サブプライムローンと自動車販売台数の関係(日本国内)

ローン問題  
※記事内に商品プロモーションを含む場合があります。

サブプライムローン問題による業績悪化の波は、アメリカの自動車業界のみならず、日本の自動車業界にも押し寄せました。

参考:アメリカの自動車業界のビッグスリーが破綻した理由

業績悪化の原因は、サブプライムローン問題による「金融危機」と「円高」です。サブプライムローンの発生により、行き場を無くした投機マネーが、安全資産である「円」に集中し、一気に「円高」となってしまいました。

円高になると、輸出した自動車は売れにくくなってしまいます。(円高と輸出の関係は割愛させていただきます。)

【裏技】愛車の最高額が45秒でわかる&最高額で売る方法

愛車を売るなら中古車で有名な「カーセンサー」がオススメ!
一括査定で最大の約1,000社が参加、オークション形式も選べます。
ボロボロの車や事故車でももちろん高く売れる!

下取り査定で80万が一括査定を使って120万円と+40万円もお得に売れました!

カーセンサー公式サイト


MOTA車買取」なら45秒であなたの愛車の最高額をチェック!
よくある電話ラッシュということはなく、翌日18時にWEB上で各社からの査定額をチェックできます。

MOTA公式サイト


どこか1社の査定で十分な方は「カーセブン」がオススメです。
カーセブンは昔から顧客評価が高い企業で安心して利用できます。
全国対応、カンタン30秒で査定依頼ができます。

カーセブン公式サイト

スポンサーリンク

サブプライムローンとは

住宅ローン

まず「プライムローン」とは、信用力の高い人向けの住宅ローンを指します。主に公務員や会社員(複数年勤務)が対象のローンです。

このプライムローンに「サブ」が付くとどうなるのか?

サブには「下の」「下位の」などの意味が有ります。プライムローンよりも下という事は、信用力の無い人向けの住宅ローンが「サブプライムローン」となります。契約社員や新入社員などはここに該当するでしょうか。

サブプライムローンは、信用リスクが高い人向けのローンなので、金利は高くなります。ただ、ローンの仕組み的に、借りた当初は金利が低く・数年後に高くなるという仕組みだったので、低所得者でも借りやすいシステムになっていました。

さらに、当時のアメリカは、不動産バブルで住宅の価格が右肩上がりだったのです。

ローンを組む側は、金利の低い時はローンを支払い、金利が上がる直前に住宅を売ってローンを返済しようと考えます。また、貸す側も、返済が滞っても住宅を売却すれば回収出来ると考えました。その結果、信用力の無いアルバイトや借金を抱えている人にまでローンを提供し始めたのです。

バブル崩壊

住宅価格が上昇している時は、みんながWIN-WINの関係ですから、誰も困りません。しかし、不動産バブルの崩壊とともに住宅価格が下落すると、事態は急変します。

住宅を売却してローンを返そうとしても、ローンを組んだ時よりも住宅価格が下がっているので、借金だけが残ります。また、住宅に住み続けてローンを返済していくとしても、金利が高くなっているので返済が厳しくなりました。

その結果、破産する人が続出します。そして、お金を貸していた銀行には「回収出来ない債権」と「値の崩れた住宅」が残ります。こうなると体力の無い銀行から次々と倒産していく事になります。これが「サブプライムローン問題」です。

世界的金融危機の原因に

証券取引所

さらに、サブプライムローン問題は世界的金融危機の原因となります。

返済が滞る可能性のあるリスクの高いサブプライムローンを、様々な資産と組み合わせてリスクを平準化し、証券として販売し始めたのが事の発端です。この証券を世界中の投資家が購入します。(日本の銀行などはバブルの経験を活かして、あまり手を出さなかったようです。)

そして、サブプライムローン問題が表面化してくると、証券の価格も下がり始めます。この証券のやっかいな所が、さきほども説明したように様々な資産と混ざり合っている事です。

証券の価格が下がった時に、自分の証券にサブプライムローンが含まれていた事に気付くわけです。すると、自分の保有している証券に「サブプライムローンが含まれているかもしれない」という不安が投資家を「売り」に走らせます。サブプライムローンが含まれているかどうかに関わらずです。

その結果、小さな金融機関から倒産していきます。さらに、インパクトが大きかったのが「リーマン・ブラザーズ」の倒産です。この倒産で、株価の暴落に拍車がかかります。

銀行も企業もどんどん倒産していってしまったのです。これが世界的金融危機となった「リーマンショック」です。

金融危機前後の自動車販売台数の推移

世界的金融危機は、日本の自動車業界も他人事では有りませんでした。

日本の自動車業界にどれだけの影響を及ぼしたのか?金融危機前後の新車販売台数(日本国内)の推移を見てみましょう。

新車販売台数(日本国内)

参考:一般社団法人 日本自動車工業会

販売車種は乗用車・トラック・バスが含まれています。

サブプライムローン問題が発生し始めた2007年には、ホンダ・ダイハツ以外のメーカーの販売台数が落ち込み始めます。そして、金融危機が発生した2009年には、ホンダを除くメーカーの販売台数はガクッと低下していますね。

さらに、メーカーは在庫調整を行うために、生産台数を減少します。すると、製造工場の稼働率は低下し、労働力が余剰します。この労働力をメーカーはどうしたか?労働者派遣規約を打ち切っていくわけです。いわゆる「派遣切り」です。

サブプライムローン問題は、販売台数の低下による自動車企業の経営の悪化だけでなく、労働問題にも発展する形で日本に影響を及ぼしました。

派遣労働の問題は、サブプライムローン問題とは独立した問題ですが、金融危機によって表面化したと言えます。

【裏技】愛車の最高額が45秒でわかる&最高額で売る方法

愛車を売るなら中古車で有名な「カーセンサー」がオススメ!
一括査定で最大の約1,000社が参加、オークション形式も選べます。
ボロボロの車や事故車でももちろん高く売れる!

下取り査定で80万が一括査定を使って120万円と+40万円もお得に売れました!

カーセンサー公式サイト


MOTA車買取」なら45秒であなたの愛車の最高額をチェック!
よくある電話ラッシュということはなく、翌日18時にWEB上で各社からの査定額をチェックできます。

MOTA公式サイト


どこか1社の査定で十分な方は「カーセブン」がオススメです。
カーセブンは昔から顧客評価が高い企業で安心して利用できます。
全国対応、カンタン30秒で査定依頼ができます。

カーセブン公式サイト

市場に出回っていない中古車を探す裏技

ズバット車販売」なら、市場に出せばすぐ売れてしまう新古車や未使用車などを提案してもらえる!
中古車のプロがあなたの条件にピッタリの中古車を探してくれるので、とっても安心。
車種が決まっていなくてももちろんOK。

中古車は何となく壊れるのが心配・・・と考えのあなたも大丈夫!
ズバット車販売」は「最長10年保証」や「100日以内の返品可能」など充実の安心保証。

ズバット車販売 公式サイト

コメント一覧

この記事へのコメントはありません。

コメントする

CAPTCHA