【初心者マーク】隠して貼ると反則金4,000円!いつまでどこに貼るべきか解説

 
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心の声

初心者マークって、見えるとこならどこにつけてもいいの?格好悪いから、あまり目立つとこに貼りたくないのだけど…

確かに初心者マークはサイズ的にも大きいですし、貼っている人もそこまで多く見かけないため、目立つところに貼るのは恥ずかしいですよね。

しかし実は初心者マークを貼るべきところはしっかりと法律で決まっており、もしルールを守らなければ、反則金として4,000円、違反点数1点が課されることをご存知でしたか?

もしこの事実について知らなければ、法律に違反した場所に貼ってしまい、ゴールド免許が遠のいていたかもしれませんよ。

しかし、ご安心ください。今回の記事では初心者マークとは何なのかという基礎的な知識はもちろんのこと、どこの場所に貼るのか、いつまで貼っておくのかという知識まで解説していきます。

初心者マークについて気になっている人には必見の内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

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【基礎知識】初心者マークとは?いつまでつける?つけないとどうなる?

運転初心者の車

まずは初心者マークとは何なのか、いつまで貼るのか、つけないとどうなる?、という基礎知識について紹介してきましょう。

もちろん「どこに貼ればいいのかだけ知りたい」という人は、次の「【2つの条件あり】初心者マークを貼る位置・場所」まで飛ばしてもらっても構いません。

初心者マークとは掲示義務のある「標識」

初心者マークは運転初心者であることを示すマークのこと。正式名称は「初心運転者標識」

初心者マークの車を、周囲のドライバーが気にして運転するために掲示します。

実際に初心者マークの車に無理な割り込みや幅寄せ、煽り運転をしたら、「初心者運転保護義務違反」となり、反則金6,000円および違反点数1点が課せられますよ。

初心者マークを付けるのは「義務」

初心者マークを掲示するのは「義務」です。道路交通法第71条の5第2項で記載されていますよ。

第八十四条第三項の普通自動車免許を受けた者で、当該普通自動車免許を受けていた期間(当該免許の効力が停止されていた期間を除く。)が通算して一年に達しないもの(当該免許を受けた日前六月以内に普通自動車免許を受けていたことがある者、現に受けている普通自動車免許を受けた日以後に当該免許に係る上位免許(第八十五条第二項の規定により一の種類の運転免許について同条第一項の表の区分に従い運転することができる自動車等(以下「免許自動車等」という。)を運転することができる他の種類の運転免許(第八十四条第二項の仮運転免許を除く。)をいう。第百条の二第一項第一号及び第三号において同じ。)を受けた者その他の者で政令で定めるものを除く。)は、内閣府令で定めるところにより普通自動車の前面及び後面に内閣府令で定める様式の標識を付けないで普通自動車を運転してはならない。
出典: 「電子政府の広報窓口」より

長々と書いていますが「免許交付から1年たっていないドライバーは初心者マークを絶対に掲示しろ」と言っているわけです。

ちなみに免許交付から1年以上経っても、初心者マークはつけっぱなしで大丈夫です。罰則はありません。

初心者マークをつけないとどうなる?

免許を取ってから1年間以内のドライバーが初心者マークをつけないで走ると「初心運転者標識表示義務違反」となります。

初心運転者標識表示義務違反になると、反則金4,000円・違反点数1点が課されます。

レンタカーや他人の車でも初心者マークは、掲示義務があるので要注意。

ちなみに初心運転者標識表示義務違反が年間どれくらい取り締まられているかと言うと、残念ながら発表されていません。確認できるのは、以下のように件数が多い交通違反だけです。

※出典:「警察庁」より

上記の統計で取り上げられていないので、初心運転者標識表示義務違反は、そこまで年間で取り締まられている件数は多くないといえます。

以下のように、初心者マークで捕まっているので、減点が見逃されている人もいるぐらいですから、警察もそこまで重きを置いていないのでしょう。

ただし初心者マークをつけていないことで、つかまっている人がゼロかというと、そういうわけではありません。

上記のように初心者マークを付けていないせいで、取り締まり受けている人は実際にいます

とくに他の違反で取り締まりを受けて、ついでに初心者マークをつけていないことが判明した事例が多いので、注意しなくてはいけません。

【2つの条件あり】初心者マークを貼る位置・場所

初心者マーク

ここまでは初心者マークの基礎知識と言える「貼るべき場所」から「貼らなかった場合の罰則」について紹介してきました。

では実際に初心者マークを貼る際、どの場所に貼れば良いのでしょうか。

実は初心者マークを貼る場所には2つの条件があり、その後面を満たしておく必要があります。具体的には以下の通り。

  • 車両の前方に1か所・後方に1か所つける
  • 視認性の高い部分(地上から0.4m〜1.2m以内)につける

具体的に、前方にはこのような場所につけるといいですよ。

※出典:「【初心者マークの位置】前後・左右のどこにする?吸盤・マグネットの貼り方にも注意!」より

後方はこの近辺につけておけば、間違いなしです。

※出典:「初心者マークの違反点数と反則金(罰金)一覧、貼り方、貼る場所」より

まとめると、以下のようになりますね。

※出典:「初心者マークの違反点数と反則金(罰金)一覧、貼り方、貼る場所」より

両者の条件を2つとも満たしていない場合、掲示していないことになります。つまり、初心運転者標識表示義務違反になるので反則金の減点対象になりますよ。

フロントガラスはつけてはダメ

視界が悪くなるという理由で、フロントガラスに初心者マークをつけてはダメです。車検シールしか貼ることを認められていません。

ただし、フロントガラスに初心者マークをはっても、具体的な罰則はありません。警察官から口頭注意されるだけです。

初心者マークのつけすぎも厳重注意

悪ふざけなのか、初心者マークをつけすぎて運転している人もいます。

法律的にアウトではありませんが、警察官から厳重注意を受ける場合もありますので、注意してください。

【補足知識】初心者マークはどこで買える?

初心者マークは教習所の卒業時にもらえますが、足りない・失くしたという場合もあるでしょう。

その時は初心者マークを自分で調達することになりますが、以下の場所で初心者マークを購入することができますよ。

最安値は100円均一ショップですが、ドン・キホーテやカー用品店では、500円から900円で手に入ることでしょう。

まとめ

今回は初心者マークについて解説してきました。

あまり目立つ場所に貼りたくない初心者マークですが、1年間はきちんと法律を守って貼っておくべきだと、理解していただけたと思います。

もしあなたがまだ初心者マークの対象なのであれば、ぜひ今回解説した内容を参考にしてみてください。

以上「【初心者マーク】隠して貼ると反則金4,000円!いつまでどこに貼るべきか解説」でした。最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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