個人間売買で車を売る時によく起こるトラブルと対応策

トラブル  
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車の個人間売買はトラブルが付き物です。中古車店と取引する時のように万事順調に事が進むわけでは有りません。

もちろん、中古車店との取引においてもトラブルが発生する事は有ります(参考:車を売る時によく起こるトラブルまとめ)。

「どういったトラブルが良く起こるのか」「そのため対応策」などを売買をする前に有る程度抑えておいた方が良いです。

そこで今回は個人間売買で「良く起こるトラブル」と「その対応策」について紹介します。

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個人間売買で車を売る時によく起こるトラブル

個人間売買で車を売る時によく起こるトラブルは以下の通りです。

  • 分割払いで支払いが滞る
  • 名義変更をしてくれない
  • 故障トラブルで瑕疵担保責任を問われる 等

分割払いで支払いが滞る

支払い方法を「分割払い」で契約したものの、支払いが滞ってしまうトラブルがよく起こります。

事例

個人売買で車を取引する事になったAさん(売り手)とBさん(買い手)。支払い方法を取り決める際に、Bさんが「分割で支払いたいのですが・・・」と、分割払いを要求してきました。

Aさんは最初は「一括払い」を要求していましたが、「Bさんは悪い人ではなさそうだし、きちんと支払ってくれるだろう」と考えて分割払いで契約を結びました。

契約後数カ月間は支払いが行われていましたが、ある月から支払いが滞ってしまいました。

トラブル

個人間売買では、相手の支払い能力の有無を判断する事は非常に難しいです。そのため、売買後に金銭トラブルに発展する事がよく有ります。

■対策

分割払いを要求してくる相手に対しての対策としては以下の方法が考えられます。

  • ① 一括払いでしか売らない
  • ② フリーローンかカーローンなどを組んでもらって、こちらには一括払いをしてもらう(参考:個人間売買で利用可能なマイカーローン
  • ③ 契約書に違約金設定をしておく *

* 契約書に「支払いが滞った場合は、残額を一括返済かつ違約金○○円を支払う事」などのような条項を加えておくと良いでしょう。ただし、支払いが出来ない相手に対してそこまでの効果は得られないでしょう。泣き寝入りになることも有るので注意が必要です。

一番良い対策は「一括払い」でしか車を売らない事です。そもそも、個人売買は一括払いで取引する事が鉄則です。

名義変更をしてくれない

一般的に、車の個人間売買での名義変更手続きは買い手が行います。しかし、面倒くさいなどの理由で名義変更手続きを行わない買い手も少なく有りません。

ちなみに、名義変更手続きは、売買終了後15日以内に行わなければなりません。

反則金

名義変更を行っていないと、買い手が犯した放置駐車違反などの反則金の督促状や自動車税の納税通知書が売り手に届く事になります。

自動車税の納税義務者は4月1日時点の所有者です。

事例

3月に車の売買契約を結んだCさん(売り手)とDさん(買い手)。Cさんは名義変更に必要な書類をDさんに渡す時に「3月中に名義変更をしないと、自動車税の納税通知書がこちらに来てしますので、早めに名義変更して下さいね」と伝えました。

時が過ぎて5月。Cさんの自宅に自動車税の納税通知書が郵送されてきました。不思議に思いながら中身を確認すると、売却した車の自動車税の納税通知書だったのです。

あれだけ念を押したのに・・・。その後、Dさんに連絡を入れ、通知書を郵送して、自動車税を支払ってもらいました。

買い手の中には、「お金を払った=車の売買は終了」と考えている人もいます。全員が個人売買に精通しているわけではないんですね。そのため、名義変更に関するトラブルも後を絶ちません。

■対策

名義変更手続きをちゃんと行ってもらう為の対策としては以下のような事が考えられます。

  • ① 名義変更が終わるまで保証金(3万円など)としてお金を預かっておく
  • ② 行政書士などの代書屋さんに手続きを依頼(代行手数料は要相談)
  • ③ 車を引き渡したその足で一緒に名義変更手続きをしに行く 等

買い手が名義変更手続きを出来るかどうかを事前に確認しておいた方が良いでしょう。もし、手続きが出来ないなら②又は③の対応策を取る他有りません。

中古車の名義変更のやり方・方法を流れに沿って紹介【普通車ver】

故障トラブルで瑕疵担保責任を問われる

自動車は時間の経過とともにダメージが蓄積され、いつかは故障してしまうものです。個人売買後に車が故障してしまう事も有ります。この時、買い手から瑕疵担保責任を根拠にして「契約の解除」又は「損害賠償」を請求される事が有ります。

中古車を売却した時の売り主の瑕疵担保責任の意味と範囲

事例

車の個人売買を行ったEさん(売り手)とFさん(買い手)。

代金の支払いも名義変更手続きも完了した事を確認し、ほっとしていたEさんに一本の電話がかかってきました。電話の相手はFさんです。

「車のエンジンが故障して使い物にならない。何か故障を隠していたのではないですか?瑕疵担保責任による契約解除を請求します」という内容でした。

故障

車の個人売買は基本的に「現状引き渡し」ですから、こういったトラブルが有ることも想定しておいた方が良いでしょう。

ただし、全ての故障が瑕疵担保責任に繋がるわけでは有りません。事例のようなエンジンの故障など、ぱっと見て分からない故障や車が乗り物として機能しなくなるような故障が瑕疵担保責任の範囲に当たる可能性が高いです。また、取引価格が考慮される事も有ります。

■対策

瑕疵担保責任への対策としては以下のような事が考えられます。

  • 車に何か不具合が有るなら全て伝えておく(事故による修理箇所なども)
  • 整備点検に出してから売却する
  • 現車をしっかり確認してもらう 等

まとめ

個人売買では今回紹介したトラブル以外のトラブルも発生します。冒頭でも書いたように「トラブルは付き物」である事を想定しておいた方が良いです。

極論するなら、個人売買のトラブルの回避方法は「個人売買を行わない事」です。個人売買は車を高く売れるメリットが有りますが、中古車買取店に売却しても遜色ない金額で売れる事も有ります。

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