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車の2台ある家族

車の2台ある家族

「家に車が1台有り、それに家族みんなで乗っている」というのは、オーソドックスな家庭ですよね。

しかし、中には車を2台持っている家族も当然有ります。車が2台有る場合は、どの様に自動車保険(任意保険)に加入するのがお得なのでしょうか?

以下では、自動車を2台持ちしている人の自動車保険の考え方や、保険料の割引制度について見ていきましょう。

ここで紹介する自動車保険の割引制度等は、一般的な保険会社での取扱です。細かい点は保険会社によって異なる事が有るので、各保険会社に問い合わせる様にして下さいね。

2台持っていても等級は別!

自動車保険は、自動車と被保険者が紐付いています。従って、基本的には車が2台有る場合は、1台1台別々の契約として自動車保険に加入する事になります。

「別々の契約」になるという点で気になるのが「等級」ですよね。1台目の車で等級が高いのであれば、2台目でも同じ等級を適用して欲しいところです。

自動車保険の等級

この点、車を買い替えるのであれば等級の引き継ぎは可能ですが、2台目として新しく自動車保険を契約する場合は、残念ながら原則6等級からのスタートとなります。

では、等級についてはどうする事も出来ないのでしょうか?いえ、そんな事は有りません!こういったときの為に有るのが、次に紹介するセカンドカー割引です!

2台持つ場合はセカンドカー割引がお得?

各保険会社は、既に車を1台持っている方が2台目を購入するときの保険料割引制度として「セカンドカー割引」を用意しています。

参考:保険会社によっては、「複数所有新規割引」と呼ぶ事も有ります。

これは、1台目と2台目の車が一定の条件を満たした場合に、2台目の保険料の割引が受けられるというものです。

セカンドカー割引の適用条件

セカンドカー割引を受けるには、1台目と2台目の車それぞれで一定の条件を満たす必要が有ります。

まず1台目は、以下の条件を満たす必要が有ります。

  • 2台目の車の保険始期時点で1台目の車の等級が11以上
  • 用途車種が自家用8車種 ※1
  • 車の所有者が個人 ※2

※1:自家用8車種とは「自家用普通乗用車」「自家用小型乗用車」「自家用軽四輪乗用車」「自家用軽四輪貨物車」「自家用小型貨物車」「自家用普通貨物車(最大積載量0.5t以下」「自家用普通貨物車(最大積載量0.5t超2トン以下」「特殊用途自動車(キャンピング車)」の事です。
※2:車の所有者は、車検証の「所有者の氏名又は名称」の欄を見れば分かります。また、ローンで車を購入した場合は所有者がディーラーやローン会社名になっている事が有りますが、この場合は車検証に記載されている使用者が所有者とみなされます。

そして、2台目の車は以下の条件を満たす必要が有ります。

  • 2台目の車で自動車保険を契約するのは今回が初めて
  • 用途車種が自家用8車種
  • 所有者が個人で1台目の記名被保険者と同じ
  • 記名被保険者が1台目と同じか、その配偶者若しくは同居の親族

:1台目の記名被保険者の配偶者、同居の親族、所有者のいずれかでもOKです。

なお、1台目と2台目で加入する保険会社が異なっていても、条件を満たすのであればセカンドカー割引を受ける事が出来ます。

:1台目と2台目で保険の等級を入れ替える事は、車両入替の条件に合致しない限り出来ません。

セカンドカー割引の割引率

セカンドカー割引を利用すると、2台目は7等級からのスタートとなります。「何だそれだけか・・・」、と思うかもしれませんが、6等級から始まるか7等級から始まるかによって、保険料には結構大きな差が出ます。

セカンドカー割引

6等級の保険料の割引率は「19%」ですが、7等級になると「30%」と一気に大きくなります。

ノンフリート等級制度の意味と等級ごとの割引率

単純な保険料の例で計算してみると、例えば割引前の保険料が50,000円の場合、6等級だと40,500円、7等級だと35,000円となります。等級が1変わるだけで、保険料が5,500円も変わりました。この差は見逃す訳にはいきませんね!

ノンフリート多数割引

車を2台所有する方が受けられる保険料の割引制度として、セカンドカー割引以外ではノンフリート多数割引が有ります。

参考:保険会社によっては、複数契約割引と呼ぶ事も有ります。また、ノンフリート多数割引が適用出来る台数は、保険会社によっては3台以上という場合が有ります。

ノンフリート多数割引は、新しく買った車でなく既に2台保有している場合でも適用可能ですが、保険始期を合わせる必要が有るので、解約や中途更改が伴う事が有ります。詳しくは保険会社や代理店に確認して下さい。

これは、契約期間の初日時点で、契約者が一定の記名被保険者()として2台以上の車を1つの保険証券で契約する場合に、その台数に応じて保険料の割引が受けられる、というものです。

※:ノンフリート多数割引の対象となる記名被保険者

①契約者
②契約者の配偶者
③契約者又は配偶者と同居の親族
④リース業が契約者の場合は、その車の借主か配偶者若しくは同居の親族

:契約台数が10台以上の場合はフリート契約となるので、適用出来ません。

但し、上述した様にノンフリート多数割引では、1つの保険証券で2台以上の保険契約をする事が前提なので、2台とも同じ保険会社で契約をする必要が有ります。この点は、保険会社が違っていても適用出来るセカンドカー割引と異なりますね。

なお、ノンフリート多数割引の割引率は、保険会社や契約台数によって異なりますが、2台まとめて契約をした場合で1〜5%程度となっています。

車を2台持っている方が交通事故に遭った場合の等級は?

車を2台持っている方が、どちらかの車に乗っている際に交通事故に遭った場合、自動車保険の等級は両方とも下がってしまうのでしょうか?

等級は下がる?

この点について、セカンドカー割引ではあくまでも別個の契約として自動車保険の契約をしているので、どちらか一方の車で交通事故を起こしたからといって、もう一方の保険等級に影響を与える事は有りません

これは、2台の保険会社が同じだったとしても別々だったとしても同じ事です。

また、ノンフリート多数割引を適用している場合も、事故に関係無い車の保険等級に影響は有りません。

10台以上の車でまとめて保険契約するフリート契約の場合は、1台の交通事故で他の車も全て影響を受けますが、ノンフリート多数割引はあくまでもノンフリート契約に基づく保険契約なので、他の車の等級は影響を受けないのです。

まとめ

いかがでしたか?何も考えずに2台目の車を買って自動車保険に加入すると、保険料の割引を受け損ねる事が有ります。

セカンドカー割引やノンフリート多数割引は条件を満たす限りは併用する事も可能なので、上手く活用して、保険料を安く抑えたいですね。

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