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シートベルト装着

シートベルト装着

車に乗る時に”運転手”だけでなく”他の同乗者”もちゃんとシートベルトを着用していますか?

JAFと警察が合同で調査した結果(平成26年10月1日〜10日)によると、シートベルトの着用率は以下の通りとなっています。

 一般道路高速道路
運転席98.2%99.5%
後部座席35.1%70.3%

この割合を見ると、一般道路での後部座席の着用率が非常に低いですね。シートベルトは、決まりだから着けるというものではなく、事故時に自分の身を守る為に必要な物なので、車に乗る時は必ず着けたいものですね。

ここでは、シートベルトが未着用だった場合の違反点数や罰金、シートベルトの安全性などについて解説していきます。

シートベルトの着用義務

シートベルトの着用義務については、道路交通法71条の3で以下の様に規定されています。

(普通自動車等の運転者の遵守事項)
第七十一条の三  自動車の運転者は、道路運送車両法第三章 及びこれに基づく命令の規定により当該自動車に備えなければならないこととされている座席ベルトを装着しないで自動車を運転してはならない。ただし、疾病のため座席ベルトを装着することが療養上適当でない者が自動車を運転するとき、緊急自動車の運転者が当該緊急自動車を運転するとき、その他政令で定めるやむを得ない理由があるときは、この限りでない。

基本的には、車に乗る方はシートベルトをしなければならず、別途例外規定としてシートベルトをしなくても良いケースが有る、という事ですね。

そして、例外としては道路交通法施行令第26条の3の2で以下のケースが規定されています。

  • 負傷や障害、妊娠中のため、シートベルトを着ける事が適当でない場合(*)
  • 著しく座高が高い又は低い、著しく肥満しているなどの理由によりシートベルトを着ける事が出来ない場合(*)
  • 車をバックさせるための運転時
  • 消防用車両を運転する場合
  • 郵便物等の集配業務時
  • 警察の警護のもとでパレード等をする場合
  • 選挙カーの運転時
  • 警察が犯罪車を護送している場合etc

* 妊娠中や肥満の方は下記記事も参考にして下さい。
シートベルトストッパーとは?安全性は大丈夫なのか?

未着用時の違反点数・罰金

自動車の運転中に、運転手がシートベルトを着用していなかった場合、「座席ベルト装着義務違反」となり罰則としては1点となります(反則金無し)。

助手席の人がしていない場合

助手席の方が着用していなかった場合も同様に、1点(反則金無し)となります。

後部座席の人がしていない場合

後部座席の方は、一般道でもシートベルトの着用は義務ですが、違反していても罰則は無く注意されるだけです。但し、今後は取締りが厳しくなり、罰則が追加されるかもしれないですね。

一方で、高速道路では後部座席の方がシートベルトをしていないと罰則の対象となります。この場合も運転席同様に違反点数は1点となります(反則金は無し)。

まとめると、以下の通りですね。

座席違反点数反則金
運転席1無し
助手席1無し
後部座席(一般道)無し無し
後部座席(高速道路)1無し

後部座席のシートベルト着用義務違反に関しては、行楽シーズンなどに高速道路の料金所付近で一斉取締りをしている事が多いです。

そして、取締りを受けると、大破した車をわざとらしく見える場所に置いて、「あんなに大破しても、シートベルトをしていれば助かるんですよ」と諭される事が有ります。

違反を取り締まられてイライラしているのに、わざとらしく言われるとイラっとするかもしれませんが、実際にシートベルトの着用の有無による事故時の被害は大きく異なります。素直に話を聞く様にしましょうね。

妊婦さんでもシートベルトの着用義務はある?

妊婦さんもシートベルトの着用義務は有ります。警察の取締り現場では、妊婦だからといっても許してくれません。「そんなの厳しすぎない?!」と思うかもしれませんが、法律で決まっているのだから仕方が有りません・・・。

妊婦とシートベルト

上記のシートベルトの着用義務が無いケースとして、妊婦が挙げられていますが、これはお腹が出過ぎていてシートベルトを着用するのが好ましく無い様なケースを指しています。

車に乗る前に装着方法や、装着の可否について医師と相談し、もし医師が「シートベルトをしない方がいい」というのであれば無理にシートベルトをする必要は無いでしょう。

但し、警察の取締りという点では、医師からの意見書など何かしらの反論する資料をもらっておいた方が良いでしょうね。

シートベルトの正しい装着方法

シートベルトは、ただ着ければいいという訳では有りません。正しい着用方法をしないと交通事故時に体を守る事が出来ません。

シートベルトの正しい装着方法

まずは、シートの背を倒さずに深く腰掛けます。そして鎖骨の上から胸の間、骨盤を通るように締めます。バックルの金具は、カチャッと音がするまで確実に差し込む様にしましょう。

以下の様な状態になっていると、シートベルトを着けていても交通事故の際に身体を守りきれるとは限らないので、注意しましょうね。

  • ベルトが首にかかっている
  • ベルトがねじれている
  • 肩ベルトがたるんでいる

シートベルトの安全性と効果

シートベルトは交通事故の際の衝撃を和らげ、被害を最小限に抑える働きが有ります。また、ベルトによって体を軽く締めるので、正しい運転姿勢を保つ事ができ、運転時の疲労軽減効果が有ります。

国土交通省の公表しているデータによると、シートベルト非着用者の致死率は、実に着用者の14倍にもなる、とのことです。また、シートベルト未着用の場合、着用の場合と比べて致死率(座席別)は「運転席:56.5倍、助手席: 15.2倍、後部座席:4.8倍」も高くなっています。

致死率

シートベルトをしていない場合、運転席の方が命を落とす割合が圧倒的に高いですが、他の席に座っていた方も、シートベルト着用の有無によって大きく致死率は異なりますね。

車外放出

また、交通事故で亡くなった方のシートベルト着用の有無による事故時の車外放出の割合を見てみると、やはりシートベルト未着用の方が車外に放り出されている割合が大きいですね。

反則金も無く、違反点数も1点と低いので軽視されがちですが、シートベルトはあくまでも乗っている人の身を守る為のものです。その点を忘れずに、必ず着用する様にしましょう。

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