トヨタ WISH(ウィッシュ)の査定相場や特徴点

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2003年から販売開始となったトヨタの人気ミニバン。全高1700mmを下回るためロールーフミニバンに該当します。概して最近は背の低いロールーフミニバンよりもヴォクシーやステップワゴンなどに代表されるハイルーフミニバンへ人気が集中しているイメージが有りますが、WISHはプリウスαと並んでミニバンの中でも人気となっています。

3列シートを採用しているためステーションワゴンのような見た目をしていますが、ミニバンの他車種と比較してもスタイリッシュで洗練されたデザインとなっています。また、見た目に反して取り回しも良く快適な運転を実現できると応えるオーナーがー多いのも特徴。価格帯も190万円から設定されており、手を出しやすいミニバンと言えるでしょう。

査定相場予想

2023年9月時点

参考媒体	形態	価格(単位：万）
価格.com	個人売買 *1	57～200
カーセンサー	買取相場	76.8
Goo-net	市場価格	110

WISH全体の平均査定額としては80万～90万円と予想されます。(*2)

*1 価格com-ヤフオク予想買取価格より。

*2 上記3媒体の「個人間売買」「実際の買取価格」「市場価格」から判断した予想額。

なお、上記は年代等を考慮していない車全体の平均買取価額の予想です

スペック

項目	詳細
新車価格帯	販売終了
車種	ミニバン
燃費	11～12km/L
排気量	2.4L
エコカー減税	-
乗員	6/7人乗り
ドア数	5ドア
全長×全幅×全高	4690×1760×1660mm　*1
パワーウェイトレシオ	9.3kg/ps *1

*1 グレードが1.8Gの場合

燃費について

燃費は14.4～15.8km/Lとなっており、ミニバンの中でも良いほうです。実際街乗りの場合だと平均10km程度で落ち着くと思いますが、中には高速道路では20kmを到達したという声もあり、購入価格から考えても満足できるものになっているのではないでしょうか。

PICKUPポイント

カタログや車雑誌からWISH(ウィッシュ)に関して知っておいてほしい情報をピックアップして紹介します。

■居住性はいまいち■
口コミでも多くの人が語っているのが居住性への不満。3列目のシートに座っている人たちが長時間の運転でも快適に過ごせるか？という目的で考えると、WISHの3列目シートは狭すぎるそうです。やはり大人数でも快適に過ごせるのはハイルーフワゴンに軍配が上がるとか。

しかし、1列目・2列目に関しては十分なスペースが有るので4人家族であれば最適。3列シートを倒せばラゲッジスペースも大幅に広くなり快適なドライビング環境が作れます。なので選ぶ際には家族の人数もしっかりと考慮に入れていく必要が有ります。

■小回りが効く！■
WISHのカタログによれば最小回転半径は5.2mとプリウスαよりも小さく、ハンドリングはその他のミニバンと比べてもスポーティーで滑らか。全幅が1695mmということも有り、ハンドルが馴染む感覚は早いのも特徴です。

■ドライブに最適な音響設備■
最近はiphoneやAndroidのイヤホンに一万円以上かける人もいるそうです。なんでも安物のイヤホンと比較すると重低音の迫力が段違いだからだそうです。実はWISHも重低音の音を出すように10スピーカーを採用。より高く遠くスピーカーを設置することで、音がガラスにも反射し、音楽の迫力をアップさせてくれます。

WISHの変遷

発売開始は2003年。イプサムがフルモデルチェンジをした事がキッカケとして、その後継車種的な意味合いを込めて開発された。ただ、イプサムと比べるとかなりスポーティーであり、ファミリーカーとしての需要＋「カッコイイ車が欲しい」というユーザーの希望に対応したものと考えられる。

なお、一部のタクシー会社ではタクシー用の車としても利用されており、快適性も高いことが分かる。2009年に初めてのフルモデルチェンジを、2012年4月にはマイナーチェンジを行い、全てのグレードでエコカー減税が受けられるようになった。

また、ファミリーカーとしてのみならず、福祉車両としても利用されているという側面も有る。

WISH(ウィッシュ)ユーザーの声