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ダイムラー・クライスラーはなぜ失敗した?合併経緯と現状を解説

ダイムラー・クライスラーが今どうなっているのか、気になっていませんか?

ダイムラー・クライスラーとはドイツ「ダイムラー・ベンツ」社とアメリカ「クライスラー」社という巨大企業が合併してできた自動車企業のこと

一時期ニュースや車雑誌、ビジネスジャーナルを賑やかしていたので、あの後どうなったのか、どれほどの企業に拡大できたのかと知りたいですよね。

しかし実はダイムラー・クライスラーは、もう存在していないことをご存知でしょうか?

とっくの昔に合併を解消してしまい、今はそれぞれの道を歩み出しています。

もしこの事実について知らなければ、いまだにダイムラー・クライスラー があると思っていたままかもしれませんよ?

しかし、ご安心ください。今回の記事ではダイムラー・クライスラー がどう生まれたのか、そしてなぜ合併解消してしまったのかという経緯をしっかりと解説しています。

ダイムラー・クライスラーについて気になっている人には必見の内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

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ダイムラー・クライスラーとは?

ベンツ

1998年に「ダイムラー・ベンツ」と「クライスラー」が対等の立場で合併し「ダイムラー・クライスラー」が誕生しました。

2つの自動車会社の名前を聞いた事がある人も多いのではないでしょうか?

それもそのはず、「ダイムラー・ベンツ」は日本でも有名な「メルセデス・ベンツ」ブランドを保有する自動車会社です。

一方、「クライスラー」はアメリカの自動車業界のビッグスリーの一翼を担う自動車会社です。

高級車としての確固たる地位を得ているベンツを所有するドイツの「ダイムラー・ベンツ」と、アメリカのビッグスリーの一角を担う「クライスラー」の合併は、「世紀の合併」と言われました。

この合併は世界の大手メーカー同士の合併や資本提携が加速するきっかけとなりましたが、2007年に合併を解消してしまいます。

【補足】ダイムラー・クライスラーとなる前の両社の歴史

補足知識として、ダイムラー・クライスラーとなる前の「ダイムラー・ベンツ」と「クライスラー」の歴史をそれぞれ簡単に見ていきましょう。

ダイムラー・ベンツの歴史

実はダイムラー・ベンツも1926年に2つの会社が合併した結果、生まれた社名です。

その2つの自動車会社は「ベンツ&シー」と「ダイムラー・モトレーン・ゲゼルシャフト」です。

この合併によって生まれた自動車ブランドが「メルセデス・ベンツ」になります。

クライスラーの歴史

クライスラーは、1925年に「マックスウェル」と「チャーマーズ」を統合して設立された自動車会社です。

販売車種のラインナップを充実させ、GMとフォードに並ぶアメリカのビッグスリーの1つにまで成長します。

その後、何度も訪れる経営危機を乗り越え、1998年に「ダイムラー・ベンツ」との合併に行き着く事になります。

ダイムラーとクライスラーが合併を解消した原因

エンジントラブル

ここまではダイムラー・クライスラーの基礎知識とも言える部分を紹介してきました。

しかしなぜこの両社は、合併を解消してしまったのでしょうか?解消の理由は「合併の目的が間違っていたこと」といえます。

世紀の合併の目的は、「生産・販売台数」の規模を大きくする事に主眼がおかれていました。

つまり、ただくっついて両社の「生産・販売台数」を合算して大きく見せようとしたわけです。

そもそも、企業合併は互いの強みを活かした「相乗効果」が発揮されるものでなければいけません。

「ダイムラー・ベンツ」と「クライスラー」の合併においても、両社の開発・生産・販売等のノウハウを活かして「コスト削減・効率化」を行えたはずです。

また「ドイツ」と「アメリカ」という地の利を活かして、グローバル展開もスムーズに行うのも容易だったでしょう。

しかし、この度の合併では「生産・販売台数の足し算」のみで「両社の協力による掛け算」である相乗効果は、あまり生まれませんでした

なぜ相乗効果が生まれなかったのか

「ダイムラー・ベンツ」と「クライスラー」の合併で相乗効果が生まれなかった大きな原因の1つとして「ドイツとアメリカでは経営手法が異なる」という点が挙げられます。

ダイムラー・ベンツは会社と労働者の関係を大切にするドイツ型の経営、クライスラーはアメリカらしいトップダウン型の経営です。また、企業文化の違いもあります。

合併はこういった会社の経営手法や企業文化の違いも考慮して、合併後も円滑に事業が行われるように計画・統合していかなければなりません。

規模を大きくするだけでは、上手くいくはずがないのです。ひとつの「チーム」や「家族」として機能するような仕組み作りを怠っていたのでしょう。

また、合併当初は対等であった両社の関係も、時間が経つにつれてダイムラー・ベンツが支配力を強めて行くことになります。

「社長・重役」のポストはダイムラー側の人間で占められるようになりました。

その結果、クライスラー側の人間はどんどん社を去っていき、円滑に事業展開を行えず、1998年に行われた「世紀の合併」は2007年に解消される事になります。

ここまでこじれてしまえば、合併解消も当然と言えば当然ですよね。

「世紀の合併」は「世紀の失敗」になってしまった

合併を解消する際に「ダイムラー・クライスラー」は、クライスラー部門の株式を売却したのですが、売却価格はたったの約60億ドルでした。

約60億ドルは自動車業界の大企業としては、非常に少ない数字です。トヨタの時価総額は2,000億ドルですからね。

合併の際にクライスラーに投資した額は「約400億ドル」とも言われているので、かなりの痛手を被った事になります。

つまり、ダイムラー・ベンツとクライスラーの「世紀の合併」は「世紀の失敗」と言えるでしょう。

ダイムラー・クライスラー合併解消後の動向

輸入車の燃費

ここまではダイムラー・クライスラーがどうやって合併解消まで至ってしまったのか解説してきました。

ここからは合併解消後に「ダイムラー」「クライスラー」として別れてしまった両社の動向について、紹介していきましょう。

ダイムラーは合併解消後どうなった?

そもそもダイムラー・ベンツは合併中である2000年に「三菱自動車」、2001年に「現代自動車」と資本提携を行いました。

しかし、これも失敗に終わり2004年に現代と、2005年にはリコール隠しなどの影響で低迷してしまった三菱自動車と資本提携を解消します。

その後、2010年に「日産・ルノーグループ」と資本提携を行い、今に至ります

なお2007年の合併解消後からダイムラー・ベンツは社名を「ダイムラー」に変更しました。社名から”ベンツ”を外した事に対しての不満は多かったようです。

失敗続きのダイムラーなので、この資本提携も失敗に終わるのではないか?と考える人も多いかもしれませんね。

ただ実際のところは、日産が新モデルにダイムラー製のエンジンを使ったりと良好な関係が気づけていることが伺えます。

クライスラーは合併解消後どうなった?

クライスラーは合併解消後、2008年~2009年の世界金融危機で破産申請をし、その後イタリアの「フィアット」の完全子会社となります

なお、現在の社名は「フィアット・クライスラー・オートモービルズ」です。

ダイムラー・クライスラーの車は今でも買えるの?

車を購入する夫婦

ここまではダイムラー・クライスラーが合併解消後どうなったのか見てきましたが、合併関係がなくなってしまったからといって、両社の車が買えなくなったわけではありません

クライスラーのブランドは「クライスラー」として普通に買うことができます。

一方、ダイムラーのブランドは引き続き「メルセデスベンツ」として、日本でもお馴染みです。

中古車としても流通しているので、気になる人は中古車市場を見てみてもいいかもしれませんね。

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ただ国内に住む人からすると「輸入車」と言うことになりますので、在庫が見つからないことも多々あります

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まとめ

ダイムラー・クライスラーは現在では存在していません。合併関係を解消して、それぞれ「ダイムラー」「クライスラー」として動いています。

両者を代表する車であるクライスラーメルセデスベンツは今でも根強い人気で、両者を支えています。

今後袂を分かった両者がどのようになるかわかりませんが、私たちがびっくりするような新しい車を開発して欲しいものですね

以上「ダイムラー・クライスラーはなぜ失敗した?合併経緯と現状を解説」でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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