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宅配業者

宅配業者

日本の宅配業者大手といえば、ヤマト運輸(クロネコヤマト)と佐川急便が真っ先に挙げられるのではないでしょうか?

大手故に様々な評判を聞く事が有りますが、実際のところ働くのであればクロネコヤマトと佐川急便とでは、どちらのドライバーの方が良いのでしょうか?以下で見ていきましょう。

クロネコヤマトの特徴

クロネコヤマトのドライバー(集配ドライバー若しくはセールスドライバー)は、主に2tクラス()の専用バンに乗って、自分の担当エリアで営業・集配・集金するのが仕事です。

:業務内容や地域によって異なります。

出社後は担当エリアへ移動して、午前午後と配達や集荷。配達や集荷が終わると帰社し、集荷した荷物を専用のトラックへと運んで一日の業務が終了します。新卒採用を除くと、基本的には契約社員(キャリア社員)からスタートする事になります。

宅配トラック

なお、研修制度が充実しているので、普通免許さえ有れば(AT限定は×)トラックのドライバー未経験者でもOKです。

給料面に関してですが、契約社員の初任給は15万円程度と低いものの、平均して月に6万円程度のインセンティブ報酬や、家族がいれば最低3万円貰う事の出来る扶養手当など、全て合わせると35万円近くの月収となります。その結果、多くの方が年収400万円を超えている様ですね。

一方で、勤務時間が長く(土日祝日も関係無し)、正社員になるまでに最低でも半年〜数年かかるなどのデメリットも有ります。

佐川急便の特徴

佐川急便のドライバーは、軽トラから4tトラックまで様々なサイズの車両を使って、自分の担当エリアを配達・集荷するのが仕事です。

宅配の担当者

過去の運転経歴に問題が無い方は、普通免許さえ有れば(AT限定は×)比較的簡単に採用されるでしょう。但し、採用後に実施される1週間程度の研修(神奈川県綾瀬市にて)が厳しく、終わった後も実地研修や最終審査が行われます。最終審査に辿り着くまでに挫折してしまう人も結構いる様ですね。

大声を出したり走ったり()と、体育会系の方でないと非常につらいと言われており、研修中に泣いてしまう方もいるらしいです。

:佐川急便のドライバーというと、走っているというイメージが無いですか?歩いてはいけない、という決まりは特に無い様ですが、基本的に業務に追われて走らざるを得ない様です。従って、体力は必要ですね。

しかし、審査をパスして一人前のドライバーになる事が出来れば、早い段階から月給40万程度も夢では有りません。

佐川急便では、ドライバーが駐車違反の取締りを受けた際に、身代わりの人を警察に出頭させ謝礼を渡すという行為が社内で横行していました。2016年11月にはその件が明るみになり、身代わり出頭に関わった方が逮捕されるにまで至りました。

「ドライバーが違反で捕まると配送業務を続けられず、業務運営に支障を来す為に提案した」という身勝手な理由によるものでしたが、これを機にこういった不正が無くなる事を期待したいですね。

どちらのドライバーの方が良い?

天秤

簡単にそれぞれの特徴を書いて来ましたが、ドライバーになるのであればどちらの会社の方が良いのでしょうか?給料面・業務面から考えてみましょう。

給料面

給料面ではどちらもそれほど大きくは変わらないでしょう。1人前になれば毎月35〜40万円程度、年収にすれば400〜500万円程度は期待出来ます。

但し、どちらも最初からそれなりの給料を貰える分、長く勤めてもそれほど給料は上がらない様ですけどね。

業務面

業務量を考える際に外せない重要なポイントとして、アマゾン(Amason)の業務が有ります。

元々、ヤマト運輸と佐川急便、日本郵便の3社は宅配業界での激しいシェア争いをしていたのですが、ネット通販で利用する方が非常に多いアマゾンの配送は佐川急便が請け負っていました。

参考:一番最初は日本通運のペリカン便が受け持っていましたが、2005年頃に佐川急便に変更となっています。

配送料が多いので宅配業者としては嬉しいのですが、アマゾン側の要求レベルは非常に高いです。当時アマゾンは送料無料を強みにしていたので、佐川急便に対しても運賃の切り下げを要求していました。

また、メール便であれば受取人の判子が不要なので、不在でもポストに投函すれば済むのですが、アマゾン側はメール便でも判子を貰う様に要求をしたのです。

ネットで買い物する女性

その結果、佐川急便は「これには耐えられない・・・」と、2013年にアマゾンとの契約を打ち切りにしました。そして、現在はクロネコヤマトがアマゾンの配送を引き受けています。これにより今度はクロネコヤマトの現場でかなりの荷物が増えており、ドライバーが業務に追われる状態となっています。

特に、アマゾンで商品を頼んだ方の多くは働き盛りの世代なので、午前中に商品を届けても不在のケースが多く、夕方以降になって再配送しなければならない事が増えたので業務量が増えた、という訳ですね。

ルートを考えながら回っているドライバーにとって、ひっきりなしにかかってくる再配達の電話は非常に負担が大きいのです。

従って、最近の業務量という点で考えると、クロネコヤマトよりも佐川急便の方が良いかもしれないですね。

2017年3月時点、ヤマト運輸もアマゾンの配送業務に対して悲鳴を上げています。業務をこなす為にドライバーの採用を増やしていますが、それでも対応して切れていない模様ですね。労働環境の悪化も顕著になって来ているため、今後アマゾンの荷物にどう対応するかが注目されています。

2017年4月7日にはAmazonの即日配送の引受を撤退する方向で進めている事が分かりました。これで業務量が減ると良いのですが・・・どうなりますかね。

まとめ

いかがでしたか?給料面ではクロネコヤマトも佐川急便もそれほど差は無いですが、業務量で考えると最近はクロネコヤマトの方が大変なので、佐川急便のドライバーの方が良いのかもしれないですね。

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