。また、最終月の支払いのみ51,000円となっています。

リサイクル料金

リサイクル

リサイクル料金は最終的に廃車する人が負担する事になりますが、一旦新車購入者が負担し、売却する際に買取店などから受け取る事になります(そのまま廃車する場合は還付されません)。

なお、資金・情報管理費用として510円(2016年2月現在)が別途必要になります。この費用は売却したとしても還付されません。

2015年発売のプリウスのリサイクル料金は11,350円です。維持費の計算上は1年目にリサイクル料金と管理費用の合計11,860円を負担するようにしています。

ガソリン代

年間のガソリン代は【年間走行距離÷燃費×ガソリン単価】で求める事が出来ます。

プリウスのJC08モードでのカタログ値の燃費は「37.2km/L」ですが、実際の燃費はカタログ値よりも必ず低くなります。一般的に、実際の燃費はJC08モードで表示されているカタログ値の燃費の約8割と言われています(あくまで平均値)。そのため、維持費の計算では「37.2km/L×0.8=約30km/L」を燃費として用いています。

そして、ガソリン単価には2016年2月時点で「e燃費のサイト」に表示されている105.7円/Lを採用しています。

で、年間走行距離10,000kmにおけるプリウスの年間のガソリン代を計算すると、「10,000km÷30km/L×105.7円/L=約35,233円」となります。月間にすると約2,936円です。

駐車場代

駐車場代は月極めの駐車場などを賃貸契約した場合に発生する維持費です。自宅の駐車場を利用する場合には発生しません。

駐車場代の相場は、都心部で概ね月3万円、地方で概ね月5千円~1万円です。住んでいる場所によって異なってくる維持費となりますね(都心部でも郊外であれば、もう少し安くなります)。

駐車場

今回の維持費の計算では、東京都在住の人がプリウスを購入した場合を前提としているので、毎月かかる駐車場代は「3万円」としています。

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自賠責保険

自賠責保険は強制保険とも呼ばれていて、車を購入する場合には必ず加入しなければなりません。

支払い方法は原則一括払いで、新車購入時に37ヶ月分、その後車検の度に24ヶ月分の支払いが発生します。

新車購入時に「3年+1ヶ月」の自賠責保険に加入する理由は、初回継続車検の時に自賠責保険が切れてしまう事を防ぐためです(車検に通るには自賠責保険が有効で有る事が条件)。自賠責保険と車検の有効期限が切れるタイミングが微妙にズレているので、自賠責保険を余分に1ヶ月分多く契約する事になります。

自賠責

で、37ヶ月分と24ヶ月分の自賠責保険の金額は、以下の通りです(2016年度版)。

  • 37ヶ月・・・40,040円
  • 24ヶ月・・・27,840円

沖縄県と離島の地域は上記金額とは異なります。

自賠責保険に関しては、1年目に40,040円、4年目から以後2年毎に27,840円の維持費が必要になります。

任意保険

任意保険は自賠責保険とは違い、任意で加入する保険です。加入しなければ維持費として計上する必要は有りません。しかし、事故に遭った時の事を考えると加入しておいた方が良いでしょう。

また、日本損害保険協会のデータ(少し古いですが)によると、任意保険の加入率は約75%(損保のみ)となっています。多くの人が加入しているので、任意保険の保険料を車の維持費の1つと考えて、当記事では計算しています。

任意保険

前述した前提条件で保険料を見積もると、1年目の保険料は「20,220円」となります。2年目以降の保険料は最初に紹介した維持費の表をご覧下さい。

3年目に保険料が高くなっている原因は新車割引が適用されなくなるためです。

なお、今回の計算例では車両保険は付けていません。車両保険を付ける場合はその影響額も反映して維持費を判断して下さい。

一般的に車両保険(一般型)を付帯した場合の保険料は、車両保険を付帯しなかった場合の保険料の約2倍になります。またエコノミー型の車両保険を付けるなら車両保険無しの場合と比べて約1.6倍程度です(車両保険金額や保険会社によって異なります)。

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自動車税

自動車税は毎年4月1日時点の所有者に車の排気量に応じて課税される税金です。自動車税には「グリーン化特例」という減税制度が適用され、対象車で有れば、車を購入した翌年度の自動車税が減税されます(概ね50%又は75%)。

普通車の場合、購入した年度の自動車税は標準税率を月割(登録月の翌月から3月までの期間)で計算して納付する事になります。

標準税率は以下のようになっています。

排気量自動車税(自家用)
1L以下29,500円
1L超1.5L以下34,500円
1.5L超2L以下39,500円
2L超2.5L以下45,000円
2.5L超3L以下51,000円
3L超3.5L以下58,000円
3.5L超4L以下66,500円
4.L超4.5L以下76,500円
4.5L超6L以下88,000円
6L超111,000円

グリーン化特例が適用されると、上記の金額の概ね50%又は75%が減税されます。

で、2月にプリウス(排気量:1.8L)を新車で購入(登録)した場合の自動車税は、購入した年度が3月分のみとなり「39,500円÷12=3,200円(100円未満切捨て)」です。そして、翌年度にはグリーン化特例が適用され概ね75%の減税を受けて10,000円となります。

その翌年度以降の自動車税は、標準税率が適用されるので39,500円となります。

維持費をまとめた表の1年目の自動車税は、月割で計算した金額とグリーン化特例が適用された金額の合計となっています。そして、2年目以降は標準税率の金額となっています。

自動車取得税

自動車取得税は車を購入した際に課税される税金です。その後所有している間に課税される事は有りません。

支払う税金の金額は「取得価額×3%」となります。取得価額とは、課税標準基準額にオプションなどの価格を加えた金額を言います。詳しくは以下の記事を参考にして下さい。

ちなみに、中古車の自動車取得税の計算方法は新車の場合とは少し異なるので、別途下記記事を参考にして下さい。

で、プリウスを新車で購入した場合ですが、エコカー減税の非課税対象車なので、プリウスの自動車取得税は0円となります。

なお、自動車取得税は平成29年4月に廃止され、新たな税金「燃費課税」が導入されます。

自動車重量税

自動車重量税は新車購入時と車検時に車の重さに応じて課税される税金です。そして、自動車重量税もエコカー減税の対象となっており、減税対象車であれば新車購入時に「25%~免税」の優遇措置を受ける事が出来ます。さらに、免税が適用された車は初回の継続車検時に50%又は免税の優遇措置を受ける事が出来ます。

また、エコカー減税対象車であれば、減税が適用されない車検の時に標準税率より税金が安いエコカー本則税率が適用されます。

なお、中古車も初度登録年度の時期によってエコカー減税を受ける事が出来ます。

エコカー

エコカー減税の対象車である「プリウス(車両重量:1,360kg)」を新車で購入した場合の自動車重量税は、購入時は免税となり、初回継続車検時も免税となります。そして、2回目の継続車検以降はエコカー本則税率が適用され22,500円となります。

定期点検

定期点検には主に4つの種類が有り、それぞれの概ねの料金は以下のようになっています。

  • 新車1ヶ月点検・・・無料
  • 新車6ヶ月点検・・・無料
  • 12ヶ月点検・・・約1万円
  • 24ヶ月点検・・・約2万円

12ヶ月・24ヶ月点検の料金には、部品交換代は含まれていません。

上記の料金は通常料金です。一定期間の「定期点検」と「車検」の料金がお得になるメンテナンスパックも有ります。販売店やコースによってパック料金は様々なので、詳細は各ディーラーで確認して下さいね。

そして、各定期点検を受けるスケジュールは以下のようになります。

定期点検のスケジュール(出典:新潟マツダHP-現在はリンク切れ)

各ディーラーは、12ヶ月点検や24ヶ月点検の合間の6ヶ月毎に車の点検サービス(有料)を提供しています。マツダの場合はマツダセーフティチェックという名称です。

12ヶ月点検と24ヶ月点検は「法定」とされているように、点検を受ける事を法律で義務付けられています。ただし、点検を受けなくても罰則は有りません。

で、プリウスの維持費は、12ヶ月点検(約1万円)と24ヶ月点検(約2万円)の2つを受けたと仮定して計算しています。

車検代

車検を受けるタイミングは、購入から3年後、以降は2年毎となります(新車自家用普通車の場合)。

そして、車検代は「基本料金」と「法定費用」で構成され、それぞれの内訳は以下のようになっています。

    • ■基本料金

    • 車検手数料
    • 手続代行手数料
    • 24ヶ月点検費用

■法定費用

  • 自賠責保険
  • 自動車重量税
  • 印紙代

24ヶ月点検と自賠責保険と自動車重量税に関しては、既に個別に紹介したので、ここでは割愛させていただきます。また、点検をした結果、部品の交換が必要な場合は別途部品交換代が必要になります(部品交換代に関しては後述します)。

車検手数料と手続代行手数料は、合計で概ね2万円といった所です。そして、印紙代は1,100円です(指定工場の場合)。維持費をまとめた表の車検代には、この2つの金額の合計を表示しています。

部品交換代

車の「部品」や「消耗品」の交換時期は、それぞれ異なります。目安となるのは「期間」又は「走行距離」です。

以下の表は、ある程度短い期間又は走行距離で交換が必要な主な部品・消耗品の一般的な費用です。

部品・消耗品交換の目安交換費用
エンジン
オイル
6ヶ月又は7,500km3,000円~
エンジンオイルフィルター1年又は1万km4,500円~
ブレーキ
オイル
3年又は3万km5,000円~
ブレーキ
パッド
3万km~4万km17,000円~
ATフルード5万km17,000円~
ワイパー1年又は1万km2,000円~
冷却水2年3,000円~
バッテリー3年7,000円~

交換時期はおおまかな目安です。車の使用状況や環境、また製品の質によって異なります。また、交換費用は「Netzトヨタ大阪」のページに載っている料金(工賃込み)を参考にしています。

今回のプリウスの部品交換代は、上記表の交換時期と費用を目安にして計算しています。例えば、エンジンオイルは、年2回交換して、その費用は6,000円として計算しています。

ただし、バッテリーに関しては上記表の料金とは異なる金額を用いています(約35,000円)。というのも、プリウスには駆動用と補機用の2つのバッテリーが有り、料金が少し高めに設定されているためです。駆動用のバッテリーは廃車まで保つと言われていますが、補機用のバッテリーはおおよそ4年毎に交換が必要になります。

突発的に発生するだろう修理代は今回の維持費の計算において考慮していませんが、頭の隅に置いておいたほうが良いでしょう。

終わりに

如何だったでしょうか。維持費は、前提条件が変われば結果も大きくなる部分なので、今回紹介した結果より維持費が高くなる人もいれば、少なくなる人もいると思います。

特に、今回の計算結果では、車の為のアクセサリーとか(ex消臭剤)、洗車費用とかは入れていないので、記事で紹介した維持費より高くなる人のほうが多いのかなと思います。また本文中でも書いていますが、【修理費】に関しては自分の車の乗り方等々で大きく変わってくる部分なので、定期的な部品交換代しか反映していません。

それらも踏まえた上で参考にして頂ければと思います。

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