中古車を購入するとき「定期点検記録簿」は必要?

【2019年版】中古車を購入するとき「定期点検記録簿」は必要?専門家がわかりやすく解説  
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中古車を購入するとき、他にも必ず確認してほしい要素が「記録簿」・・・正式名称「定期点検整備記録簿(整備手帳)」です。

言い換えるならば「車のコンディションが記録されたモノ」ですね。どんなものか、イラストにまとめるとこんな感じ。

中古車は新車と違って、1台1台の状態が異なるので、購入前にしっかりとコンディション状況等々を確認しておかないと後で後悔する羽目になってしまう事がよくあります。

そこで、中古車のコンディションを確認する過程で必ず確認しておきたい資料が記録簿になるのです。

記録簿は過去の整備状況を知る事の出来る重要な資料です。言わば、中古車の健康診断書の様なモノですね。

ここでは、中古車購入前に確認すべき「整備手帳」について見ていきます。

  • 記録簿がない中古車を買っていいのか知りたい
  • 記録簿の重要さについていまいちわかっていない
  • そもそも記録簿について全然知らない

上記のような悩みをもつ人には必ず役にたってくれることでしょう。

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中古車購入前に確認すべき「記録簿」とは?

整備手帳は、車の所有者が定期点検を受けていたかやエンジンオイルはいつ交換し、いつ車に生じた不具合を修理したかなど、過去の整備状況を知る事の出来る重要な資料です。

言わば、車の健康診断書の様な物ですね。冒頭でもお伝えしましたが、こんな感じのものです。

整備手帳を見ると、過去の整備状況だけでなく今後のメンテナンス(費用)についても予測を付ける事が出来ます。

例えば、「エンジンオイルを○年○月(走行距離○km)時点で交換しているから、次はいつ頃が交換時期かな」とか「点検時のタイヤの溝やブレーキパッドの厚さが○mmなので、近いうちに交換しよう」といった感じですね。

上記の様に、整備手帳を見れば車の過去のメンテナンス状況や今後の予定など、様々な情報が見えて来るので、とても重要な書類です。

参考:中古車のメーター改ざんについても整備手帳から発覚する事も有ります。(参考記事:中古車のメーター不正・改ざんを見破る確認ポイント

中古車の「記録簿」の書き方や見方

中古車の「記録簿」の書き方や見方

整備手帳のサンプルや書き方(見方)については、「24ヶ月定期点検整備の確認項目と点検整備記録簿への書き方」で紹介しているので参考にして下さい。

整備手帳は、ディーラーや整備工場の方が書くので、ユーザーが自分で記載する事はまず有りません。しかし、どういった事が書かれているかについては一応知っておいた方が良いでしょうね。

記録簿(整備手帳)がある中古車は良い車?

記録簿(整備手帳)がある中古車は良い車?

では、整備手帳が有る車は良い車と言えるのでしょうか?この点については、整備手帳が有るからと言って、必ずしも良い車(程度の良い車)とは言い切れません。

整備手帳が重要な書類とされるのは、過去のメンテナンス記録を見る事が出来るからです。整備手帳が綺麗に残っていたとしても、メンテナンスを全然受けてなくて中身を見てみたら白紙だった、というのでは全く意味が有りませんよね。

つまり、重要なのは記録簿の有無ではなく、点検整備をしっかりと受けていたかどうかです。逆に言うと、定期的に点検整備を受けていたのであれば整備手帳が無かったとしても、ユーザーとしては特に問題は有りません。

:車に乗る上では問題は無いですが、車を売る側とすると整備手帳が無いと消耗品の交換時期が分からないので困りますけどね。

記録簿がある中古車でも安心は禁物

記録簿がある中古車でも安心は禁物

中古車購入時には、整備手帳が有るからと言って安心し切ってしまうのではなく、1度全ページ目を通してみましょう。整備の内容や間隔などを確認して、ディーラーで定期的に整備しているのであればOKです。

一方で、新車購入後の1〜2回程度が記入されていて後は真っ白という場合や、時期が飛び飛びの場合は要注意です。車は精密機械かつ消耗品なので、メンテナンスに手を抜いてしまうとすぐに不具合が出て来ますからね。

整備手帳は、紛失してもメーカーに言えば新しく発行してくれます。中には、車の売却前に整備手帳を新たに買って車の中に入れている方もいるので、とにかく「整備手帳が有るだけで満足してはいけない!」という事ですね。

記録簿が無い中古車は買ってはダメ?

記録簿が無い中古車は買ってはダメ?

以上で見て来た様に、整備手帳は中古車の購入を検討する際には重要な確認ポイントとなります。しかし、必ずしも「整備手帳が無い=購入してはいけない」とはなりません。

上述した様に、メンテナンスはしっかりと受けていたけど整備手帳を紛失してしまった、というケースも有るからです。但し、きちんと整備手帳が記入されている中古車と比べると、より慎重に車の確認をする必要が有ります。

確認しても良く分からない場合は、車に詳しい人に確認してもらうか、主要な部分だけ確認して、後は購入後に手当たり次第消耗品を交換してしまう、というのも手です。

交渉次第では、販売店側が消耗品の交換をサービスでしてくれる事も有るでしょう。特に10万キロ以上走っている様な車を買う場合は、車検を受けるくらいの心積もりで確認や整備をした方が良いでしょうね。

記録簿がない中古車には注意しよう

定期点検整備記録簿(整備手帳)は、きちんとメンテナンスを受けている場合は良いのですが、前の所有者がメンテナンスをさぼっていた様な場合は、例え丁寧に保存されていたとしても何の役にも立ちません。

整備手帳が無い場合や、記録されていない場合は、より注意深く車の状態を確認する様にしましょうね。車の知識が無い方はこの様な車は選ばずに、しっかりとメンテナンスがされている事が整備手帳で明らかな車だけを選ぶのも良いでしょう。

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