車査定マニア
ユーザー車検の流れ

車の整備から書類作成、そして検査手続きまで車検に関する全ての行程をユーザー自身が行う「ユーザー車検」。初めてユーザー車検を受ける人の中には、どのような流れで手続きを進めて良いのか分からない人もいるでしょう。

そこで、今回はユーザー車検の流れ・手順などについて紹介します。

ユーザー車検の流れ

まず、ユーザー車検の全体の流れを見てみましょう。全体像を把握すれば、ある程度イメージを掴めるかと思います。

■ユーザー車検の流れ

    ■車検日前にやっておく事

  • 24ヶ月点検整備
  • 必要書類の準備・確認
  • 車検の予約
  • ■車検当日にやる事

  • 書類の入手・作成
  • 受付
  • 検査
  • 新しい車検証の取得

では、それぞれについて見ていきましょう。

車検日前にやっておく事

24ヶ月点検整備

24ヶ月点検整備は法定点検の1つです。車の足廻りや下廻りなど、規定された項目を点検・整備します。

24ヶ月定期点検整備のチェック項目と点検整備記録簿への書き方

24ヶ月点検

なお、車検後に点検・整備しても特に問題は有りません。車検当日に検査官から点検整備記録簿の提示を求められますが、「後で整備します」と伝えれば大丈夫です。

後整備の場合、交付される車検証には「点検整備記録簿記載なし」と備考欄に記載されます。車を売る際に売却価格に悪影響を及ぼす可能性が有るので注意が必要です(売却する際に点検整備記録簿を提示すればおそらく大丈夫だと思いますが)。

ユーザー車検の予約

車検を受けるには、事前に「予約」を取る必要が有ります。予約が取れるのは、検査予定日の2週間前からです。

車検の予約

予約は専用サイトで行います(軽自動車は電話予約も可能)。予約方法については以下の記事を参考にして下さい。

ユーザー車検の予約方法

なお、運輸支局等が暇な時は予約無しでも受けられる場合が有ります。しかし、車検は原則予約制です。全ての手続きにおいて予約者が優先されます。車検を断られる場合も有るので、予約を取った方が良いでしょう。

車検を受けられる時間

ユーザー車検を受けられる時間帯は以下の4つとなっています。予約する際は日にちだけでなく、車検を受ける時間帯まで指定します。再検査を受ける事も考慮して、午前中のラウンドに予約を入れた方が良いでしょう(再検査は予約不要)。

4ラウンド制が採用されていて、午前に2ラウンド・午後に2ラウンドとなっています。

  • 1ラウンド目・・・9時~10時15分
  • 2ラウンド目・・・10時30分~12時
  • 3ラウンド目・・・13時~14時15分
  • 4ラウンド目・・・14時30分~16時

上記の時間は、検査ラインの稼働時間です。受付自体はもう少し早めに行わなければなりません。

なお、当日予約も可能ですが、午前のラウンドは8時まで、午後のラウンドは12時までに予約をしなければなりません。

ユーザー車検が混雑する時期

ユーザー車検が混雑する時期は以下の通りです。

  • 混雑する月・・・2月~4月(特に3月)
  • 混雑する日・・・週末・月末

混雑

3月は、新車・中古車ともに販売台数が非常に多くなります。そのため、車検を受ける車も多くなり、車検場が最も混む時期となります。最も混む時期を避けて2月に車検を受ける車も多いです。また、3月に車を購入しても登録自体は4月にずれ込む車も有り、4月に車検を受ける車もけっこういます。

なるべくなら、2月~4月にユーザー車検を受ける事は避けたいところです。しかし、通常、車検を受ける時期は「有効期限から1カ月前」です。3月から4月に有効期限を迎える場合は、避ける事は出来ません。

車検は期限日(満了日)の何日前から受けられる?

そこで、混雑していない日に予約を入れるようにしましょう。それが週末・月末以外の日です。それでも2月~4月は混雑しているわけですが。少しはマシだと思いますよ。

車検当日の流れ

それでは、ユーザー車検当日の流れについて見ていきましょう。

なお、ユーザー車検にかかる時間は、書類作成時間も含めると1時間程度です。運輸支局の混み具合によっては、もう少しかかる事も有るでしょう。

書類の入手・作成

申請書などを運輸支局場内の用紙販売所で購入・入手します(必要書類については後述)。

運輸支局によっては、用紙販売所が別の建物に設置されている場合も有るので、施設案内などでどこで入手出来るかチェックして下さい。

運輸支局の構内案内図

検査手数料などは印紙・証紙を購入する事で支払います。購入した印紙・証紙は所定の用紙に貼付します。

書類の記載例は受付窓口付近に掲示されているので、記載例と車検証を見ながら作成して下さい。

受付

書類を作成し終わったら、継続検査窓口に書類を提出して受付を行います。この時、予約時に取得した「予約番号」も受付に伝えて下さい。

書類に不備が無ければ、車を検査ラインへ移動させます。

検査ライン

検査ラインでは、検査官や検査機によって以下の検査を受けます。電光掲示板・検査官の指示に従って、検査を受けて下さい。

検査が終了すると、検査ラインの出口付近に有る「完成ボックス」で総合判定を受けます。合格だった場合、継続検査窓口に行き書類を提出すれば新しい車検証と車検証ステッカーを受け取り、手続きは完了です。

車検証のステッカー【検査標章】の意味や貼り方・位置のまとめ

不合格だった場合は、車の整備・調整を行い、再検査を受けます。当日の再検査は2回まで無料で受ける事が出来ます。

ユーザー車検に落ちたら?落ちた後にすることまとめ

ユーザー車検で必要な書類

ユーザー車検に必要な書類は以下の通りです。

  • ① 申請書(OCRシート専用第3号様式)
  • ② 自動車検査票
  • ③ 手数料納付書
  • ④ 自動車重量税納付書
  • ⑤ 印紙・証紙
  • ⑥ 車検証
  • ⑦ 自賠責保険証明書
  • ⑧ 予約番号
  • ⑨ 自動車税納税証明書
  • ⑩ 点検整備記録簿

①~⑤までの書類は運輸支局にて入手します。

⑨の自動車税納税証明書は提示を省略する事が可能です。ただし、登録自動車である事や自動車税を滞納していない場合など、省略するには一定の条件が有るので注意が必要です。

自動車税納税証明書がなくても車検を受けられる条件【平成27年4月より開始】

なお、⑩の点検整備記録簿は前述した通り、提示しなくても車検を受ける事が出来ます。車検の合否には何も影響しません。

申請書の書き方

申請書(OCRシート専用第3号様式)の書き方は以下の通りです。

ユーザー車検の申請書の書き方

①~④は鉛筆で記載して下さい。⑤はボールペンで記載します。


  • ① 該当する車検の有効期間の番号を記載します。車検の有効期間が2年の車は「4(2年検査車)」、1年の車は「1(1年検査車)」となります。
  • ② 登録番号を車検証を見ながら記載します。
  • ③ 車台番号の下7桁を車検証を見ながら記載します。
  • ④ スピードメーターの総走行距離計に表示されている距離を記載します。
  • ⑤ 使用者の氏名・住所を記載し、認印を押印します(署名が有れば押印が不要な場合も有ります)。

ユーザー車検の費用

ユーザー車検の費用は以下の通りです。

  • 検査手数料・・・普通車:1,800円、小型車:1,700円、軽自動車:1,400円
  • 自賠責保険(24ヶ月契約の場合)・・・自家用乗用車:27,840円、軽自動車:26,370円
  • 自動車重量税・・・車の車両重量によって異なる(詳しくはこちら

テスター屋を利用する場合はその分の費用も発生します(参考:テスター屋の利用料金)。あと、普段の整備状況によって異なりますが、整備費用も発生します。

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