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インド

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インドは、中国やブラジルなどとともに、経済発展が著しい国の一つです。こういった新興国では、国民の所得が上昇して、自動車の販売台数も伸びる傾向に有ります。実際、インドは2014年には、世界第6位の自動車販売大国となっています。

参考:インド市場における自動車販売台数とその動向

こうしたインドの自動車市場の発達を、うまく利用した自動車メーカーが日本に有ります。それは軽自動車で有名な「スズキ」です。

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スズキはインドでシェア1位の自動車メーカー

インドでのスズキの自動車販売シェア(2014年)は36.3%(marklinesより)と他を引き離してダントツの1位です。世界的メーカーでもあるホンダ・トヨタが、5%前後となっている事からもスズキのインドでの圧倒的な強さがよくわかりますね。

ちなみに、2012年からのインド自動車市場におけるスズキのシェアの推移は以下のようになっています(同じくmarklinesより)。

時期シェア
2014年36.3%
2013年32.9%
2012年30.0%

これらの数字は商用車の販売台数も含まれいるので、乗用車に限って言えばスズキのシェアは約50%にもなるようです。

シェア1位を獲れた理由

スズキがインドでシェア1位を獲得出来た理由は、主に以下の2点だと考えられます。

  • インドに進出する時期が早かった
  • 低価格で小型車を製造する技術が有った

インドに進出した時期が他メーカーよりも圧倒的に早かったのが、一つの理由です。

メーカー名進出時期
スズキ1983年
GM(ゼネラル・モーターズ)1994年
ホンダ1995年
現代自動車1996年
トヨタ1997年

インドにいち早く進出したスズキですが、最初からインドを狙っていたわけではなかったようですね。スズキの鈴木修会長が講演にて、以下のような内容の話をしていたそうです。

よく『スズキさんは先見の明があって素晴らしいですね』などと言われる。冗談じゃない。先見の明なんてどこにあるかって。

本当は、我々だって大手と同じように先進国に進出したかった。しかし、先進国の中で(軽自動車のような)小さなクルマを造ってほしいと言ってくれる国はどこもなかった。

~中略~

別に先見の明があったわけではない。行くところがなくて、仕方がないからインドに行ったのだ。

(引用:日系ものづくり-suzukiの鈴木社長の講演←元記事が削除されていたので、web archiveへのリンクを貼っています。)

早期の進出によるアドバンテージは確かに有りますが、そのアドバンテージだけで成功出来たわけでは有りません。

軽自動車を中心に生産してきた「ノウハウ」と「技術力」を活かして、低価格でも利益を出せる小型車を製造・販売出来たのが、スズキをシェア1位まで押し上げたもう一つの理由です。

これからのインド自動車市場とスズキ

インド自動車市場は、「経済の発展」と「人口増加」によってさらに成長していくと予想されています。そのため、インドに力を入れる自動車メーカーが増加し競争は激化していきます。

また「環境規制の強化」や「需要の変化(小型車⇒ミドルクラス)」によって、現在シェア1位のスズキにとってマイナス要素が増えてきているのが現状です。

それでも、数年はスズキがシェア1位をキープすると予想されています。先行投資したおかげで「有名になった地位」と「技術力」はそう簡単には揺るがないという事でしょうか。

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