車は出来るだけ高く売りたいものですね。購入資金や維持費で相当の額をこれまで支払っていますから出来るだけ元を取りたい!と思うのが人間の性でしょう。今回はのっぴきらならない事情で車を手放さなければならなくなった人の車を高く売るための交渉術を紹介します。
体験談
何年か前に、自分が乗っている車を手放すことになりました。その車は走行距離も10000kmも行ってなかったですし、買ってからまだ4年しか経っていなかったのでとても勿体無かったなと今でも思います。
売却した理由は、自分の病気が悪化して長期の入院をしなければならず、その間のローンを支払う事が現実的に考えて難しかったからです。
残念ですが、手放すことを決意して、どこに売ろうか色々と考えました。最終的に売ろうと思ったお店は自宅付近にあった「アップル」でした。有名でしたし、何度も前を通った事も有るので安心して査定に来てもらいました。
大体の担当者は、査定をして金額を言う前に、他に査定をしてもらったのか、いくらくらいだったのかを聞いてきます。そうしたらチャンスと思ってください。そこで、自分の売りたい金額を言うのです。それが少しくらい高ければ、担当者も悩んでどうにかしてくれるケースがあります。
自分が売った時には、少し高かったのか「店長に車を見せてからでいいですか?」と言われ、その日のうちにお店に車を持って行き、店長に直接査定して貰う事になりました。走行距離も走っていませんでしたし、外装も内装も傷が無く、「とても綺麗ですね」と店長は言ってくれました。
店長も私が言った金額を少し高いと思ったようで、そこからまた本部に連絡を入れていました。結局、自分が希望した金額で売れることが出来たので、ラッキーだったと思います。
本当はアップルに査定を頼む前に別の買取店で査定をして貰っていて「150万から行っても170万くらい」と言われていたので、200万円では無理かと思っていたんですよね。もしも、これが一社だけでの査定だとしたら、おそらくは、150万円くらいでしか売れていないと思います。
交渉術としては、相場をあらかじめ調べておいて、その値段よりも少し高い値段を言うことで、値段を吊り上げることが出来ます。ただ、ある程度交渉を続けていて、あまりにも欲が出すぎてしまうと、相手のほうもそれなら売ってもらわなくてもいいと思ってしまうので、さじ加減が重要です。値段の交渉は、担当者一人に対して、一回か二回くらいが丁度いいでしょう。
自分が乗っていた車は、自分の子供が産まれるのと同じ時期に買ったのでとっても思い出深いものでした。しかし、売ることになって始めは残念と思っていましたが、それなりに高く売れてなんとなく救われた気がしました。自分の愛車を売るときには、安くてもいいやと思わないで出来る限り自分で努力をして、なるべく高く売れるようにしてあげたほうがいいのではないかと思います。
この体験談から得られる教訓
今回注目したポイントは以下の2つです。
■希望額をしっかりと言う事■
そこで、自分の売りたい金額を言うのです。それが少しくらい高ければ、担当者も悩んでどうにかしてくれるケースがあります。
今回体験談を書いてくださった方は結構度胸がある人ですよね。いっても170万くらいと別の査定店で言われていたのに、アップルさんに対しては200万と強気に出ているわけですから。しかもその金額で売却成功していますし。
しかし、これ本当大事なんですよ。ある統計結果でも「売買価格を決める要因で一番大きいのが、売り手の初期価格設定である」という結果が出ていました。ちょっと高すぎるかな?と自分で思ってしまうと中々口に出せないですが、そこは頑張って口に出してしまいましょう。
一度口に出してしまえば、それからはその金額が自分にとっての基準金額となりますから話も進めやすくなります。
■自分の愛車を高く売ってあげるという感覚■
長年連れ添ってきた愛車なわけですから出来るだけ良い状態で次のオーナーのもとへわたって行って欲しい。そのためには高く売れる努力をする。
なんかいいじゃないですから。こういう感覚を持ち合わせている人は中々少ないかもしれませんが、こういう意識付けをしていると実は上手く売却成功するのかもしれせんね。
もっと言えば、一括査定に出しておけば手間も省かれて希望売却額を簡単にゲット出来たと思いますけど☆
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