駐車場として使えない!パーキングメーター・パーキングチケットの利用方法

パーキングチケット  
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突然ですが、「パーキングメーター」「パーキングチケット」を使ったことありますか?

下記がパーキングメーター

パーキングメーター

下記がパーキングチケットです。

パーキングチケット

路上で見たことはあるけど、使い方がわからないからスルー・・・なんて人が多いのではないでしょうか。

ちょっとパーキングメーターやパーキングチケットに興味のある人は、ネットで調べたことがあると思います。

グーグルで「パーキングメーター」と検索すると「パーキングメーターを”駐車場”として賢く使えばお得」なんて書いていますよね。

肯定的なことばかり書いていますから「次は自分でも使ってみようかな・・・」なんて思っているかもしれませんが・・・

しかしハッキリいって、パーキングメーターを駐車場として利用することはできません。パーキングチケットももちろんのこと。

厳密にいえば、駐車場として使い物になる代物ではありません。

それどころか、パーキングメーターを使ったら「駐車違反」として処理されるかもしれないって知ってましたか?

さらに、駐車できる場所なのに時間が限定されているため、使い勝手は悪すぎです。

「駐車場」として使うつもりでいるなら、最初から「コインパーキング」狙いでいた方がベターでしょう。

だから、「いつかのために・・・」なんて気持ちで、パーキングメーター・パーキングチケットの使い方や特徴を知ってもムダですよ。

え?とりあえず知っておきたい?・・・わかりました。

「なぜ駐車場として使わない方がいいのか」という理由とともに、パーキングメーター・パーキングチケットの実態について詳しく解説していきましょう。

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パーキングメーター・パーキングチケットとは?

なぜパーキングメーターやパーキングチケットが使い物にならないのかを知るためには、パーキングメーターやパーキングチケットそのものについて、知識をある程度つけておきましょう。

まずは「パーキングメーターとは何なのか」という疑問に対する知識を解説していきましょう。

パーキングメーターは路肩に設置されている「あの機械」

パーキングメーターは、路肩に駐車するクルマを管理する機械です。

こんな感じの機械を見たことないですか?

パーキングメーター

筆者の事務所から一番近いパーキングメーターの写真をとってきました。

自治体によってデザインは違いますが、似たようなものが道に立っているのは見たことあると思います。

パーキングメーターの存在理由は、駐車禁止の道路に路肩に設置して、一時的に駐車を認める(管理する)ための「機械」及び「スペース」です。

そのため、厳密にいえば私たちの抱くイメージのような「駐車場」ではないのですね。

ニュアンス的には「本当は駐車したらダメだけど、仕方ないから一時的に許そう」「その代わり、機械でキチンと管理させてもらうよ」といった感じです。

そのせいか、間違った利用をすると、容赦なく「駐車違反」になるという側面も持っています。(何をどうしたら、駐車違反になるかは、のちのちに説明していきます)

パーキングメーターの使い方を解説

パーキングメーターの足下を見ると、以下の画像のような白い枠があります。

パーキングメーターの駐車エリア

この枠内に車を止めるとパーキングメーターが車を感知し、カウントが開始します。

パーキングメーターが時間カウントしている様子

何のカウントかというと、「時間」です。仕組み的にはコインパーキングに似ていますね。

駐車するのであれば、事前に「手数料」として300円を入れます。後払いはダメですよ。

すると、このようなレシートが出力されることに。

パーキングメーターのレシート

知らない人も多いですが、パーキングメーターは手数料が必要ですからね。

なお手数料は「駐車場としての料金」ではなく、パーキングメーターを管理するための「手数料」という立ち位置になっています。

駐車が許されている時間は、最大で60分です。それまでにクルマを出さないといけません。

このようにパーキングメーターは最初にお金さえ払ったうえで、60分以内にクルマを出せば他の処理や手続きは何もいらないようになっています。

ちなみに100円硬貨しか使用出来ないので、後で焦らないように小銭を用意しておくのをお忘れなく。

パーキングチケットの仕組み

一方のパーキングチケットは、下の写真の様なチケット発行機を指し、複数の駐車スペース毎に1つ設置されています。

必要な料金(多くの場合、60分で300円)を入れると、シール型のチケット()が出て来るので、これをフロントガラスの見やすい位置に内側から貼りましょう。駐車出来る時間は最大で60分(40分も有り)です。

パーキングチケット

:チケット発行機は旧型と新型が有り、新型機は「車のナンバー」の入力が必要です。発行されたチケットにもナンバーが記載される様になっています。

パーキングチケットの場合、料金を支払っていたとしてもチケットを貼っていなければ駐車違反となるので、注意が必要です。

ちなみに、チケット発行機は以下の標識が有る付近に設置されています。

チケット発行機

参考にこの標識の場合、チケット発行機に料金を入れると60分間の駐車が可能となります(利用出来るのは9時〜20時)。

なお、パーキングチケットはかなり数も少ないため、ここからはパーキングメーターを中心に解説しています。

なぜパーキングメーターを積極的に使うべきではないのか

パーキングメーターやパーキングチケットについて基礎知識を解説してきましたが、どうでしたか?

「意外と使い勝手がよさそう」「今度使ってみよう」と思ったのではないでしょうか。

かくゆう筆者も最初はそう思っていたのですが、実はそうではないのです・・・。

パーキングメーターの真の姿をしれば「使いたい」なんて、これっぽっちも思わなくなりますよ。

今から延々とパーキングメーターの悪口を書いていく気満々なのですが、何が「ダメな点」あらかじめピックアップしておきます。

パーキングメーターがダメだと思う4つの点
  • ダメな点1.60分以上使ってしまうと「駐車違反」になる
  • ダメな点2.枠内にしっかり停めないと「駐車違反」
  • ダメな点3.土日使用不可なうえに利用時間が限られている
  • ダメな点4.そもそもパーキングメーターの数が少なすぎ

それぞれ詳しく説明していきます。

ダメな点1.60分以上使ってしまうと「駐車違反」になる

パーキングメーターが駐車場として戦力にならない最大の理由が、60分以上はどうあがいても使えないことです。

追加料金として300円を入れれば良いといいわけではなく、60分で完全にシャットアウト。

最初に駐車してから60分以上駐車していると、容赦なく「駐車違反となります。

駐車違反になれば、1点減点されたうえで10,000円もの反則金がかかってしまいます。

規定の時間を1分でも超えたら、いつ取締りを受けてもおかしく無い状態です。

制限時間までには、絶対に車を出すようにしましょう。

パーキングメーターは比較的「駅近」など便利な場所にあります。

便利な場所にありながら、60分以上停められないのはちょっと駐車場としてはナシですね・・・。

ダメな点2.枠内にしっかり停めないと駐車違反

パーキングメーターは基本的に路肩に縦列駐車するので、運転が下手な人には停めにくいという難点があります。

停めにくいだけならまだしも、ちょっと雑な停め方をすると「駐車違反」になっちゃうんですよ。

タイヤが白枠から完全にはみ出して停めたら、容赦なく駐車違反です。

他にも枠から完全にはみ出したり、明後日の方向を向いて停めていたらアウトというルールがありますが、これは当たり前といえば当たり前です。

しかしタイヤがはみ出したかどうかで判断されるのは、ちょっと厳しい気が・・・。

また、はみ出しているかどうかは、駐車禁止を町でチェックしている監視員(緑のジャンパーを着た人)のさじ加減になるわけですから、タチが悪い。

駐車が下手という人は、絶対にパーキングメーターを使わない方がいいでしょう。

ダメな点3.土日使用不可なうえに利用時間が限られている

駐車場って土日に使うことが多くないですか?

しかし、パーキングメーターの利用は平日限定なのです。

厳密にいえば全てが平日限定という訳では無いですが、日曜・祝日も利用出来る場合は限られています。

地方になれば、ほとんどないといっても過言ではありません。

また、地味に痛いのが「利用可能時間」がキッチリ決まっていること。

ちなみに筆者が取材でチェックしたパーキングメーターは8時から20時まででした。

パーキングメーターの利用時間

時間外に駐車すると、「駐車違反」となってしまいますので要注意。

ダメな点4.パーキングメーターは数が少なすぎ

個人的に一番のダメなポイントだったのが、パーキングメーターの「数」です。

設置場所が少なすぎるんですよ、パーキングメーターは。

特に地方になるとひどいもので、市町村に1か所しかなかったりするのはザラにあります。

かくゆう筆者もパーキングメーターの写真を撮影するために、最寄りの設置場所まで行ったのですが、事務所から40~50分もかかりました。

そんなにへんぴなところに事務所があるわけではないのに・・・設置場所少なすぎです。

なお、パーキングメーターの設置場所は各都道府県にある警察のホームページで確認できますよ。

「○○県 パーキングメーター」と、検索すればすぐにわかります。

参考までに福岡県警の設置場所案内ページを示しておきましょう。

自分のエリアの設置場所を確認して、その数の少なさに絶望してみてください。

以上、さんざんダメな点を言ってきましたが、では駐車場にするには何がいいんでしょうか?

答えは「コインパーキング」です。

パーキングメーターの代わりは「コインパーキング」が一番

コインパーキング

ハッキリいえば、どの町にも絶対にある「コインパーキング」を素直に使うべきです。

パーキングメーターとコインパーキングの違いを表にしてみると、いかにコインパーキングの方が優れているかわかります。

種類時間制限1時間あたりの金額立地停めやすさ
パーキングメーター60分まで300円
コインパーキング無制限100~600円

コインパーキングなら60分以上停めても「駐車禁止」になりませんし、駅近にも立地しています。

パーキングメーターよりもクルマが停めやすくなるよう、設計しているので駐車が苦手な人も安心して停められるのも魅力。

料金についても、場所によってはパーキングメーターの1時間300円よりも安くなります。

実際にパーキングメーターの現地を取材した時、メーターのすぐ隣にこのようなコインパーキングが。

日中45分で100円ですから、パーキングメーターより圧倒的にお得です。

特に地方は日中でも1時間100円なんてザラにあるので、パーキングメーターを使う理由なんてこれっぽっちもないのです。

パーキングメーターは「とっさの駐車」にも不向き

パーキングメーターを使う時、「他に停めるところが見つからなかったので」という理由が多いです。

確かに路肩にあるパーキングメーターは目に付きやすいので、とっさの駐車には良いでしょう。

しかし、とっさに停めたのはいいものの、クルマに帰ってきて「駐車違反」になっていたらどうしますか?

「ついつい60分以上停める」「焦って雑に停める」なんてことは、ありえない話ではありません。

だからこそ、とっさの時であってもコインパーキングを使うべきなのです。

運転中であってもコインパーキングの探し方

運転中であってもコインパーキングは意外とすぐに見つかります。

意外と知られていませんが、カーナビの「駐車場検索」を使えばいいのです。

スマホのアプリを使って検索するのもアリですが、かならずスマホのように設置しておくこと。

運転中にいつものようにスマホをいじるのは危険ですし、何より「交通違反」になります。

運転中に携帯電話を持っているだけでも1点減点で、反則金は6,000円かかります。

仮にも携帯電話使用中に事故を起こせば、2点減点で9,000円の反則金がかかりますよ。

まあ何にせよ、とっさに駐車場を探すことがないのが一番ですから、お出かけ前に目的地近くのコインパーキングを事前に探しておくのが一番です。

事前に駐車場探しをするのであれば「ナビタイム」が勝手よくてオススメです。

まとめ

今回の記事では「パーキングメーターは駐車場として使うべきでない」とお伝えしてきました。

駐車違反になる要素があまりにも多く、そもそもの数が少ないのでパーキングメーターを駐車場として期待するのが絶対にやめてください。

駐車場を求めているなら、素直にコインパーキングを使うことをおすすめします。

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