車査定マニア
輸出される車

輸出される車

中古車の輸出業者は、中古車を仕入れて来て海外にいるバイヤーと商談を成立させ、海外に輸出する人たちです。日本の車は丈夫ですし、日本人は乗り換えのペースが諸外国と比べると早いので、海外では日本車が人気です。

従って、今後も日本では中古車の輸出業者は増えていくと考えられます。

そこで、ここでは中古車輸出業者をするのに必要な免許や、輸出をしたときに得られる年収などについて見ていきましょう。

中古車輸出業に必要な免許

輸出

中古車の輸出業者になるには、古物商許可を取る必要が有ります。なお、古物商許可は輸出に必要なのではなく車を仕入れる為に必要となります。

古物商免許の取り方や費用~違反すると100万円以下の罰金も有り!

中古車の輸出には、通関業務や船の予約、代金支払方法など輸出独特の事務に関する知識が必要です。しかし、個人の方や中古車販売店を経営している方が、いきなり中古車輸出業を始めようと思っても輸出に関する知識が無いので難しいですよね。

そこで、通信講座などで輸出の一連の流れを把握してから、事業を開始するケースが多い様ですね。

販路(バイヤー)の見つけ方

中古車の輸出で最も重要なのは、“販路の開拓”、つまりバイヤーの見つけ方です。輸出業では日本以外の国全てが見込み客となります。しかし、バイヤーを探して世界中を旅する訳にはいきませんよね。

日本の中古車を多く輸入している国(ケニアやウガンダなどのアフリカ諸国)を実際に訪問して、バイヤーを見つける事も可能ですが、いきなり行っても何をすれば良いかも分からないですし、アフリカは日本人からすると危険な国です。

海外のバイヤー

しかし、心配は要りません。日本にいても世界に点在するバイヤーを見つける方法が有るのです。それは、日本の輸出業者と海外のバイヤーを繋ぐ仲介をしている会社(サイト)で登録をして、ホームページに輸出したい車両を掲載する方法です。

バイヤーは、ここに掲載されている車両で気に入ったものが有れば、個別にメール等で商談をする事になります。有名なところでは、日本中古輸出業協同組合(JUMVEA)tradecarview(カービュー))などが有りますね。

:元々東京証券取引所に上場していましたが、2015年3月にヤフーの完全子会社になり上場廃止となっています。

サイトに自社の在庫を掲載するには、会費や成約手数料などがかかりますが、仲介の会社を挟む事で簡単にバイヤーを見つけられますし、間に入った会社がお金のやり取りをしてくれるケースが多いので、代金回収リスクを減らす事も出来ます。

輸出業とはいっても、基本的に仕事のやり取りはメールで行う事が多いです。従って、英語でメールが出来る程度の語学力が有ればOKです。但し、英語が得意であれば直接電話で商談も出来るので有利ですね。

中古車輸出業者の年収は?

中古車輸出による売上

中古車輸出業をする場合、一般の中古車販売店と同じ様に仕入をして販売する事になります。但し、バイヤーが展示場に車を見に来る訳では無いので、中古車販売店の様な展示場は不要です。

その代わりに、在庫を置いておくためのヤードが必要となります。また、海外に自動車を輸出する場合、輸出先によっては車が条件を満たしているかどうかの検査が求められる事が有るので、JEVICなどの検査機関で検査を受けなければならないケースが有ります。

さらに、輸出するには通関手数料や現地までの輸送料、保険料がかかりますし、上で紹介した業者を利用するのであれば成約料なども発生します。

参考:輸出の場合、一般的に車体価格(Cost)・輸送料(Freight)・保険料(Insurance)が込みの価格で取引をします(この価格をCIFと言います。)従って、輸送料や保険料は相手方負担になる事が多いです。

輸出による売上から、これらの経費を引いた分が儲けになる訳ですね。

中古車輸出業者の年収は、一概に答える事は出来ませんが、頑張り次第でかなりの金額になる可能性が有ります。個人の方が片手間で輸出業に手を出しても、あまり儲からないかもしれないですが、輸出をメイン事業にして取引量を拡大していくと、儲けは青天井ですね。

まとめ

いかがでしたか?海外で人気の有る日本の中古車に目をつけたビジネスである「中古車輸出業」。古物商許可を取れば誰でも始める事は出来ますが、これで一儲けしようと思ったらそれなりの覚悟が必要ですね。

また、元々中古車販売店をしていた方にとっては、新しい事業展開として中古車の輸出をするのも良いかもしれないですね。

スポンサーリンク