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ブレーキペダル

ブレーキペダル

ブレーキ関連のトラブルは大事故に繋がる事が多いので、可能であれば車に乗る度に点検したいところです。しかし、毎回点検するのは面倒ですし、そんなに暇な人もあまりいないでしょう。

そこで、ここではブレーキの日常的な点検方法や点検時期、ブレーキフルードの交換時期や交換時の注意点などについて紹介していきます。

ブレーキの日常点検の手順

ブレーキ関連のトラブルは知らないうちに進行し、ある日突然限界に達し不具合として表面化します。急に不具合が生じるので、場合によっては事故に直結する事も有ります。従って、日常的に自分でブレーキの状態を把握しておく必要が有ります。

そこで、以下ではブレーキの日常点検の手順を紹介します。

車の点検・ブレーキの点検

まずはブレーキペダルですが、指で押して重くなるまでに軽く動く範囲(遊びの部分)が有るかどうかをチェックします。これがおおよそ5〜6mm有れば問題有りません。

自動車のブレーキパッドの交換時期の目安~車がブルブルしだしたら要注意。

次に、ブレーキに足を乗せたままの状態でスターターモーターを回してみましょう。始動した瞬間に「スゥー」と引き込まれれば()OKです。

:これをマスターバック機能といいます。エンジンを始動すると、負圧(吸い込む力)を利用して小さな力でブレーキが効く様に、力を増幅する事が出来ます。

そして、エンジンを始動してサイドブレーキを解除した状態でブレーキペダルを踏みます。ブレーキを踏んで「ガチッ」と踏み応えが有ればOKです。

なお、サイドブレーキは、解除した状態から引き切れるまでに「カチッ」という音が何回するかを確認します。5〜6回以上鳴る様であれば、アジャスター()で調整する必要が有ります。

:サイドブレーキのレバーの支点近くに有ります(足踏み式のサイドブレーキでも同様)。

これらの点検は、最低でも月に1度くらいのペースで実施したいですね。

ブレーキフルードを交換するタイミング

ブレーキフルード(ブレーキオイル)も、ブレーキ関連の点検の一環としてチェックする必要が有ります。

ブレーキオイル
ブレーキフルードは、使用に応じて少しずつ湿気(水分)を取り込んでいき()、ブレーキシステム内(ブレーキキャリパーやホイールシリンダー)を次第に錆びさせてしまいます。

:成分中のグリコール・エーテルが水分を吸収します。

そしてこれらが錆びると、最終的にはブレーキフルードの漏れに繋がり、周辺の塗装や金属を駄目にしてしまいます。

ブレーキフルードの交換を怠ると、他にもブレーキの制動性能が低下したり、急ブレーキ時にペーパーロックが起きたりします。

そこで、ブレーキフルードは定期的な交換が必要となるのですが、毎年交換する必要は有りません。リザーバータンクの上限と下限の間に有るのであれば、交換は4年に1度程度、若しくは4万キロ毎に交換するといった感じで良いでしょう。

但し、ブレーキフルードが目視で濁っている・黒ずんでいると分かるのであれば、上記の交換時期に関わらず交換した方が良いですね。

ブレーキフルードを交換する時の注意点

ブレーキフルードを交換する際には、以下の点に注意が必要です。

注意点

交換は湿気の低い日に!

上述した様に、ブレーキフルードは水分を吸収します。湿気の高い日だと外気に含まれる水分を吸収し、劣化が進んでしまいます。

ブレーキフルードの交換は、可能な限り晴れた湿度の低い日にする様にしましょう。

ABS搭載車は要事前確認!

ABS(アンチロックブレーキシステム)が搭載されている車の場合、通常の交換手順よりも複雑になる事が有ります。事前にディーラーに行って作業手順を確認する様にしましょう。

ブレーキフルードが塗装に付かない様に!

上記で、ブレーキフルードの交換を怠るとブレーキシステム内に錆が発生し、ブレーキフルードの漏れに繋がると書きました。ブレーキフルードが塗装に付くと、塗装の奥まで浸透し駄目になってしまいます。

交換を怠るのもNGですが、交換時に塗装に付いてしまってもNGなので、十分に注意しましょうね。万が一塗装に付いてしまった場合は、素早く洗い流す様にしましょう。

お店に交換(補充)を頼む時にかかる費用の目安

ブレーキフルードを自分で交換(補充)出来る人は良いですが、方法が分からなかったり面倒な場合は、整備工場やディーラー等に持ち込んで交換してもらう事になります。

整備工場での整備

業者によって金額は様々ですが、街中のカー用品店やガソリンスタンドなどでは、フルード代が1L1,500円程度、工賃が3,500円程度で合わせて5,000円程度が相場だと思っておくと良いでしょう。

一方で、ディーラーに頼むとフルードと工賃で1万円程度する事が有ります。

カー用品店などでは、一般的にリザーブタンク内のブレーキフルードしか交換してくれない事が多いです。しかし、ディーラーではリザーブタンクだけでなくキャリパーの中まで網羅的にフルードを交換してくます。この差が料金に現れている感じですね。

注意:リザーブタンク内のブレーキフルードだけ交換するのは意味が有りません。そういった意味では、多少費用は増えますがディーラーでしっかりと交換してもらった方が良いでしょう。

コラム:サイドブレーキを引いたまま走行した場合

車で走行するときに「サイドブレーキを解除したつもりだったけど、実は引いたままになっていて、そのまま走行してしまった」という経験は結構有るのではないでしょうか?

サイドブレーキ

サイドブレーキを引いたまま走ると、いつもより速度が出にくかったり焦げ臭い匂いがしてきたりします。

車種にもよりますが、一般的にサイドブレーキが解除されていないとブレーキ警告灯が点灯したままになります。

車の計器・警告灯の見方と意味

そこで気付いてサイドブレーキを解除出来れば良いですが、気付かずにそのまま走り続けてしまうと、ブレーキフルードのオイル漏れやペーパーロック現象、フェード現象などが起き、最悪のケースだと車両火災となる事も有ります。

数キロ程走った程度で有れば、その後特にブレーキに問題が無ければそのまま様子見でも良いですが、数十キロ走ってしまったのであれば、ブレーキに異常を来している事が考えられます。

必ずディーラー等に相談し、ブレーキの交換など対処をする様にして下さいね。

:坂道などでのサイドブレーキの引き忘れにより車が止まり切らず、交通事故に繋がる事も有ります。引いたまま走るのも駄目ですが、引き忘れにも十分注意が必要です。

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