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中古車を県外から取り寄せする費用を損しないための10の注意点

中古車の取り寄せ方法

近場の販売店で納得のいく車がないので、県外の販売店から中古車の取り寄せができるのかどうか気になっていませんか?

生活用品や本の通販などとは違って、大きさも重さもある中古車なので取り寄せはできないのではないか、と思ってしまいますよね。

しかし実は中古車であったとしても、取り寄せが可能ということをご存知でしょうか?

もし近隣の販売点にない中古車であったとしても、販売店に頼めばあなたの元まで車を運んでくれるのです。

ただし「費用がかかる」ということを忘れてはいけません。

具体的には、以下のような費用がかかります。

  • 300km未満・・10,000~30,000円
  • 300~400km・・30,000~60,000円
  • 400~600km・・60,000~80,000円
  • 600km以上・・80,000~100,000円

このように結構な費用がかかるため、生半可な気持ちで取り寄せはできないのです。

さらに基本的には購入前提で行われるため、ただ「見てみたい」という気持ちで行うわけにはいきません。「絶対に買う」という認識が必要です。

この事実を理解していなければ「とりあえず見てみたいから」と手続きを行い、数万円ものお金を請求される事態になってしまうかもしれませんよ?

しかし、ご安心ください。

今回の記事では、実際に県外から車を取り寄せしたことがあり、車雑誌の編集を務めた筆者が、必要費用や実際に行う際の注意点や具体的な流れまで解説しています。

中古車の取り寄せに関する疑問や不安がすべて払拭できる内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

【全4ステップ】中古車を県外から取り寄せする流れ

中古車を取り寄せすることは、新車販売が主な業務であるディーラーも可能ですし、中古車販売店も可能です。

全国ネットワークのガリバーには、日本各地の車両が入荷されます。
日本中の在庫の中から検索が可能なので、その選択肢はとても豊富。
もちろん、東京のクルマを北海道で買うことだってできます。
これもガリバーの強みです

※出典:ガリバー「全国の在庫をお取り寄せ」より

実際に上記のようにホームページ上では、取り寄せができると大々的にアピ-ルしているのでご安心を。

では中古車を実際に取り寄せする場合、どのような流れになるのか説明しておきましょう。

大まかに分けると、以下の4ステップで中古車を取り寄せすることができます。

  1. 販売店またはネットで車を見つける
  2. 購入の契約をする
  3. 代金を支払う
  4. 取り寄せをする(=納車される)

それでは、それぞれのステップで何が行われるのか、シンプルに解説していきましょう。

中古車の取り寄せ方法1.「まずは車を見つける」

何はともあれ、まずは取り寄せをしたい中古車を見つけなければなりません。

基本的には取り寄せ前提に考えるのではなく、ネットや販売店で欲しい中古車を見つけて、その車が近隣にいないので、仕方なく取り寄せをするという流れになるでしょう。

ちなみに取り寄せ用の中古車情報を集めるなら、「カーセンサー」が一般的ですね。

中古車の取り寄せ方法2.「購入の契約をする」

近場の販売店にない中古車を購入することになったのであれば、次は購入の契約です。

契約を完了すると、もうキャンセルすることはかなり難しくなってくるので、契約をする前に本当に取り寄せていいのか、きちんと考え直してみてください。

販売店から提供される中古車情報や、写真・動画などをよく吟味しましょう。

取り寄せする車は試乗などもできませんから、後々問題が見つかる可能性もゼロではありません。

それを踏まえたうえで決断をしましょう。

中古車の取り寄せ方法3.「代金を支払う」

購入の契約が完了したら、代金を支払います。当然ながら、支払うべき代金に取り寄せ費用も含まれているのであしからず。

現金で支払う人は、販売店指定の振り込み口座までお金を支払って下さい。

もし現金が用意できないのであれば、マイカーローンなどを使って支払うことになります。

マイカーローンの場合は、振込先を銀行に教えると銀行が直接お金を振り込んでくれますよ。

中古車の取り寄せ方法4.「移動して納車される」

代金の振り込みが完了したら、ついに取り寄せ開始です。

具体的には中古車があなたのところまで運ばれてきて、納車という形になります。

つまりはお金を支払ったあと、最後の最後に取り寄せできるというわけ。

言い換えると、このタイミングになるまで現物が見れないということになりますから、それをきちんと肝に銘じて車選びをしてください。

ちなみに納車された時点で名義変更はもう済んでいますので、自分は何も手続きする必要はなく、すぐに乗ることができますよ。

中古車を取り寄せする「流れ」に関する注意点

ここまでは中古車を取り寄せする際の流れについて紹介しましたが、補足知識として「流れ」に関する注意点を解説しておきましょう。

具体的には以下のような注意点をおさえておきましょう。

  • 中古車販売店の紹介だと丸投げで取り寄せ可能
  • オークション等の中古車を取り寄せも意外と便利

中古車販売店の紹介だと丸投げで取り寄せ可能

ガリバー」など中古車販売店に行き、めぼしい車が見つからなかった場合もあるでしょう。

そんな時、販売店側から「他の店舗から取り寄せをしてみてはどうか」という誘いを受ける時があります。

または「中古車の業者市場から、めぼしい車を取り寄せすることもできる」と案内されることも。

もしこうなれば、中古車の取り寄せの流れは簡単です。

一言で言えば、業者に任せるだけで全てが済みます。

あなたがしなければならないのは「何の車にするか決めること」だけ。

中古車販売店側が用意してくれる大型のモニターで「買うならこの車が良いのではないか」という提案を受けます。

中には動画もあったりして、どんな車なのか想像することを手助けしてくれることでしょう。

その中で良い車が見つかったら「〇〇までに取り寄せしますので、まずは契約をしてください」と契約を求められます。

後は車がくるのを待つだけ。

このように、車を決める以外は中古車販売店がすべてしてくれますよ。

オークション等の中古車を取り寄せも意外と便利

中古車を買うなら、中古車販売店が普通の選択肢ですが、今ではYahoo!オークションやメルカリなどで買う選択肢もあります。

そういった場合、近場であれば車を自分で取りにいくことなりますが、遠方なら取り寄せという形になるでしょう。

筆者もYahoo!オークションで中古車を購入したことがありますが、送料等の費用が特別かかる事はありませんでした。

筆者の場合だけに限るかもしれませんが、送料を別途に払う事はなく、出品者の人がこちらが指定した場所まで持ってきてくれましたよ。

もちろん、それだけの待遇でやってもらうならば、ある程度のデメリットは了承しなければなりません。

筆者の場合は中古車をYahoo!オークションで落札した後、取り寄せして手元に届くまで1ヵ月ほどかかる、というデメリットがありました。

どうやら出品者の人が旅行がてら筆者の住む地域に来る時まで引き渡しに来たようです。

なお、メルカリの場合は送料無料が普通なので、別途で取り寄せ費用がかかりたくないのであれば、メルカリを使ったほうがいいかもしれませんね。

中古車の取り寄せにかかる費用・陸送費に関する注意点

中古車販売店のホームページを見れば、あたかも無条件で取り寄せができるかのように書いていますが、実はタダではできません。費用がかかるのです。

取り寄せをするとなれば、わざわざ中古車を陸送して来なければなりません。

そうなると大型の運搬車に乗せて高速道路を通ったり、ドライバーを雇ったりしなければならないため、多額の実費が必要になるのです。

この実費を販売店側が負担してくれれば良いのですが、残念ながら現状ではどの販売店も、お客さんとなるあなたが費用を払うルールになっています。

これをいわゆる「陸送費」といい、中古車の取り寄せには必須の費用となっていますよ。

通販で生活用品を購入する時、送料がかかりますよね。それと陸送費はあまり仕組み的には変わりません。

先に結論
  • ビッグモーターなどの陸送費は1万円から10万円かかる
  • 陸送費を払いたくないなら直接引き取りするのも可能
  • アマゾンの中古車なら数千円で取り寄せ可能

ビッグモーターなどの陸送費は1万円から10万円かかる

具体的な金額としては、以下のような金額がかかるので注意してください。

  • 300km未満・・10,000~30,000円
  • 300~400km・・30,000~60,000円
  • 400~600km・・60,000~80,000円
  • 600km以上・・80,000~100,000円

ビッグモーターなのか、ガリバーなのかという「会社ごとの差」もありますし、ビッグモーターA店なのか、B店なのか、という「店舗の金額差」がでるのであしからず。

ちなみに、日産ディーラーでキューブの中古車を探してもらっていて、欲しい色が県外にしか無くて、取寄せをお願いしたら、「船を使う距離なので、総額に輸送費8万プラス」との事。

上記のような相談がヤフー知恵袋に投稿されていますが、この件は400~800kmの陸送を行うので、8万円もの輸送費・陸送費を請求されたのでしょう。

陸送費を払いたくないなら直接引き取りするのも可能

実は取り寄せ費用は、節約することも可能です。早い話が、あなたが中古車がある場所まで直接取りに行けばいいのです。

直接取りに行くことに対して禁止している販売店は、そうそうありません。

例えばビックモーターA店ではない車がビッグモーターB店にある時、取り寄せをすると費用がかかります。

しかしあなたがビックモーターB店で実際に行くのであれば、必要な費用の数万円を節約できるというわけ。実際にやっている人は結構います。

もちろん帰りは乗って帰らなければならなくなるので、行きは何かしらの交通手段を使って業者まで行き、帰りには車に乗って帰るという荒業が必要になってきます。

もしくは誰かと一緒に行き、1人は購入した中古車に乗って帰り、1人は運転してきた車で帰るという方法になるでしょう。

アマゾンの中古車なら数千円で取り寄せ可能

アマゾンで中古車が買えるってご存知ですか?

購入価格10,000円で表示してあり、非常に邪悪な販売形態をしています(もちろん10,000円で買うことができません)。

アマゾンで10,000円を決済した後、その後残りの車両金額を銀行経由で振り込むという形になっています。

そんなアマゾンの中古車ですが、1つだけ利点があります。それは配送費用がとても安いということ。

他の業者であれば数万円の配送費用がかかりますが、なんとアマゾンの場合は2,000円ほどで配送してもらえるんです。

アマゾンで中古車を買うということそのものがあまり慣れていないので、抵抗がある人はめちゃくちゃ多いでしょう。

しかし、もし取り寄せの費用が気になるというのであれば、いちどアマゾンの中古車をチェックしてみてはどうでしょうか。

中古車取り寄せの注意点!手続き開始前に知るべきこと編

ここまで中古車取り寄せの流れや方法、いくらの費用がかかるのかという点について紹介してきましたが、まだまだ知らないといけない注意点があります。

具体的には以下の3つです。

  • 取り寄せイコール購入になると考える
  • 取り寄せ後に何かしらの不具合が出る可能性がある
  • 車庫証明やナンバー取得(名義変更)に時間がかかる
  • 中古車の取り寄せに対応していないディーラーが存在する
  • テキトーな営業マンなら取り寄せした事実を忘れ去られる

それでは、それぞれの注意点について解説していきましょう。

依頼すれば絶対に購入になると考える

中古車の取り寄せをすると、基本的には購入から逃れることができません。

つまり「とりあえず車を見てみたいので、取り寄せをする」という方法は、基本的にはできないのです。購入するからこそ、可能になります。

取り寄せをしてもらうと、それ相応の手間と人件費を割かなければいけないため、会社にとってはただ見てもらうだけで行うことはNGなのです。

何度もいいますが、もし中古車の取り寄せをするのであれば、基本的には購入することになります。

それを覚悟してから、実際に動くようにしてください。

後々に何かしらの不具合が出る可能性がある

もう一点の注意点は、のちのちに何かしらの不具合が出る可能性があることです。

実際に手元にくるまでは前までは実車を見ることも乗ることもできません。

だからこそ、乗り始めてから何かしら問題が発生することは、多いにあり得るのです。

取り寄せは基本的には購入前提なので、その後に何かしら問題が発生したとしても基本的にはキャンセルができません。

何か問題があったとしても、「時すでに遅し」なのです。

そのため、本当に購入していい中古車なのかどうかを、取り寄せ前にしっかりとチェックしておくべきでしょう。

その中古車が大丈夫なのかどうか、販売店にしっかりと説明を求めることも重要ですし、写真や動画などを出来る限りもらって、問題がないかをチェックしてください。

できるのであれば車に詳しい知人・友人に中古車情報を見てもらい、何か問題がないかどうかをチェックしてもらうことが好ましいです。

車庫証明やナンバー取得(名義変更)に時間がかかる

中古車を買う際、ナンバー取得(登録)手続や車庫証明の取得手続は、手数料を払えば販売店が代行してくれます。

しかし、これらの手続は、中古車を購入した方の住んでいる地域を管轄する運輸局や警察署でする必要があります。

従って、遠方の中古車販売店から購入すると、販売店の方は購入者の住んでいる地域まで手続をしにいかないといけないので、時間が余計にかかってしまうのです。

また、近隣の販売店で購入する場合よりも代行手数料が高くなるケースがあります。

販売店によっては、「自分で手続をして下さい」と言って来る事もあるので、手続面では手間や時間がかかってしまうという点は知っておいた方が良いでしょう。

中古車の取り寄せに対応していないディーラーが存在する

冒頭ではディーラーでも中古車の取り寄せに対応しているとお伝えしました。

しかし注意しなければならないのはmディーラーの中には例外とも言える存在がいるということ。

もっと分かりやすく言いますと、中古車の取り寄せに対応していないディーラーが存在するのです。

ディーラーの店舗数が10あれば8は取り寄せに対応しているでしょう。

しかし残りの2の店舗は、どれだけあなたが頼んでも取り寄せに対応してくれません。

なぜ中古車の取り寄せに対応してくれないのかと言うと、メーカーが100%出資した店舗では無いから。

つまりは名前だけ借りているディーラーが存在するんですね。

そのようなディーラーは自分の店舗内の車を売却するというノウハウしかないため、他の業者が出している車を取り寄せするわけないかないのです。

通常のディーラーであれば全国各地にある店舗と連携を取り、取り寄せすることができます。

しかし10あるうちの2のディーラーは、連携できる業者が存在しないので、取り寄せたくても取り寄せできないのです。

ちなみにこのようなディーラーの判別方法は、ぱっと見ではわかりません。

そのため実際にディーラーの営業マンに「取り寄せができますか?」と聞くしかないのが実情。

ディーラーに行った後に判明するのが嫌なのであれば、電話で確認しておくことをおすすめします。

テキトーな営業マンなら取り寄せした事実を忘れ去られる

ここまで解説してきた通り、基本的には中古車を取り寄せすると購入することになります。「やっぱりなかったことに」とするのは難しいでしょう。

ただし、場合によっては中古車販売店側の都合で無条件でキャンセルできる場合があります。

それは担当した営業マンが取り寄せした事実を忘れてしまったケースです。

あってはならないことなのですが、やる気のない営業マンや、管理が行き届いてない営業マンはありがちなミスでもあります。

そもそも取り寄せしたという事実そのものを手続きしていなかったため、キャンセルできるというわけですね。

確実に取り寄せをしたいと思うのであれば、話を聞いてなさそうな営業マンや、明らかにやる気の感じられない営業マンはやめておいた方が良いでしょう。

【まとめ】中古車の取り寄せは費用と時間がかかる

今回は中古車の取り寄せについて、深掘りしてきました。

中古車は取り寄せそのものはできるものの、無料で行われないということを理解していただけたと思います。

具体的には以下のような金額が発生しますよ。

  • 300km未満・・10,000~30,000円
  • 300~400km・・30,000~60,000円
  • 400~600km・・60,000~80,000円
  • 600km以上・・80,000~100,000円

数万円ものお金が発生しますから、生半可な気持ちでは実施してはならないということがわかったことでしょう。

ちなみに個人的には中古車の取り寄せは「アリ」だと思います。

とくに人気車種からすこし外れた車種を探している人ですね。

アクアやN-BOXなどの人気車種は取り寄せしなくてもみつかりますが、それ以外は三みつからないことも。特に田舎は顕著な例ですね。

そのため、ちゃんと買う気さえあるなら、臆せず中古車の取り寄せにチャレンジしてみることをオススメします。

もし近場の販売店に良い車が見つからないのであれば、ぜひ今回紹介してきた知識をうまく使ってみてください。

以上「中古車を県外から取り寄せする費用を損しないための10の注意点」でした。

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