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仮ナンバー

道を走っていると、たまに「白地に赤の斜線が入ったナンバープレート」を付けた車を見かける事がないですか?これはいわゆる「仮ナンバー」と呼ばれるものです。

赤や黒などナンバープレートの色分けの意味まとめ

ここでは、仮ナンバーが必要となる状況や取り方・注意点などについて見ていきましょう。

仮ナンバーが必要となる状況

仮ナンバー(正式名称は「臨時運行許可証」と言います)は、正式名称の通り、「臨時で運行許可の出たナンバー」ですが、これはどの様な状況になる使う必要があるのでしょうか?考えられる状況としては以下の様なものがあります。

車検が切れた場合

車検が切れた状態の車は、公道を走る事が出来ません。これは、道路運送車両法に定められており、違反すると罰則(参考記事:車検切れ車の廃車手続)があります。

公道

しかし、車検が切れているからといって公道が絶対に走れないとなると、車検を受ける事が出来ないですよね。そこで、車検を受ける為に一時的に仮ナンバーを発行してもらい、運輸支局まで車を持ち込む事が出来るのです。

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ナンバープレートを無くした場合

ナンバープレートをわざわざ外して走る人は滅多にいないでしょうが、いたずらなどで稀にナンバープレートを盗まれることがあります。

しかし、ナンバープレートは言わば車の身分証明書の様なもので、これを付けずに公道を走る事は認められていません。ちなみに、道路運送車両法では以下の様に定められています。

(自動車登録番号標等の表示の義務)
第十九条  自動車は、(〜一部省略〜)自動車登録番号標及びこれに記載された自動車登録番号を見やすいように表示しなければ、運行の用に供してはならない。

そして、ナンバーを付けずに公道を走っていた場合は交通違反点数2点(番号標表示義務違反)となり、50万円以下の罰金刑が課されます(封印が無くなった場合は、6月以下の懲役または30万円以下の罰金)。

しかし、ナンバープレートを再発行してもらうには運輸支局に車を持ち込む必要があるので、公道を走ってはいけないとなると、いつまで経ってもナンバーの再発行が出来ません。そこで、臨時的に仮ナンバーを発行してもらい公道が走れる様になるのです。

ナンバープレートの盗難はなぜ起こる?盗難防止ネジで盗難を予防しよう!

廃車した車のナンバーを再度取る場合

通常は、「車を廃車にする」=「違う車に乗り換える」ことを意味しています。しかし、中古車販売店などでは、売れるまでの間の税金が勿体ないので、一般的に在庫として保管している間は登録を抹消していることが多いです。(いわゆる一時抹消)

そして、車が売れた場合には再度登録(中古新規登録検査)をしないといけないので、運輸支局に持ち込む必要があります。しかし、登録抹消しているのでナンバーがありません。そこで、仮ナンバーを発行して運輸支局までいく事になるのです。

仮ナンバーの種類

仮ナンバーには以下の2種類があり、用途によって必要となるナンバーが異なります。

  • ①臨時運行ナンバー
  • ②回送運行ナンバー

①臨時運行ナンバー

通常、皆さんが取得するのはこの臨時運行ナンバーで、白地に黒のナンバーで赤の斜線が入っています。

臨時運行ナンバー

②回送運行ナンバー

これは「ディーラーナンバー」と一般的に呼ばれる、自動車関連の業者が取得出来るナンバーで、白地に黒のナンバーでプレートのフチが赤で囲まれています。

ディーラーナンバー

通常、仮ナンバーは1台毎にその都度許可申請をしないといけません。しかし、日々車を扱う業者にとってこれはとても面倒な作業です。そこで、ディーラーナンバーを取ると、業者としてナンバーを取得することが出来、1台毎に申請手続きをする必要が無くなるのです。

仮ナンバーの取り方

ここでは仮ナンバーの取得の仕方や費用について見ていきましょう。

仮ナンバー取得に必要な書類

仮ナンバーの申請には以下の書類等が必要となります。

  • 自動車臨時運行許可申請書 ※1
  • 自賠責保険証明書
  • 本人確認書類
  • 「車検証」「抹消登録証明書」「登録事項等証明書」のいずれか
  • 印鑑(認印でOK)

※1:住所氏名を書く場所がありますが、車検証と異なっていても問題ありません。

手続き場所・料金

仮ナンバーの申請手続きは、車のある場所から目的地までの運行経路の最寄りにある「市区町村の役所」若しくは「運輸支局」です。

手数料は役所によって異なる場合がありますが、殆どの場合750円程度です。

なお、許可申請期間中でも自賠責保険は有効にしておく必要が有ります。従って、新規登録や車検の時に加入する自賠責は、最低でも1ヶ月分余分に契約をしておく必要があります。

有効日数

仮ナンバーは1度取得すると、いつまでも有効という訳ではありません。車検など特定の目的の為に発行してもらうので、通常は有効期間は5日となります。

有効期間の間に必ず目的を果たして、すぐに返却する様にしましょうね。また、有効期間経過後5日以内に返却しない場合、罰金刑となることがあります。

仮ナンバーと自動車保険の関係

仮ナンバーを付けている時に”自賠責保険”や”任意保険”は使う事が出来るのでしょうか?通常のナンバーと違うので気になりますよね。

自賠責保険は利用可能

まず、自賠責保険については利用する事が出来ます。そもそも、仮ナンバーを取得するには自賠責保険が有効である事が求められているので、仮に期限切れの場合は予め1ヶ月間でもよいので加入しておく必要があります!

任意保険も利用可能

次に任意保険ですが、基本的には自分の車で任意保険を契約しているのであれば、仮ナンバー中に交通事故に遭ったとしても補償を受ける事が出来ます。

保険会社に予め一時的に仮ナンバーになる旨を伝えておく必要がありますが、仮に伝えていなかったとしても補償を受けられなくなる、という事態にはならない様です。

仮ナンバーと自動車保険

また、任意保険に入っていない状況で仮ナンバーの車に乗る事になった場合でも、保険会社に連絡すれば仮ナンバー時のみの短期契約をすることも可能です。

詳細は保険会社によって異なるので、各自問い合わせる様にして下さいね。

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