バス運転手の年収・給料となるのに必要な免許

バスの運転手  
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バスは我々の生活に欠かせないものです。日常の移動手段として利用したり、旅行や観光時の大勢での移動にも利用したりなんかします。

そして、あの大きなバスを自由自在に操っている運転手さんを見ると「凄いなぁ」と思ってしまうわけですが、このバスの運転手さん。いったいどれくらいのお給料を頂いているのでしょうか?また、どうすればバス運転手になる事が出来るのでしょうか?

以下、詳しく見ていきます。

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バスの運転手の種類

観光バス

バスの運転手には、大きく分けると以下の二種類が有ります。

  • 路線バス運転者(公営・民営)
  • 観光バス運転者(民営)

どちらもバスに乗客を乗せて目的地まで安全に運行する事が仕事ですね。なお、路線バスには、都営・県営・市営などの公的機関が運営しているケース(いわゆる公営バス)と、民間業者が運営しているケースとが有ります。

しかし、バスは元々交通渋滞に弱く、特に最近は都市部の地下鉄利用者が増えて来ている事等により、利用者が減少傾向にあるので、公営バスは経営の悪化がよく指摘されています。

その結果、バス事業を民間企業に管理委託する役所もあれば、民間企業に完全移管して公営バス事業から撤退する役所も有ります。

なお、従来と比べると、バスの利用者は減っては来ているものの、公共交通機関として欠かす事の出来ないものなので、バスの運転手の職業としての需要は依然として高いです。従って、今後も安定した職業と言えるでしょう。

事故を起こすと大きな問題へと発展しますし、客のトラブルなども多く大変な職業ですが、公共性が高い仕事なのでやりがいは十分に感じる事が出来るのではないでしょうか。

バス運転手になるために必要な免許・資格

路線バス

バスの運転手になるには、大型第二種自動車運転免許が必要()となります。必ずしも入社時までに免許を取得しておかなければならない、という訳ではなく、入社後に二種免許の取得が出来る場合も有る様です。

:普通自動車免許等を取得してから3年以上経過していないと、取得する事が出来ません。

バスの運転手は、多くが路線バス会社や観光バス会社に勤務するサラリーマンです(公営バスの場合は、地方公務員となります。)入社時の試験内容は各社で差がありますが、筆記や実技などの入社試験を受けて採用が決まります。

年齢制限はバス会社によって異なります。若い人からベテラン世代まで様々な世代の方が活躍しているのが運転手の世界ですから、20代だろうが60代だろうが採用される可能性は有ります。企業の人事戦略次第とも言えますね。最近は女性の運転士の方も増えています。

バス運転手になりたい方は、こまめに採用情報をチェックしておいた方が良いでしょう。


採用試験に合格したら、地理やアナウンス、実車の運転、マナーなどを学んだ上で運転手として働く事になります。

バス運転手の年収・給料

バス運転手の年収

バスの運転手は、勤務するバス会社の規模にもよりますが、年収400万〜450円前後の方が多いです。月の給料に直すと月給25万円~35万円くらいが相場となります。

求人量や難易度からすると、年収が高く感じるかもしれないですが、その分労働時間は長く、路線バスを見れば分かる様に土日などは関係有りません。

バスの運転手は、一人一人の労働時間が長めなので、基本給を下げて残業代を増やすというスタイルを採用している会社が多い様ですね。一般的に、休みは月に4日で1日の拘束時間は10時間以上となります。働けば働くだけ給料は増えるのですが、時間給に直すと割りが良いとは言えないですね・・・。

なお、公営のバス(市営や都営バス)の運転手は、民間のバス会社の運転手よりも給料が良く、600〜700万円程度貰っている方もいる様です。但し、最近は公営のバス事業の赤字が続いている点や、官民格差の問題を指摘される事が多い点などから、徐々に給料が減って来ている様です。

まとめ

いかがでしたか?バスの運転手は仕事が大変ですし、給料もそれに見合う高給か?と言われると疑問ですが、公共性が高くやりがいが有る仕事です。

バス運転手になる事自体はそこまで難しくはないので、興味が有る方は目指してみてはいかがでしょうか?

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