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自動運転

「自動車に事故は付き物」とよく言われますが、事故原因のほとんどは人為的ミスによるものです。脇見運転や安全不確認、運転操作ミス、信号無視等の交通違反などです。

車を運転する人が安全運転・適性な操作をしていれば、防げた事故は多いはずです。言い換えれば、車の運転を「ミスを犯しやすい人間」ではなく「車自体」に任せてしまえば、事故を減らす事が出来ます。いわゆる「自動運転」です。

各自動車メーカーは安全な車社会を実現するために、自動運転技術の開発に着手しています。果たして、自動運転が一般化されれば自動車事故はゼロになるのでしょうか?

自動運転とは

自動運転とは、加減速や操舵などの車の操作の一部又は全部を自動車のシステムが行う技術を言います。現在市販されている自動車に搭載されている安全運転支援システムも「自動運転」に含まれます。

例えば、スバルのアイサイトも自動運転の1つです。スバルのホームページによれば、その性能は以下の5つです。

  • 自動ブレーキ・・・前方車両との速度差が規定数値以内の場合に危険を察知して自動ブレーキにより衝突を回避したり被害の軽減を図る
  • グルーズコントロール・・・先行車両との距離等から判断して自動でスピードを調節してくれる機能
  • ステアリングのアシスト・・・曲がるの支援を行う機能。カーブ等でハンドルを切るのを誤っても車線をキープしてくれる機能
  • AT誤発進制御・・・ペダルやシフトの誤操作に伴う事故防止機能
  • 警報&お知らせ機能・・・車がふらつくなど安全運転が出来ていない場合に警報音等で教えてくれる機能

その他にも様々な自動運転技術が市販されている車に搭載されています。

現在搭載されている「自動運転」で事故はゼロになるのか?

公益財団法人 交通事故総合分析センター(ITARDA)のデータ」を元に富士重工業が発表した情報によると、スバルのアイサイト(ver2)搭載車の事故率は、アイサイト非搭載車と比べると事故件数が約6割も低減されたとのこと。

従って、安全運転支援システム・自動運転には事故の発生を防止する効果がかなり有ることが分かります。しかしながら、ゼロになっている訳では有りません。

なぜなら、自動運転のシステムには機能的な限界が有るからです。

事故

例えば、スバルのアイサイト(ver2 *)の自動ブレーキを例に挙げると、衝突を回避出来る前方車両との速度差は「時速30km以内」です。それ以上の速度差が出ている場合には、自動ブレーキが作動しても相手車両に衝突してしまいます。(もちろん被害の軽減には繋がると思いますが。)

* アイサイトver3では、前方車両との速度差が時速50km以内であれば作動するように改良されています。


また、軽自動車に搭載されているような自動ブレーキは、運転車両の速度が時速30km以内だった場合に作動する、というようなシンプルな設計になっている物も有ります。(アイサイトは運転車両と前方車両の速度差に反応しています。)

このように、自動運転と言っても車種が違えばその中身も違います。全車種に自動運転機能が導入されたとしても、まだまだ運転手に依存する部分は多いのです。

冒頭でも述べたように、人がハンドルを握れば、不注意や操作ミスなどが起きてしまいます。自動運転の補助が有ったとしても現状の技術で事故をゼロにする事は難しいでしょう。

完全な自動運転が導入されれば事故は防げる?

では、今市販されていない完全自動運転であれば、事故を防げるのでしょうか?完全自動運転とは、車の操作を全て自動車のシステムに委ねる技術です。

海外では、完全自動運転車の公道での試験走行が行われています。日本でも2020年の東京オリンピックまでに無人タクシーなどを普及させる事を目標に掲げています。

自動運転

で、完全自動運転が導入されれば、今市販されている自動運転車よりも更に事故が減らす事が出来ると予想されます。自動車の操作を人に依存しない点が事故を減らす上ではポイントになりますからね。

しかし、故障しない機械は今この世に存在しません。完全自動運転システムも機械です。センサーが故障すれば致命的ですし、ブレーキ等の足回りに故障が発生すれば、事故を起こす可能性は高くなります。そのため、完全自動システムが導入されたとしても事故はゼロにならないでしょう。

ただし、人が運転する場合よりも格段に事故が減るのは間違いありません。事故を減らす観点からすると、自動運転技術のさらなる進化に期待したいですね。車を運転する楽しみが無くなるのは寂しいですけどね。

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