車検証の再発行手続き – 費用・時間・理由書の書き方まで全て網羅

車検証  
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車検証は、様々な場面で提出する必要がある重要な書類です。盗難・紛失等によって手元に車検証が無い場合はもちろんの事、記載内容が識別できない程汚れたり破れたりしている場合にも再発行手続きを行う必要が有ります。

道路運送車両法第66条によって、運転中は車検証を車内に保管しておく事が義務付けられています。もし守らない場合には50万円以下の罰金を受ける可能性も有りますので注意しましょう(罰則は同法第109条八号)。

以下、今回は車検証の再発行手続きについて紹介したいと思います。

なお、記載内容が判別出来るレベルの破損状態で有れば、再発行手続きを行う必要は無いでしょう。例えば、グローブボックスの奥でクシャクシャになっていたり、車検証の欄外の部分が破れている、などの場合です。


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車検証の再発行手続き

車検証の再発行手続きを行う場所は、住所地を管轄する運輸支局・自動車検査登録事務所です(参考:運輸支局・自動車検査登録事務所一覧)。

車検証

手続きの内容は、必要書類を提出し新しい車検証を交付してもらうだけ。車を持ち込む必要は有りません。

なお、紛失又は盗難等が理由で再発行手続きを行う場合でも警察へ届出を出す必要は有りません。再発行手続きに警察からの書類が必要になる事は無いからです。ただ、手続きに関係なく警察に届出を提出しておいた方が良いでしょう。

運輸支局等での手続きの流れ・再発行までにかかる時間

車検証の再発行の手続きの流れは、概ね以下の通りです。

  • ①申請書・検査登録印紙を購入し、手数料納付書(無料)を受け取る。購入した印紙は手数料納付書の(登録)の部分に貼付します。
  • ②運輸支局備え付けの記載例等に基づいて書類を作成(当サイトでも記載例の書き方を紹介しています。)
  • ③書類が完成したら登録申請受付に書類を提出
  • ④書類に不備がなければ車検証が再交付されます。なお、混雑時(*)には再交付までに1時間以上かかることが有ります。

* 金曜日や月末は混雑している事が多いです。また、3月は車の販売量が増えるので、曜日に関係なく混雑しています。

運輸支局等によっては手続きの流れが若干異なる場合が有りますのでご注意下さい。

運輸支局等の受付時間|郵送での手続きは可能か?

運輸支局等が開庁している日時は、平日の8時45分から16時までです(12時~13時まではお昼休み)。土日祝日は閉庁日となっています。

従って、仕事の休みと運輸支局の閉庁日が重なっている人は、休みの日を利用して手続きを行う事が出来ません。しかも、郵送での手続きも不可能です。

そのため、平日に運輸支局に行けない人は、家族・友人に代理人申請を依頼するか、行政書士等に代行を依頼して下さい(代行手数料は後述)。

必要書類

車検証の再発行手続きに必要な書類は以下の通りです。

  • ① 申請書(OCR3号様式)
  • ② 手数料納付書
  • ③ 自動車検査証(車検証が有る場合のみ)
  • 理由書(車検証が無い場合のみ)
  • 委任状(代理人申請する場合のみ)
  • ⑥ 運転免許証などの本人確認書類(本人・代理人いずれも必要)
  • ⑦ 判子(認印で可)

本人が申請する場合には、車検証再発行の理由が紛失・盗難であっても「理由書」が不要な運輸支局も有ります。手続き前に住所地を管轄する運輸支局にその他の必要書類も含めて確認して下さい。

①②の書類は運輸支局等で入手。④⑤は運輸支局等のホームページでダウンロード可能です。

申請書・理由書・委任状の書き方

必要書類の書き方は、以下の記載例を参考にして下さい。

■申請書

申請書はOCRシートの第3号様式です。OCRシートは多数の様式が有るので、購入する際に間違えないようにして下さいね。申請書の記載例は以下の通りです。

車検証再交付申請書の記載例

①②の部分は「鉛筆」で記載して下さい。その他の部分はボールペンで記載します。

■申請書の記載にあたっての注意事項など

  • ① 「自動車検査証再交付」に「☑」を入れ、「業務種別」に「3(再交付)」を記載します。
  • ② 登録番号を「地域名-分類番号-ひらがな-ナンバー」となるように、それぞれ左詰めで記載します。
  • ③ ローン返済中など、所有者と使用者が異なる場合でも、使用者のみの住所・氏名を記載します(所有者の委任状は不要)。
  • ④ 車検証を再交付する理由を簡潔に記載します。なお、発見次第返納する旨も記載して下さい。
  • ⑤ 代理人申請する場合は、この部分に代理人の住所・氏名を記載します(委任状に使用者の押印が有る場合は、使用者・代理人の押印は不要)。

■手数料納付書

車検証再発行時の手数料納付書

  • ① 所有者又は使用者の氏名と登録番号及び申請者(又は代理人)の氏名を記載します。
  • ② 300円の検査登録印紙を枠内に貼付します。

真ん中の「申請の種別」や「必要書類」などの項目は、書類が揃っているかどうかをチェックするためにお使い下さい(記載する必要は有りません)。

■理由書

理由書の記載例とダウンロード先は、以下の記事を参考にして下さい。

理由書の書き方とダウンロード

■委任状

委任状の記載例とダウンロード先は、以下の記事を参考にして下さい。

【車関連】委任状の種類・書き方の見本ら

費用

車検証の再発行手続きに必要な費用は以下の通りです。

  • 登録手数料・・・300円
  • 申請書代・・・~100円

登録手数料は登録印紙を購入する事で支払いが完了します。

代行手数料の相場

行政処理やディーラーなどが車検証の再発行手続きの代行業務を行っています。どちらに依頼しても代行手数料の相場は、概ね4,000円~10,000円です(登録手数料300円は別)。

さらに、必要書類や再発行された車検証は郵送でやりとりするので、別途送料が発生します。

ご自身で手続きを行えば約400円で済むので、なるべくなら代行サービスを利用せずに自分で手続きを行いたい所ですね。

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