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中古車の見積書

中古車の見積書

車を買う場合、車体価格以外にも様々なお金が必要となります。ディーラーが購入前に発行してくれる見積書には、諸費用などを含めた総支払額がいくらになるかが載っているのですが、しっかりと目を通していますか?

車両本体価格以外の部分には、税金や手数料など様々な項目が有ります。これらの中には、どこのディーラーでも同じ金額となる(はず)の金額や、ディーラーによって金額が様々に分かれる金額が有ります。

普段あまり見慣れないものなので、さらっと流してしまう方も多いかもしれないですが、しっかり見ておかないと損をしてしまう事も有りますよ!

そこで、ここでは中古車の購入時に必要となる費用の内訳や、見積書の見方について見ていきましょう。

見積書の見方

中古車の見積書は、販売店によって雛形が異なりますが、一般的には以下の画像の様な形式となっています。

中古車の見積書

(画像参照元:ABACUS

以下で、主な項目毎に内容や注意すべき点を見ていきましょう。

:一部画像に載っていない項目も紹介しています。

自動車税

自動車税は、車の排気量に応じて課税される税金(地方税)で、新車中古車を問わず登録の翌月から年度末(3月)までの分を支払う必要が有ります。

自動車税の金額一覧とグリーン化税制・特例による減税額

中古車を買う際は、年度の途中で買っているのに1年分の自動車税を請求をされていないか、といったチェックが必要ですね。

自動車取得税

自動車の税金

自動車取得税は、車を購入した際に課税される税金(地方税)です。中古車の自動車取得税の金額は、「取得価額×税率」によって算出されますが、この取得価額は残価率を加味した金額となるので、毎年下がっていきます。

そして、取得価額が50万円以下となった場合は、自動車取得税は免税となります。

中古車の自動車取得税の計算方法と課税標準額

見積書を見る場合、自動車取得税が適性な金額が記載されているか、本来であれば免税になるはずなのに金額が載っている、という事が無いかなどについて確認する必要が有ります。気になった場合は、金額の根拠を聞いてみると良いでしょう。

自動車重量税

自動車重量税は、車の重さに応じて課税される税金(国税)です。

自動車重量税は、車検時に車検期間分を前払いするので、車検が残っている中古車の場合は、前所有者が既に支払っています。従って、購入者は改めて重量税を支払う必要は有りません。車検が付いているのに、全期間分の重量税を請求されいるといった事がないかのチェックが必要ですね。

自動車重量税の金額・早見表【平成27年改正のエコカー減税反映済】

自賠責保険料

自賠責保険

自賠責保険料は、車の所有者(若しくは使用者)が加入しなければならない賠償責任保険(強制保険)です。車検とセットになっているので、中古車を購入する場合は、車検の有無によって加入方法が異なります。

まず、車検なしの場合(若しくは車検2年付き )の場合は、新車購入時と同様に新規で自賠責保険に加入する事になります。

:車検のための整備費用は不要だけど、自賠責や税金は自己負担という形式の事

一方で、車検が残っている中古車の場合、自賠責保険もセットで付いて来ます。そこで、「自賠責保険未経過相当額」として、残存期間分の保険料をディーラーに支払う事になります。

見積書をチェックする際には、車検が残っている中古車の自賠責保険料が全期分請求されていないかという点を見る必要が有りますね。

印紙・証紙代

陸運局での検査・登録時に印紙代が必要となります。地域によって若干の差は有りますが、大体2〜4千円程度です。また、車庫証明をディーラーが取る場合は、車庫証明取得費用も法定預り費用の欄に記載されます。金額は、大体2,500円前後です。

手続代行料

車の登録手続や車庫証明の取得手続きは、自分でする事も不可能ではないですが、ディーラーが手続きを代行してくれるので、依頼する方が多いのではないでしょうか?どちらも、ディーラーに手続の代行を依頼すると1万5千円前後が必要となります。

車検場

なお、登録手続を自分でする方はあまりいないでしょうが、車庫証明については手続は簡単なので、警察に行く時間が取れる方であれば自分でした方が、支払総額を抑えられるのでオススメです。

中には、「手続代行料はサービスします」と言って来るディーラーもいますが、その場合は通常は車両価格が上乗せされています。中古車の相場を予め把握しておいて、こういった料金が上乗せされていないかなどもチェックしておきたいですね。

公正証書作成料

クレジットで車を購入する場合、公正証書により文書を作成するケースが有り、その為の費用を購入者が負担する事になります。金額は8千〜1万円程度です。

なお、公正証書は、支払が出来なかった際に裁判所の判決を待つ事無く強制執行が出来る強力な書類なので、ディーラーに求められた場合は注意が必要です。

車を購入する時に公正証書を書かされた人は要注意!

納車費用

納車

納車費用は、引き渡しをする前の洗車やオイル交換などの料金です。この料金には法定費用が含まれている訳では無いので、販売店の純粋な儲け部分ですね。

5千円〜1万円程度になる事が多いですが、販売店によって金額が異なりますし、純粋な儲け部分なので値引き交渉が可能な箇所です。

リサイクル料

リサイクル料(預託金)は、車を廃車にする際に必要な料金ですが、中古車の場合は前所有者が新車購入時に既に支払っているので、「リサイクル料相当額」が代金に上乗せされて請求される事になります。

「前の所有者が払ってるのであれば、再度払わなくていいのでは?」と思うかもしれませんが、前所有者はリサイクル料を含めた金額で車を売却しているので、次に買う方はリサイクル料に相当する金額を負担する必要が有るのです。

自動車リサイクル法の概要とリサイクル料金の仕組み

下取費用・査定費用

中古車の査定

中古車を購入する際に、下取りしてもらう車が有る場合、下取り費用を請求されます。これは、下取り車の名義をディーラーに変更するための費用で、一般的には5千〜1万円程度となります。

また、下取り車の金額を決める査定の為の費用を請求される事も有ります。無料のケースが多いですが、請求されるとしても3〜5千円程度です。

これらの費用については、相場からかけ離れた高い金額を請求されていないかをチェックする様にしましょう。また、交渉次第ではこれらの金額がゼロになる事も有ります。

消費税

消費税は、車両本体価格・付属品価格・諸費用(手数料)の合計に対してかかります。法定費用には消費税はかからないですが、稀に法定費用も含めた総額に対して消費税を計算しているディーラーがいるので、注意が必要です。

まとめ

いかがでしたか?中古車の見積書には色々な項目が有る事が分かりましたね。「車両本体価格以外はどこのディーラーでも変わらないだろう」と思い込んで、本体価格の値引き交渉ばかり頑張っていると、思わぬ所で損をする可能性も有ります。

見積書にはしっかりと目を通し、おかしな箇所がないかどうかを必ずチェックする様にしましょうね。

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