駐車場経営者になるために必要な資格と年収

駐車場  
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相続などで家族から受け継いだ土地が有るけど、使い道が無いからといってそのまま放置していませんか?また、不動産を使って何か経営をしたいと思っている人はいませんか?

そういう方にオススメなのが、駐車場経営です。ここでは、駐車場経営者とはどういうものなのか、必要な資格や実際に駐車場経営を行った得られる年収等について紹介していきます。

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駐車場経営者とは?

立体駐車場

駐車場経営者は、読んで字の如くですが、駐車場を経営する方の事です。駐車場を経営する土地を見つけて購入し、メンテナンスや貸し主の募集・契約・集金・トラブル対応など駐車場を管理運営するのが仕事です。

最近は、親の住んでいた家が死亡により空き家となり、そのまま使用も売却もされずに放ったらかしにされている事が問題視されており、空き家対策が重要となっています。

参考:空き家を更地扱いし、固定資産税を更地と同様の設定にする「空き家対策特別措置法」が平成27年2月に施行されており、空き家のまま放っておくと、税金上損をする可能性が有ります。

空き家は取り壊せば更地にして駐車場にする事が出来ますし、日照等の諸条件が悪い土地で居住施設に向いていない場合でも、駐車場として有効活用出来る事が多いので、今後ますます駐車場経営は人気が高まっていくでしょうね。

駐車場経営者になるための資格

駐車場経営者になるには、特段、学歴や資格など不要で、駐車場を運営する土地さえを持っていればOKです。

但し、経営にあたって駐車場法都市計画法道路交通法など様々な法律の知識が必要となります。

駐車場の経営スタイル

駐車場経営の業態は、経営者の考え方や置かれた状況などによって様々です。全ての管理を自分で行う自己経営の他にも、駐車場管理会社に土地を提供して、一括借上げをしてもらい安定した賃貸収入を得るという方法も有ります。

また、経営は自分でするけどセキュリティ面は専門の会社に業務委託する、というケースも有ります。

駐車場経営者の年収は?

駐車場経営者の年収は、運営している駐車場の1台当りの賃料(月極の場合)と台数によって異なるので、一概にいくらと言う事は出来ません。

1〜2台分しか貸していない人もいれば、複数の場所で駐車場経営をしたり、立体駐車場を作って多くの車を止めれる様にしている人もいるので、収入はバラバラですね。(もちろん場所によっても大きく変わりますしね。)

駐車場経営とお金

なお、駐車場経営を個人で行う場合は個人事業主となります()。経営にかかる経費は自分で負担しなければならないので、駐車料として受け取ったお金が全て自分のものになる、という訳では有りません。

:自己の管理の元で運営する場合(キズや盗難などの責任も負担するケース)は事業所得若しくは雑所得となり、駐車場として場所を貸しているのみの場合は不動産所得になります。(参照元:国税庁

駐車場経営に必要な経費としては、以下の様なものが有ります。

  • 固定(償却)資産税
  • 設備費・修繕費
  • 電気代
  • 管理費(外部に委託する場合)
  • 人件費(管理人を置く場合)
  • 駐車場協会の会費(入会する場合)

全日本駐車協会を大元に、各地に駐車場協会が有り、入会すると駐車場経営に関する情報提供やサポートなどを受ける事が出来ます。

まとめ

いかがでしたか?駐車場経営者になるのは、土地さえあればOKなのでとても簡単です。とはいっても、先立つもの(土地)が無ければ始める事は出来ませんけどね・・・。

自分で全て管理運営すれば、手元に残るお金は多いですが手間がかかります。一方で、管理運営を業者に任せれば、手間はかからないけど手元に残るお金は少なくなります。

どちらが自分に合っているかをよく考えて、スタイルを決めていきたいですね。

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