車両保険の免責金額は少し高めに設定するのがおすすめな理由

決め方  
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車両保険を契約するとき、免責金額(自己負担額)を決める必要が有ります。この免責金額は、「無し」にしておくと事故を起こして車両保険を使ったときに、車両保険金額がそのまま支払われます。

一方で、免責金額を設定していると、「車両保険金額から免責金額を差し引いた分」が支払われる事になります。

これだけを見ると、「免責金額が無い方が多く保険金を貰えるのだから良いのでは?」と思ってしまいますよね。しかし、ちょっと待って下さい。免責金額を設定しておくと、その分受け取れる保険金は減りますが、支払う保険料が安くなるのです!

ここでは、車両保険の免責金額を変えると保険料にどれくらい影響が有るのかを、実際にダイレクト型の自動車保険で見積りを取って比較し、おすすめの免責金額を提案します!

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契約時の免責金額の決め方

自動車保険の契約時に車両保険を選択すると、免責金額を決めなければなりません。基本的に、免責金額は「1回目○万円、2回目以降○万円」という設定の仕方をします。

決め方

保険期間中に初めて事故を起こして、車両保険を使った場合に適用される免責金額が「1回目○万円」の金額です。そして、同じ保険期間中に2回以上車両保険を使う事になった場合、2回目以降の免責金額は「2回目以降○万円」の金額となります。

なお、実際に見積りを取る際には、例えば「1回目5万円、2回目以降10万円」の場合は「5−10万円」といった風に簡略化された表示がされる事が有ります。

免責金額毎の保険料

ここでは、以下の前提条件を基にセゾン自動車火災保険で実際に見積りを取って、免責金額が保険料にどれくらいの影響を与えるかを見ていきましょう。

保険料

前提条件

契約者:35歳男性(既婚)
免許証の色:ゴールド
運転者の範囲:本人と配偶者(26歳以上)
ノンフリート等級:11
事故有り係数適用期間:ゼロ
車種:プリウス(ZVW30)
使用目的:日常・レジャー
補償内容:対人対物無制限、人身傷害3000万円(車内のみ)、無保険車傷害無制限、他社運転特約、車両全損修理時特約、弁護士費用特約(300万円)

なお、車両保険は「一般型」を選択しており、保険金額は100万円です。

設定出来る免責金額は保険会社によって異なります。必ずしも下記の免責金額を選択出来るとは限りません。

0-0万円の場合

免責金額を「0−0万円」、つまり免責金額を「無し」にした場合の保険料は62,900円でした。この金額が、以下の比較の基準にとなります。

ちなみに、車両保険を付けなかった場合の保険料は31,310円なので、車両保険自体の金額は31,590円となります。

0-10万円の場合

1回目の事故に対する免責金額をゼロ、2回目以降の事故に対する免責金額を10万円とした場合の保険料は62,110円でした。

免責額を無しにした場合と比べると790円下がりましたが、それほど大きな差は有りませんね。

5-10万円の場合

次に、1回目の事故に対する免責金額を5万円、2回目以降の事故に対する免責金額を10万円として見積りを取ってみた結果、保険料は56,620円となりました。

1回目の事故から免責金額を設定する事で、保険料は大きく下がる様ですね。免責金額無しの場合と比べると、6,280円安くなりました。

10-10万円の場合

最後に、1回目の事故の免責金額も2回目以降の免責金額も10万円に設定して見積りを取ると、保険料は51,930円となりました。

免責金額無しの場合と比べると、10,970円も安くなりましたね。

まとめ

設定免責金額毎の保険料をまとめておきます。

免責金額保険料
0-0万円62,900円
0-10万円62,110円
5-10万円56,620円
10-10万円51,930円

おすすめの免責金額は?

以上、免責金額毎の自動車保険料の違いを実際に見積り取って比べてみましたが、いかがでしたか?免責金額無しと有りでは、年間の保険料が1万円以上変わるケースも有りましたね。

オススメ

しかし、保険料が安くなるからといって免責金額を高くし過ぎるのはおすすめ出来ません。「10-10万円」の場合は、10万円以上の修理が必要となる事故に対してしか保険金を請求出来ません。また、請求したとしても保険金が貰えるのは10万円を超えた部分のみです。

もともと大きい事故だけを想定して、軽微な損傷であれば保険を使わずに自分で直すつもりだと言う方は、免責金額を高くしても良いでしょうけどね。

一方で、免責金額を全くのゼロにしてしまうのも、保険料が高くなるのであまり好ましく無いです。また、軽微な事故に対して簡単に車両保険を使ってしまうと、等級が下がり翌年の保険料が一気に上がってしまいます。車両保険をむやみに使わない様に、「歯止め」の意味でも免責金額は設定設定しておいた方が良いです。

車両保険の基礎~利用した場合の等級や車両保険の種類など

そこで、おすすめの免責金額はズバリ!「5−10万円」です。上述した様に、1回目の事故から免責金額を設定すると保険料は一気に安くなります。

また、自動車保険は長期契約でない限り1年契約です。1年の間に2回以上も保険事故を起こす方はあまりいませんよね。従って、2回目以降の免責金額は高くしても問題無いので、「5−10万円」が好ましいのです。

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