車査定マニア
電気自動車の歴史

世界で初めて時速100kmの壁を突破した自動車が「電気自動車」だった事をご存知ですか?実は電気自動車は近年の技術ではなく、昔から存在していた技術だったんですね。

今回は、電気自動車の普及の歴史について振り返っていきたいと思います。

電気自動車の普及の歴史

電気自動車が初めて実用化されたのは、今からなんと100年以上も前の1873年です。イギリスのロバート・ダビットソンが開発に成功しました。その26年後の1899年に自動車として世界で初めて時速100kmの壁を突破します。

ガソリンエンジンの台頭

電気自動車がそのまま世界に普及していくかと思われた矢先の1908年に、みなさんご存知のガソリンエンジンを搭載した「フォード」がこの世に生まれます。それまでは、アメリカでは電気自動車が自動車シェアの4割を占めていましたが、フォードによってその座を奪われてしまいます。

フォード

その後、フォードは大量生産方式によって庶民も購入出来る低価格化に成功し爆発的に普及していきます。その影響で電気自動車は自動車の歴史から一旦その姿を消す事になってしまいました。

オイルショック以後、電気自動車に注目が集まるものの・・・

ガソリンエンジン車の「影」となってしまった電気自動車に一筋の光が差す出来事が1970年代に起こります。それがオイルショックです。これを機に世界は環境規制に舵を切ります。そこで再び注目されたのが「電気自動車」です。

しかし、ガソリンエンジン車が環境規制に対応した事で、電気自動車の開発は頓挫してしまいます。その後も環境汚染の問題が取り上げられる度に電気自動車の開発に注目が集まりますが、日の目を見る事は有りませんでした。

電気自動車が普及しなかった最大の理由

1970年代以降、電気自動車が普及するチャンスは何度も有ったにも関わらず、なぜ普及しないまま時が流れていったのでしょうか。

その最大の理由は「バッテリー」です。

バッテリー

電気自動車の走行可能な距離は、搭載したバッテリーに蓄電された電力量によって決まります。環境性能の良い電気自動車であっても、短い距離しか走れない車は誰も欲しがりません。1900年代の技術では、市場の需要を満たすだけの性能が有るバッテリーを開発する事が出来なかったのです。

1970年代には「鉛蓄電池」、1990年代には「ニッケル水素電池」が開発されましたが、両バッテリーとも走行距離を伸ばす事は出来ませんでした。

リチウムイオン電池の登場で状況が変わる

この状況を打破する電池が登場します。それが「リチウムイオン電池」です。リチウムイオン電池は携帯電話やノートパソコンのバッテリーとしても使用されるほど、小型かつ蓄電性能が高いという特徴が有ります。

リチウムイオン電池が電気自動車にとってのエンジン

リチウムイオン電池をバッテリーとして搭載する事で「走行距離」の問題を解決するに至ったのです。現在、販売されている電気自動車にはもちろんこのリチウムイオン電池が搭載されています。

ただ、走行距離の問題を解決する事は出来たのですが、ガソリンエンジン車ほど普及するには至っていないのが現状です。その理由はリチウムイオン電池が高性能であるが故に「高価格」という新たな問題が浮上したためです。

経済産業省が発表した「蓄電池戦略」によると、リチウムイオン電池のコストが非常に高い事が分かります。

リチウムイオン電池のコスト

しかし、各メーカーの積極的な研究開発によって、年々バッテリーの価格は下がってきている事は確かです。バッテリーの価格が下がれば、当然車両本体価格の値段も低下します。このまま電気自動車の発展が続けば、そう遠くない未来に100万円台の電気自動車が販売されるかもしれませんね。

電気自動車普及のカギは【価格・走行距離・充電インフラ・性能】がガソリン車と肩を並べること

ズバット車販売サービス

中古車無料検索サービス

失敗しない車の売り方

愛車の無料一括査定