トヨタ ハイエースの気になる中古車査定相場は？

トヨタのハイエースは、長い歴史の中でファミリー・商用問わず多くの方に愛されて来たミニバンです。大人数を乗せる事ができ、積載量の多さも桁違いです。

以下では、ハイエースの中古車査定相場や評判を見ていきましょう。

中古車査定相場予想

（2015年10月27日 現在）

ハイエースの平均的な中古車査定相場は、154万~243万円と予想されます。（*2）

*1 価格com-ヤフオク予想買取価格より。

*2 上記3媒体の「個人間売買」「実際の買取価格」「市場価格」から判断した予想額。

なお、上記は年代等を考慮していない車全体の平均買取価額の予想です

スペック

燃費について

ハイエースのカタログ燃費は、9.9km/L〜14.0km/Lです。実走行による燃費は、街乗りで5〜6km/L程度、高速道路で9〜10km/L程度です。

使用するガソリンは、モデルによってレギュラーor軽油となります。

ピックアップポイント

ハイエースの知っていないと損する注目ポイントを紹介していきます。

■実用性・居住性は◎■
ハイエースといえば、何と言ってもその積載量の多さが魅力です。シートアレンジが豊富なので大人数乗ることも出来ますし、荷物を乗せたい時はシートを折りたたみスライドする事で、大きなスペースを確保する事が出来ます。

また、1・2列目はオールフラットにすることが出来るので、運転に疲れた時は横になってゆっくりと休憩することも可能。

■装備は必要十分レベル■
ハイエースにオシャレ感を求める人はあまりいないかもしれません。そもそも、オシャレや高級感を目指している訳ではないので、その点を求めても仕方がありません。しかし、それでも安っぽいという訳では無く、最近のモデルともなると、十分に満足出来るレベルまで来ています。

また、シートのホールド感も心地よく、収納ポケットや装備類も必要な物は一通り揃っているので、日常使いで困る事は殆ど無いでしょう。

■安全性能は△■
大型のバンなので、安全性能は高くあって欲しいところですが、正直なところ「微妙」です。最先端の安全装備は特に無く、最近の安全性の高さを求める傾向からすると、少し遅れをとっている感じです。

それでも、歩行者の衝突時の衝撃軽減ボディを採用したり、衝突時の頸部への衝撃を緩和するシート構造にするなど、ある程度の衝突安全性能は備えています。また、ボディサイズが大きいので、死角を無くすべくミラーがたくさん用意されています。

ハイエースの変遷

TOYOTAのハイエース（HI-ACE)は、1967年に誕生したミニバンです。日産のキャラバンを最大のライバルとして、長年人気競争をしています。

また、耐久性があり積載量も多いので、送迎バスから救急車まで幅広い活用がされています。個人で乗る方でも、キャンピングカーとして使ったり、バイクを競技場まで運ぶなど趣味の為に利用することが多い車種です。

なお、ハイエースには様々なモデルがラインナップされており、ショートホイールベース（廃止）・トラック（廃止）・ワゴン・ロング・スーパーロング・コミューター・ライトバンがあります。

1977年、1982年にフルモデルチェンジをし安全性能やエンジン性能を向上させています。

1989年のフルモデルチェンジで4代目が誕生、一部のグレードにパワースライドドアが装備される様になりました。

1992年にはトヨタハイメディック（高規格救急車）が発売されています。

2002年にはトヨタのアルファードが発売されたので、これに伴いワゴンタイプのガソリン車が廃止されました。

15年ぶりとなる2004年にフルモデルチェンジされ、5代目が誕生しました。その後の改良で、盗難防止システムを標準装備にしたり、車速感応パワードアロックを採用しています。

2015年9月にはグッドデザイン（ロングライフデザイン賞）を受賞しています。

なお、トヨタには「レジアスエース」というものがありますが、販売店によって車名が異なっているものの、ハイエースと基本的には同じ車です（ラインナップが多少異なります）。

ハイエースの口コミ