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給油

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【ガソリンの給油量は「満タン」と「半分」どちらが良いのか?】

このような疑問を抱いた事は有りませんか?

この疑問に対して「燃焼効率」「燃費」「メンテナンス」の3点から、どちらが良いのかについて考えてみたいと思います。

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燃焼効率は満タンの方が良い

燃焼効率の観点では「満タン」がベストな選択となります。その理由は自動車のシステムに有ります。

自動車はエンジンに噴射したガソリンが余ると、ガソリンタンクに戻し再利用するシステムを組んでいます。

エンジンルームを通ったガソリンは、熱を帯びた状態でガソリンタンク内の他のガソリンと混ざります。この時、タンク内のガソリンの量が少ないと、十分に冷やされずに再度エンジンに噴射される事になります。

エンジン

ガソリンはエンジンを冷却する役割も有るのですが、熱を持ったままのガソリンではエンジンを冷却出来ません。その結果、引火しやすいガソリンが高温のまま「冷却されていないエンジン内」に噴射されるので、点火プラグによる爆発ではなく、自着火してしまいノッキングが発生してしまいます。

ノッキングとは

通常エンジンは点火プラグによって、ガソリンを爆発させます。

しかし、様々な原因によってガソリンが自着火してしまうと、火種が二つ(自着火と点火プラグ)になってしまいます。すると、自着火による爆発の衝撃と点火プラグによる爆発の衝撃がぶつかりあい振動を発生させ、燃焼室内の壁面を叩いて「キンキン」などの金属音を発生させます。これが「ノッキング」です。

そして、発生してしまったノッキングを制御するシステムが働いて点火タイミングをずらすので、最大限のパワーが発揮されるタイミング以外で爆発を起こし燃焼効率が悪くなってしまいます。

燃焼効率の悪化は「燃費の悪化」と「パワーダウン」の原因となります。

こういった理由から、ガソリンタンクの量は満タンが良いという事になります。

燃費は半分の方が良い

燃費は車重が軽い方が良くなります。これは車自体の重さもそうですが、車に乗せている荷物やガソリンの重さも当然影響します。

そのため、燃費の観点からは、車重を軽く出来る「半分」がベストな選択です。

参考:満タンにしない方がガソリン代の節約に繋がる?車両の重さと燃費の関係性

メンテナンスは満タンの方が良い

【サビ予防】というメンテナンスの観点からは、満タン給油がベストな選択です。

ガソリンタンク内でサビが発生すると、最悪の場合タンク内に穴が開いてタンクの交換が必要になってしまいます。

タンク内に空気の隙間があると「結露」によってタンク内に水滴が発生しさびの原因となってしまいます。しかし、タンク内がガソリンで埋まっていれば「結露」の元になる空気がそもそも無いので、水滴を発生させる余地を無くす事が出来ます。

従って、ガソリンを満タンにしていた方がサビ予防に最適なのです。

サンデードライバーの人は、休日にガソリンを満タンにしておけば、平日管理しなくてもサビを防ぐ事が出来ますね。

参考:ガゾリンタンクやラジエーターのサビを予防する方法

【参考】夏と冬に販売されているガソリンの違い

夏と冬に販売されているガソリンは少し性質が違います。

ガソリンは気温が高いと揮発(*)しやすい状態になり、気温が低いと揮発しにくい状態になるという二面性を持っています。

* 揮発とは、通常の温度で液体が気体になる事を言います。


そのため、夏のガソリンには「ペーパーロック現象」や「揮発したガスの大気中への放出」を防ぐために、揮発しにくくなるエッセンスを混ぜます。また、冬のガソリンには「エンジンの始動性」を高める為に、揮発しやすくなるエッセンスを混ぜます。

このように季節ごとの気温の違いから、販売されているガソリンの性質は違うわけです。なので、季節を跨いでガソリンを使用する事はなるべく避けた方が良いでしょう。

ペーパーロック現象とは

ガソリンが揮発して気泡が発生する現象です。

ペーパーロックが発生すると、エンジンにガソリンをスムーズに送り込めなくなります。

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