ラビットはどんな買取業者?実際に車を査定してもらうと拘束時間がやたら長いことが判明

 
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心の声

車買取業者「ラビット」を大事な愛車の売却先として検討しているんだけど、どうなの?どれくらいの金額になるのだろう・・・

もし「ラビット」の口コミや実際に使ってみたレポートについて調べていないなら、ラビットを使うのはやめておいた方がいいですよ?

きちんとラビットのことを知ったうえで利用しないと、100%満足することはできません。

今回ラビットがどのような買取業者なのかしっかり知るために、実際に査定をしてもらい、以下のような結果になりました。

比較項目大手買取業者地場の買取業者ラビット
金額20,000円0円30,000円
査定時間20~25分10~15分1時間
接客スタッフの態度しつこい。ちょっと上から目線やる気がない。説明が少ない拘束時間は長く、多少のしつこさがあるが接客態度は素晴らしい
備考買取後に別の中古車を購入するなら査定額UPが可能他社の買取金額を引き合いに出しても買取額UPならず買取後にべつの中古車を買っても査定額は変わらない

買取金額は高めになるものの、拘束時間が長かったですね。

ただ不快な接客はなかったので、「担当者に二度と会いたくない」なんて気持ちは微塵も思いませんでした。

今回は車買取業者「ラビット」の基礎知識はもちろんのこと、実際に使ってみた人でしかわからないラビットの実態について紹介していきます。

車の買取先としてラビットを検討しているのであれば、絶対に参考になる内容になっていますので、ぜひ最後まで目を通してみてください 。

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世間の評判はどれくらい?車買取業者「ラビット」の基礎知識

車買取業者「ラビット」について、テレビCM経由で知った人も多いのではないでしょうか。

ラビット

最後に「車売るなら~~~ラビット!」と歌うCMですね。

この章ではまず「ラビット」の車買取会社としての基礎知識を解説していきます。

ラビットの買取査定の実態について、先に知りたいという人は、次の「ラビットの買取査定を実際に検証」まで飛ばせてもらって構いません 。

オークション会場「USS」の子会社

ラビットは日本最大といっても過言ではないオークション会場「USS」の子会社です。

オークションといえば、業者が仕入れに使っている最大規模の中古車市場です。

ラビットは、そのオークションの中でも最大規模の「USS」の子会社であるため、市場動向の精度が高くなるという恩恵を得ています。

つまり、あなたの愛車を正確に査定してくれるので、他社よりも不当に低い買取価格を提示することはないといえるわけです。

ラビットは人気オリコンランキング3位

ラビットがどれくらい人気があるのかは「オリコン日本顧客満足度ランキング」で計り知ることができます。

オリコンの「車買取会社ランキング」を見てみると・・・

車買取業者のオリコンランキング

※出典:オリコン「車買取会社ランキング」より

このようにラビットは、ランキング3位とかなりの高順位を維持しています。

1位2位との差も僅差なので、今後ラビットが1位に踊り出ることも考えられますね。

ラビットの買取査定を実際に検証するべく愛車をみてもらった

ここまでラビットの基礎知識について解説してきましたが、ネットのどこでもみれる「ありきたりの情報」ばかりを紹介しても意味がありません。

ラビットは「車買取会社」なのですから、どのような査定をするのか、どんな金額を付けるのかという点を深掘りしていくべきでしょう。

そこで今回は本当にラビットに行って、どんな査定をしてくれるのか検証してみました。

どのような流れでラビットが買取査定をしてくれるのか、見てみましょう。

ざっと流れをまとめると、以下のようになります。

ラビットの買取査定の流れ
  1. 車検証をコピーされる
  2. 聞き取り調査をさせる
  3. 査定スタッフが車をチェック(=待合室で待つ)
  4. 本社からの査定結果を待つ
  5. 売却した後に乗る車の提案を受ける
  6. 査定結果を発表される
  7. アンケートを書いて連絡先を教える

では査定してもらった時の具体的な流れを見ていきましょう。

なお、他社と比較してみると、以下のような感じになります。

比較項目大手買取業者地場の買取業者ラビット
金額20,000円0円30,000円
査定時間20~25分10~15分1時間
接客スタッフの態度しつこい。ちょっと上から目線やる気がない。説明が少ない拘束時間は長く、多少のしつこさがあるが接客態度は素晴らしい
備考買取後に別の中古車を購入するなら査定額UPが可能他社の買取金額を引き合いに出しても買取額UPならず買取後にべつの中古車を買っても査定額は変わらない

今回撮影してもらったのは2008年式「ムーブ」(ダイハツ)であり、地方の店舗での検証のため、時と場合が変われば今回の検証結果が変わる可能性も考慮しておいてください 。

流れ1.車検証をコピーされる

何はともあれ、まずは最寄りのラビットに行きます。

店舗数がそこまで多くないので、店舗まで片道1時間以上ドライブすることになりましたね。

全国のラビット店舗 → https://www.e-rabbit.jp/shop/

ラビットの店舗写真

※画像出典:「パンダ店長が教える 車買取・中古車販売バイブル」より

ラビットに着いてすぐスタッフさんから「コピーをとるから車検証を渡してくれ」と言われます。

今まで数々の買取業者に査定をしてもらいましたが、着いてすぐに車検証コピーしてくれと言われたのはラビットが初めてでしたね。

流れ2.聞き取り調査をさせる

車検証のコピーが進むと担当者から改めて挨拶があり、車について聞き取り調査が行われます。

ヒアリングシートのようなアンケート用紙を出される事はなく、車の状態について淡々と質問をされて答えていきます。主な質問は以下のとおり。

  • 何か過去に修復した箇所はあるのか
  • 過去に事故歴はあるか
  • 乗っていて気になることがあるのか

何か質問としてはこれだけで、そんなに根掘り葉掘り聞いてくると言うわけではありませんでしたね。

流れ3.査定スタッフが車をチェック(=待合室で待つ)

聞き取り調査が完了すれば、今まで相手をしてくれていた担当スタッフは査定に出ていきます。

ラビットで査定をしてもらっている様子

※画像出典:「パンダ店長が教える 車買取・中古車販売バイブル」より

実際に査定してくれてる間は、女性スタッフが話し相手としてついてくれ、なぜかプロ野球の話をしたりと、非常に世間的な話をしてました。

流れ4.本社からの査定結果を待つ

車のチェックそのものは、およそ20分ほどで終了。

その間に話し相手がついてくれていたので、そんなに長くは感じませんでした。

もちろんコーヒーなどをオーダーすれば、好きなだけ飲めるといった感じでしたよ。

査定チェックが終わると、「本社に査定の結果を求めなきゃならない」と言うことで、査定担当の人はデータ入力のためにまた席をはずします。

5分ほど経って、データ入力をしたのか戻ってきました。

「査定の結果が出るまではそれなりに時間があるので、次に購入しようと思っている車のお話をお伺いさせてください」と言われます。

査定の結果が出るまでの待ち時間なので、断りづらく、結局話をすることに。

流れ5.売却した後に乗る車の提案を受ける

筆者的に今回査定してもらった車は、実際に売却して新しい車を買いたいと思っていたので、次に何の車が欲しいのかというところを正直に話していきました。

そうすると「展示場のほうに車があるので乗ってみませんか」という申し出が。

「査定についてはまだ出ないのですか」と聞いてみると、「もう少し待って下さい」という事だったので、実際に乗ってみることにしました。

ラビットで試乗した車

※画像出典:「パンダ店長が教える 車買取・中古車販売バイブル」より

もともと車に乗るつもりはなかったのですが、スタッフの方の誘導が非常にうまいのか、普通に流されてしまいましたね。

流れ6.査定結果を発表される

新しい車について提案を受けている最中、気づけば店舗に来てから1時間以上分経っていました。

「もうそろそろ査定の結果が出てもおかしくないのでは・・・」と思っているさなか、こちらの気持ちを察知したのか、「査定の結果が出たようです」と査定スタッフは席をはずします。

そして帰ってきた一言目が「査定結果は30,000円でした」とのこと。

今回査定してもらった「ムーブ」は他の買取業者でも査定してもらいましたが、ラビッツの買取査定額は他の業者にも少し高めになりましたね。

ちなみに中古車買取では「あるある」ともいえる「買取後に新たな車を買えば買取金額が高くなる」という制度はラビットでは適用されませんでした。

ラビットの場合は、買取と購入を同時に併用したとしても買取金額アップすることはないとしっかりと断言してくれたので、逆にスッキリです。

なお査定結果に関しては、専用の書面をもらうことはなく口頭での回答でしたね。

流れ7.アンケートを書いて連絡先を教える

査定金額について教えてもらったので「そろそろ帰ろう」と支度していたのですが、査定スタッフに呼び止められます。

「実際に売るかどうか別にして、次の車の提案機会をいただきたいので、できればメールアドレスや連絡先も教えてください」とのこと。

そして、以下のようなアンケート用紙をわたされます。

ラビット査定後のアンケート用紙

※画像出典:「パンダ店長が教える 車買取・中古車販売バイブル」より

これについて記入した後、かなり具体的なアポイントを煮詰められていきます。

実際に筆者も1週間後にもう一度この担当者と会って、新車購入のための提案を受けることになってしまいました。

【総評】拘束時間が長いけど不快な接客はなく査定額もそこそこ

車の査定

待ち時間と次の車のための提案にかけた時間がめちゃくちゃ多く、全部合わせると1時間半ほど拘束されたといった感じです。(査定だけだと1時間ほど)

本社への査定時間が何分かかるのかについては定かではありませんが、査定をしてもらった後に次に予定があると言う人にとっては、ちょっと厳しい結果でしたね。

ただ接客については非常に良く、こちらのニーズや不安に思ってること等の汲み取り方についてはかなり上手でした。

また強引さと丁寧さの絶妙な加減をついてくるので、グイグイ来られている事は分かっているものの、そこまで不快に感じないという営業スタイルでしたね。

これは筆者の担当になった人が上手いだけで他の店舗では違うのかもしれませんが、今までの買取業者とはちょっと違った新しいタイプの営業スタイルなのは間違いありません。

買取金額に関しても大手業者などに比べても多く、「購入すれば買取金額がアップする」という条件もなかったので、個人的には好感を持ちました。

総合的には良い査定だったと思うので、査定先の選択肢の一つとしてはアリでしょう。

まとめ

今回ラビットがどのような買取業者なのか、しっかり知るために、実際に査定をしてもらい、以下のような結果になりました。

比較項目大手買取業者地場の買取業者ラビット
金額20,000円0円30,000円
査定時間20~25分10~15分1時間
接客スタッフの態度しつこい。ちょっと上から目線やる気がない。説明が少ない拘束時間は長く、多少のしつこさがあるが接客態度は素晴らしい
備考買取後に別の中古車を購入するなら査定額UPが可能他社の買取金額を引き合いに出しても買取額UPならず買取後にべつの中古車を買っても査定額は変わらない

買取金額は高めになるものの、拘束時間が長かったですね。

ただ不快な接客はなかったので、 担当者に二度と会いたくないなんて気持ちは微塵も思いませんでした。

査定してもらう一社としては魅力的なので、複数社の査定をもらう際は選択肢のひとつとして採用するといいでしょう。

以上「ラビットはどんな買取業者?実際に車を査定してもらうと拘束時間がやたら長いことが判明」でした。

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