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任意保険の保険料

任意保険の保険料

任意保険を契約している方は、毎月若しくは毎年の様に保険料を支払わなければなりません。車を持っていると、他にも色々維持費がかかるので、出来る限り保険料は安く抑えたいですよね。

そこで、ここでは任意保険の保険料が安くなる割引制度にどの様なものが有るか、を紹介していきます。

任意保険の保険料割引制度

任意保険の保険料割引制度には、主に以下の様なものが有ります。

  • ①ノンフリート等級別割引(割増)
  • ②インターネット割引
  • ③証券不発行割引
  • ④新車割引
  • ⑤ゴールド免許割引
  • ⑥運転者年齢限定割引
  • ⑦運転者家族限定割引
  • ⑧セカンドカー割引
  • ⑨ノンフリート多数割引
  • ⑩長期優良契約割引
  • ⑪エコカー割引
  • ⑫先進安全自動車割引(ASV割引)

以下で、それぞれの割引制度の概要を見ていきましょう。

①ノンフリート等級別割引(割増)

任意保険の保険料は、1から20までのノンフリート等級によって大きく左右されます。

ノンフリート等級

初めて任意保険を契約する場合、6等級からスタートし、1年間無事故のまま契約を更新すると翌年の等級は1上がり、等級に応じて保険料の割引を受ける事が出来ます。最高の20等級になると、保険料が63%割引となります。

ノンフリート等級制度の意味と等級ごとの割引率

但し、交通事故に遭い保険を使うと、翌年は1等級若しくは3等級ダウンし、保険料が上がってしまいます。

②インターネット割引

インターネット割引は、最近人気のダイレクト型自動車保険を契約する際に受けられる割引制度です。

インターネット割引

ダイレクト型自動車保険はインターネットか電話での申込が可能ですが、インターネットで契約をすると最大で1万円(保険会社によって異なります)の保険料の割引が受けられます。

一般的には、初回契約時のみ最大割引が適用され、翌年以降は割引額が減少します。その為、無事故で等級が上がったのに翌年の保険料が上がってしまうという、現象が起きる事が有ります。

参考:中には、次年度以降の契約更新時にもインターネット割引の最大額が適用される保険会社も有ります。

③証券不発行割引

証券不発行割引も、インターネット割引同様にダイレクト型自動車保険特有の割引制度です。

従来、自動車保険を契約すると補償金額や内容の記載された「保険証券」が書面で発行されていたのですが、これを書面では発行しない代わりに、保険料を安くするというものです。

保険証券

ダイレクト型の保険は、保険会社のホームページでマイページにログインをすると、保険の契約内容を見る事が出来るので、証券を不発行にしたからといって特段デメリットは有りません。

デメリットが無いので有れば、是非利用したい割引制度ですね。なお、割引金額は多くの保険会社が500円です(一部600円の保険会社も有ります)。

④新車割引

新車割引は、「保険契約の開始日が契約車両の初度登録年月から25ヶ月以内の契約の場合」に受けられる保険料の割引制度です。保険会社によって異なりますが、概ね3〜20%程度の範囲内の割引となります。

参考:JA共済は「初度登録年月から13ヶ月以内」の契約にしか新車割引が受けられません。

「初度登録年月から25ヶ月以内」という事は、新車購入時に任意保険に加入すれば、新車購入後3年間は新車割引が受けられるという事ですね。

⑤ゴールド免許割引

免許証の色はグリーン・ブルー・ゴールドと、3色に分かれていて、免許を取得してからの年数や過去の違反実績によって区別されます(参考記事:運転免許証の色(グリーン・ブルー・ゴールド)の種類とそれぞれの意味)。

ゴールド免許

任意保険の契約時点で免許証の色がゴールドの場合、ゴールド免許割引が適用され、保険料が割引されます。保険料の割引率は保険会社によって異なりますが、6〜18%程度となっています。

ゴールド免許とブルー免許とグリーン免許で任意保険の保険料はどれくらい差があるの?

⑥運転者年齢限定割引

任意保険に加入すると、「誰が運転しても無条件に補償の対象となる」という訳では有りません。契約時に補償の範囲を決める必要が有るのですが、この範囲は年齢によって限定する事が可能です。

年齢制限

年齢条件は、基本的に「21歳以上補償」「26歳以上補償」「全年齢補償」の3種類に分かれます。

参考:他にも、保険会社によっては「30歳以上限定」「35歳以上限定」なども選べる場合が有ります。

交通事故は、統計的に若い方が起こす事が多いとされているので、補償の範囲から若者を外すと保険料は安くなります。

つまり、この中では「26歳以上補償<21歳以上補償<全年齢補償」という関係になりますね。

なお、割引率を一概に○%というのは難しいですが、全年齢を補償するのと30歳以上を補償するのとでは、倍近く保険料に差が出る事も有ります。

⑦運転者家族限定割引

上記では、運転者を年齢で限定する事による割引でしたが、さらに運転者の範囲を家族に限定する事でも保険料の割引を受けられます。

限定出来るのは、以下の4パターンです。

  • 契約者本人
  • 契約者本人と配偶者
  • 契約者本人と配偶者とその家族
  • 限定無し

なお、運転者の範囲を限定すると、保険料は3~9%程度安くなります。

⑧複数所有新規割引

車を1台持っている方が2台目を購入する場合、通常であれば2台目のノンフリート等級は6からスタートします。

しかし、「1台目の車の等級が11以上」など一定の条件を満たすと、複数所有新規割引が適用され、2台目の等級を7からスタートする事が出来ます。

参考:保険会社によっては、複数所有新規割引割引と呼ぶ事も有ります。

2台の車

「なんだ等級が1上がるだけか」と思うかもしれませんが、上述した様にノンフリート等級別割引は等級が1変わるだけで保険料が大きく変わります。等級が6の場合は割引率は「19%」ですが、等級が7だと「30%」となります。

自動車を2台持ちしている人の自動車保険(任意保険)の考え方や割引制度

⑨ノンフリート多数割引

車を2台持っている方は、上記の様に複数所有新規割引により等級が7からスタート出来ますが、他にもノンフリート多数割引によって保険料の割引を受ける事も出来ます。

参考:保険会社によっては「複数契約割引」と呼ぶ事も有ります。

これは、2台以上()の保険を1つの保険証券で契約する場合に保険料の割引が受けられる、というものです。割引率は、保有台数にも異なりますが1〜7%程度
す。

:保険会社によっては、3台〜6以上保有していないと割引が受けられない事も有ります。

⑩長期優良契約割引

長期にわたって事故を起こしていない「優良ドライバー」にだけ適用される「長期優良契約割引」というものが、代理店型の大手損保を中心に用意されています。

但し、この割引を受けるには以下の条件を満たす必要が有ります。

  • 前年度と当年度が20等級
  • 前年度の契約期間中に無事故
  • 事故有係数適用期間がゼロ
  • 前年度の契約期間が1年以上

:ノーカウント事故はカウントされません。

なお、割引率は1〜3%程度ですが、AIUだけは10%と割引率が大きいです。

⑪エコカー割引

最近は世界的にエコカーブームですよね。乗っている車がハイブリッド車か電気自動車(燃料電池自動車)の場合、1〜7%程度の保険料の割引を受ける事ができます。

参考:割引の名称はエコカー割引やECO割引など様々です。

エコカー

なお、エコカーというだけで割引が受けられる訳ではなく、初度登録年月の制限が有ります。多くの保険会社は、初度登録年月から「13ヶ月以内」の車に適用されますが、中には「25ヶ月以内」「37ヶ月以内」に設定している保険会社も有ります。

従って、割引が受けられるのは、基本的には新車で購入してから最大2年間で、保険会社によっては3~4年受けられる事も有る、といった感じですね。

⑫先進安全自動車割引(ASV割引)

先進安全自動車割引は、2017年1月から損保各社が「先進安全自動車(ASV)」に対する保険料を10%程度安くする、と発表した事から注目を浴びている割引制度です。

先進安全自動車とは、「先進技術を利用してドライバーの安全運転を支援するシステムを搭載した自動車」の事をいい(参考:国土交通省「自動車総合安全情報」)、主に以下の様なシステムが搭載されています。

  • 衝突被害軽減ブレーキ
  • レーンキープアシスト
  • ふらつき警報
  • 駐車支援システム
  • ACC(アダプティブクルーズコントロール) ※1
  • ESC(エレクトリックスティビリティコントロール) ※2

※1:一定のスピードで走る機能&先行車との車間距離を自動制御する機能
※2:横滑りの状況に応じて制動力や駆動力を自動制御する機能

先進安全自動車は、従来の車と比べて事故率が低い事が調査により一定程度確認されて来た為、各社が保険料の割引をしようと判断したのでしょうね。

まとめ

いかがでしたか?任意保険には、様々な保険料割引制度が有る事が分かりましたね。割引制度を上手く活用して、少しでも保険料を安く出来ると良いですね。

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