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カーナビゲーション

新車を購入する時、どのオプションを付けようかな?と考えている時間って幸せですよね。アレも欲しいコレも欲しいと考えていると、予算オーバーになってしまう事がしばしば有るのでは無いでしょうか。

そこで知っておいて欲しいのが【オプションの値引き交渉の正しいやり方】です。ちょっとした事ですが、これをやれば数万円程度なら簡単に節約可能なので、予算の範囲内で欲しいオプションを全て付ける事が出来るかもしれませんよ。

なお、オプションと言っても、オプションにはメーカーオプションとディーラーオプションの2つが有りますので、交渉方法を見る前に両者の違いを見ておきましょう。

オプションの種類【メーカーオプションとディーラーオプションの違い】

オプションは「メーカーオプション」と「ディーラーオプション」の2つに分けられます。

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メーカーオプションとはメーカーの製造工場で車を作る中で装着される装備の事です。例えば、サンルーフや本革シート、特殊なボディーカラー、スマートキーなど車内部に専用のシステムを搭載して制御する必要がある装置などが挙げられます。車が工場から出荷されて販売店に届いたら、変更や追加が利かないオプションの事を言います。

一方でディーラーオプションとは販売店(ディーラー)で装着出来る装備の事です。例えば、フロアカーペット・フットレスト・ETC車載器などが挙げられます。

要はメーカーの製造工場で付けられるものか・そうじゃないか?の違いですね。詳細は下記を御覧ください。

メーカーオプションとディーラーオプションの違い

両者の値引きの取り扱い

同じオプションですが、メーカーオプションとディーラーオプションでは値引き時の取り扱いが異なります。値引きを獲得しやすいのはディーラーオプションです。

インテリアカップ

というのも、メーカーオプションは、その金額を「車両本体価格」に含めて考えるので、それ単体で値引き交渉を行うのが難しいからです。(その分、車両本体価格の値引額の枠が多少増える可能性は有ります。)

一方でディーラーオプションは違います。それ単体で値引き交渉が可能です。一般的にカーディーラーはオプション品を仕入れるときに約20%~30%程度のマージン(粗利益)を取っていると言われています(原価率が7割~8割)。

従って上手くやれば、ディーラーオプションから15%~20%程度の値引きは受けられる事になります。(ディーラーのマージン分全てを値引きしてくれる可能性も有り)

両者の関係をまとめると以下のようになります。

種類金額の把握方法値引き可能性
メーカーオプション車両本体価格に含める可能性低い(枠が増える可能性は有り)
ディーラーオプションオプション単体で考える15%~20%

よって、以下ではディーラーオプションの値引き方法に絞って話を進めていきます。

オプション値引きの交渉方法・やり方

以下、オプションの値引き交渉をする際のポイントをまとめていきます。

  • オプションを値引きさせる時の基本
  • どのタイミングでオプションの値引き交渉を切り出せば良いのか?
  • 簡単にオプション値引きを引き出す方法
などの情報を知りたい人は続きを御覧ください^^

【基本】車両本体とオプションは必ず別個で値引き交渉する

新車購入にかかる費用は「①車両本体価格②オプション③諸費用(④下取価格)」の4項目に分けられます。そして、値引き交渉は項目毎に分けて行うようにして下さい。決して、これらの項目を合計した総支払額から値引き交渉を始めてはいけませんよ。

これが基本です。

なぜか?

「①車両本体価格②オプション③諸費用(④下取価格)」を合計した総支払額を基準に値引き交渉を行うと、高確率で最大限の値引額を引き出すことが出来なくなるからです。

総支払額から値引き交渉を始めると、本来オプションから引かれるはずの値引額が車両本体価格の値引額に組み込まれてしまうという事ですね。

この点に関しては「ディーラーの下取り価格と新車の値引き金額のカラクリ」も参考にして下さい。

別個で値引き交渉をすれば30万円の値引きをゲット出来たかもしれないのに、最初から総支払額で値引き交渉を進めてしまったばかりに20万円の値引きしかゲット出来なかった!なんて事にもなりかねませんので、注意が必要です。必ず、

・車両本体価格からの値引きはいくらなのか?
・オプションの値引きはいくらなのか?
・諸費用の値引きはいくらなのか?

を各々明確にしながら値引き交渉を進めていって下さい。

オプションの値引き交渉をするタイミング

上述したように、新車購入時の値引き交渉は車両本体価格やオプションなどの項目別に行うのが基本です。

なので、オプションの値引き交渉は「車両本体価格」の値引きがそろそろ限界かな?と感じたタイミングで切り出しましょう。

「オプションを付けるのでもう少し値引きしてくれませんか?」

「他のディーラーさんはオプションからも値引きしてくれたんだけどな・・・」

という感じで話を進めていって下さい。

最後のひと押し作戦でオプション値引き(付帯)を獲得する

ディーラーによっては、ディーラーオプションの値引きに消極的な所も有ります。そういう場合に使えるのが「最後のひと押し作戦」です。

「最後のひと押し作戦」とは、交渉が最終段階に入り、あとは契約書(発注書)に印鑑を押すだけ!というタイミングで、「○○のオプションを付けてくれたら気持ちよく契約できるんだけどな・・・」という感じでオプションの付帯を要求する作戦です。

営業マンとしても、もうこのタイミングまで来ると早く契約してもらって自分の今月分の成績に組み込みたい!という欲求が有りますので、それほど無茶な要求でない限りすんなりと受け入れてくれる場合が多いです。

イメージ的には1万円程度の付帯物であれば、受け入れてくれるでしょう。

その他オプション値引きQA

その他オプション値引きに関する細かな部分をQA型式で紹介します。

新車値引きは車両本体価格やオプションなど項目別に値引き交渉をした方が良いとのことですが、ディーラーオプションの値引き交渉をする際にも個々のオプション毎に値引き交渉をした方が良いのでしょうか?

フロアマットやディーラーオプションのナビ・ETCなどの個別項目毎に値引き交渉をした方が良いのか?という質問ですね。これに関しては、あくまでもオプションの総額で値引き交渉をした方が良いです。

一つ一つのオプション毎に値引き交渉をしても時間がかかるだけですし、営業マンに与える心証も良くありません。

ディーラーの営業マンとは購入後もメンテナンス等で末永くお付き合いしていくわけですから、「この人は鬱陶しいお客さんだな」という印象を与えてしまうと、その後のアフターフォローの質が低下してしまう恐れが有ります。あくまでもオプションの総額で値引き交渉をしましょう。

ディーラーオプションの工賃について

メーカーオプションに関してはオプションの金額の中に工賃が含まれているのが通常ですが、ディーラーオプションの場合はオプション金額とは別に工賃が請求される場合があります。

相場としては1時間あたり8,000円前後でしょうか。稀にフロアマットなどの簡易的なオプションの設置に対しても工賃が発生している場合が有りますので、見積書をしっかりと確認して自分で出来そうなオプションの取り付けは自分で行い、無駄な費用を削減するようにしましょう。

【裏技】ディーラーオプションを後付にして自動車取得税を節約

この方法は、知ってる人は知っている節約方法なので、裏技と称するほどのものでは無いかもしれませんけど、一応説明しておきます。

車を購入するとき、自動車の取得価額に対して自動車取得税がかかりますよね(普通車:3%、軽自動車:2%)。そして、自動車の取得価額にはオプションの金額も含まれます。

例えば、ディーラーオプションを30万円分付けると仮定すると、「9,000円(30万円×3%)」の自動車取得税が課税されます。(車両本体価格にかかる取得税とは別に課税されるという事ですね。)

ディーラーオプションは、メーカーオプションとは違って後付出来るのが普通です。そこで無駄な自動車取得税を払わないようにするためにも、ディーラーオプションを後付すれば、この無駄な取得税を支払う必要が無くなります。

少しでも総支払額を抑えたい人は、ディーラーオプションは後付にしてしまいましょう。

なお、ディーラーオプションでも取得税がかかるものも有ればかからないものも有ります。

具体的には、カーナビやカメラなどのボルトやネジ等で固定して取付けるタイプのオプションは取得税の課税対象になりますが、フロアマットやゴミ箱などの簡易的に据置出来るオプションは取得税の課税対象にはなりません。

この点に関しては「新車を買う時にオプションを後付けすれば自動車取得税が安くなる」でまとめていますので、そちらを参照して下さい。

裏技を使う時の注意点

なお、この方法を使うと以下のようなデメリットが発生します。

  • 後付すると総支払い額に含める事が出来ないのでローンに組み込む事が出来ない
  • 営業マンに嫌な心証を与える(*)
  • 後付するために別途ディーラーの整備工場に預ける必要が有るので面倒

* 特にディーラーオプションの値引き交渉を行っておきながら、「取得税を安くしたいから値引き金額はそのままでディーラーオプションは後付にしてね」なんてお願いした日には非常に悪い印象を与えています。

最初からディーラーオプションは後付するつもりで、その部分の値引き交渉をしていないなら問題ないですけどね。

まとめ

オプションの値引き交渉を行う際のポイントをまとめると以下のようになります。

  • 車両本体価格とオプションの合計額で値引き交渉を行うのではなく別個で値引き交渉を行う
  • 車両本体価格からの値引きが限界に近づいてきたなと感じた段階でオプション値引きの話を切り出す
  • 金額が小さいオプションの場合、交渉の最終段階でお願いすれば比較的簡単にサービスしてくれる
  • オプションは工賃も含めた総額で値引き交渉する
  • 無駄な工賃が含まれていないかチェックする
  • オプションを後付にすればその分自動車取得税を安く出来る

オプションは、車両本体と比べると金額的に小さいので、値引き交渉しにくいな・・・と感じる人も多いと思います。しかし、交渉の結果2万円でも3万円でも安くすることが出来れば、これほど家計にプラスの影響を与えるものも有りませんよね。

営業マンとの関係性が悪くならない範囲で、積極的に値引き交渉してみて下さい。

【注意】本当に必要なオプションか吟味しよう!

ここまでオプション値引きの方法を見てきましたが、最後に一つ注意点が有ります。

車を購入する時は「そのオプションが本当に必要な物かどうか」をしっかりと吟味するようにしてください!これが注意点です。

というのも、オプションにかかる費用を少なくする最も効率的な方法が「不要なオプションを取り付けないこと」だからです。

人間とは不思議なもので”非日常的な空間”あるいは”非日常的なタイミング”では財布の紐が緩んでしまう生き物です。毎日スーパーの特売情報を仕入れて、1円でも安く食材を購入するように努めている節約家の方でも、非日常的な空間・タイミングでは感覚が麻痺してお金にシビアになれない!という人も多いです。

車と住宅の購入費用

最も分かりやすいのは住宅の購入でしょう。住宅の購入は数千万円単位で費用が発生する大きな買い物です。それに比べると、住宅購入に付随するオプションは数十万円程度の物が多く、金額的には小さな買い物です。

それゆえ、本来必要のないオプションまで購入してしまって(*)、ローンを支払っている最中に「あぁ、このオプションを付けていなければもっと楽にローン返済出来たのに・・・」と後悔する人が結構います。

* 例えば料理をしないのにシステムキッチンを付けてしまうとかですね。


車の購入も、住宅ほどではないにせよ、金額の大きい非日常的な買い物です。100万円・200万円程度であれば簡単にとんでいきますよね。その為、1万円や2万円程度のオプションが非常に小さな金額に見えるので、ついつい不必要なオプションまで付けてしまいがち。

しかし、考えてみて下さい。日常生活において1万円って非常に大きな金額ですよね。

無駄な出費を防ぐためにも、車を購入する際には、日々の生活の中で持っている節約意識をしっかりと働かせて商談に臨みましょう。

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