車査定のマニア
グレード

車は高い買い物です。しかし多くの人は最後まで乗り潰す事無く、数年〜長くて10年程度で買い替えますよね。すると、実際にどれだけの金額がその車に必要だったかを考える際、購入時の金額だけでなく、乗っていた車の売却価格(下取価格)も含めて検討する必要が出て来ます。

つまり、実質的な車の金額は「購入価格ー買取価格」と考える事が出来るので、「いくら新車購入時に値引きを受けて買ったとしても、売るときに二束三文となってしまっては意味が無い」という事です。

そのため、乗り換え前提で新車を購入する際には「リセールバリューの高い車(高く売れる車)」を選ぶ事も、新車選びの1つの重要な指針となるのです。以下、具体的にどんな車のリセールバリューが高いのか・低いのかについて簡単に見ていきます。

乗り潰すつもりなら、リセールバリューの事を気にする必要は無いです。

人気の車種は狙い目だが、注意も必要

「高く売れる車はどんな車か?」と考えると、まず真っ先に思い浮かぶのは「人気の有る車」ですよね。確かに人気の車は、発売当初は売却したとしても高い値が付きます。しかし、人気が有る車は買う人が多いので、それだけ中古車として流通する台数も増えます。

発売からしばらく経って中古車市場に人気の車種が溢れて来ると、市場価値が一気に下がり高く売る事が出来なくなる可能性が有るので注意が必要です。

人気車種を新車で買うと損をする事がある

ハイブリッド車は今後も安心

最近はハイブリッド車が増えて来ていますよね、燃費が良く騒音も少ないので人気があります。エコカー減税も受けられるので、購入時やその後の税金面でも魅力が有ります。

ところが、日産のルーフを始め自動車業界では電気自動車の人気が出て来ています。元々、ハイブリッド車は電気自動車が出来るまでの繋ぎの技術を使って出来た車なので、今後は徐々に電気自動車がシェアを伸ばしていき、ハイブリッド車を脅かす存在になるでしょう。

但し、以下の表を見て分かる様に、政府の「2030年の車種別普及目標」でもハイブリッド車はシェアが大きく、電気自動車やPHEV(プラグインハイブリッド車)を上回っています。

普及目標

(参照元:経済産業省「自動車産業戦略2014」)

従って、当面はハイブリッド車や電気自動車については、リセールバリューの面では問題無さそうですね。

軽自動車は安定

軽自動車は、これまで女性が乗る車というイメージが強かったですが、最近は男性ウケするデザインの軽自動車も登場し、内装ゆったり・燃費も優れているという特徴が前面に出て来て、人気上昇中です。

下のグラフを見てもらうと分かる様に、軽自動車の保有台数は年々増加しており、特に平成に入ってからの伸び率はとても大きいです(グラフが見えにくい場合は参照元リンクをクリックしてください、元のサイズで表示されます)。

軽自動車推移

(参照元:軽自動車協会検査対象軽自動車の保有車両数の推移(平成26年)

最近の自動車業界は、上でも説明した様に「エコカー」に進む傾向が有ります。軽自動車は車体価格が安く燃費も良い物が多い為、経済性や環境面で優れており、時代の波にしっかりと乗ってる感じが有りますね。

今後しばらくは、軽自動車は伸び続ける事が予想されるので、リセールバリューを心配する必要は無さそうです。

SUVは微妙!?

最近はエコカーブームですが、一昔前はSUVが流行った事が有りました。元々SUVは、「スポーツ・ユーティリティ・ビークル」と言う名の通り、スポーツやアウトドア派がガンガン悪路を走ったり、雪道を走る事が多い方向けの車種です。

SUV

そして新たに「クロスオーバーSUV」というジャンルが登場し、デザイン性や機能面では万人向けとなり人気が高いですが、悪路走破性などの本来のSUVに備わっているべき能力が控えめとなってしまっています。

生粋のアウトドア派は、クロスオーバーSUVを選ぶ事は少ないでしょうし、燃費面でも優れているとは言えないという事もあり、今後は人気が少しずつ低くなって行く事が予想されます。現時点ではリセールバリューはまだまだ高いでしょうが、今後の動向には注意が必要ですね。

ミニバンに暗雲!?

ミニバンはファミリーカーとして若い世代に人気が有ります。大人数がゆったりと乗る事が出来るので、家族で遠出するのにも一役買ってくれます。

ミニバン

しかし、数年前に人気が一気に上がったという事も有り、上記で説明した様に中古車市場でも溢れている感じがします。リセールバリューと言う点に限定して考えると、今後は下がっていくかもしれないですね。

また、長い目で見ると、少子化が進む日本では需要が減っていくかもしれません。マツダがミニバンからの撤退を発表(2016年2月28日付の日経新聞)した事も有り、今後のミニバン市場はどうなっていくのか気になりますね。

最高級クラスを買う

「マイカー選びでこんなに差がつくお金の話(著:栗本佳孝)」の64〜65ページでは、次の様な考え方が紹介されていました。それは、「新車を購入する際には最高級クラスを!」と言うものです。

グレード

欲しい車種は決まっているけど、どのグレードにするかは「財布と相談」という方はよくいます。購入した新車を乗り潰そうと考えているのであれば、じっくり財布と相談して、自分に必要な分だけのオプションを付けるのが一番です。

一方で、1〜2年等の超短期で買い替えようと考えている方であれば、自分の好みは一旦忘れて、グレードを最高級にしてメーカーオプションも最高級クラスのものを付ける()、という手もアリです。

:海外へ輸出する事も視野に入れているのであれば、サンルーフも欲しいところです。

乗り換える時に高く売れる様にするには、「次買う人に魅力の有るグレードや装備にしておくのが近道」という訳ですね。

手入れはしっかりと

これは、購入時の検討事項では有りませんが、「リセールバリューを下げない」という意味では重要です。

内装がちょっと位綺麗からといって査定額が上がるという訳では有りませんが、査定をする人(査定士と言います)も人間です。大切に扱われていた車は査定額を「少しでも上げてあげたい」と思うものです。

次に購入する方も気持ちよく買う事が出来るので、是非丁寧に扱い、手入れもしっかりとしておきたいですね。

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