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レンタカー

レンタカーはその一生をレンタカーとして終えるのではなく、数年レンタカーとして稼動した後は中古車として市場に流通していきます。このように中古車市場に流通しているレンタカーの事を「レンタカー上がりの中古車」とか「レンタカー落ちの中古車」と呼びます。

一般的に、レンタカー上がりの中古車は、同車種で似た条件の中古車と比較して価格が安くなっています。価格だけ見れば非常にお買い得です。しかし、やはり気になるのは「レンタカーとして使っていた」という点です。

そこで、今回はレンタカー上がりの中古車のメリットとデメリットを紹介します。

前提:レンタカー上がりの中古車の見分け方

販売されている中古車がレンタカーとして使われていたかどうかは、「プライスボード」の使用歴をチェックすれば一目で分かります。

自動車公正取引協議会は、使用歴にレンタカーを表示する事を義務付けています。

その他に、レンタカーと乗用車の車検有効期間の違いから、車検の残り期間で見分ける事も出来ます。

  • レンタカーの車検有効期間・・・新車登録時2年、それ以後は1年
  • 乗用車の車検有効期間・・・新車登録時3年、それ以後は2年

例えば、初度登録から1年と10ヶ月が経過している車の場合、乗用車として使われていたのなら残り車検期間は通常1年と2ヶ月となっているはずですが、レンタカーだった場合は残り車検期間は2ヶ月となります。

ただし、初度登録からの経過期間によって、車検の残り期間だけではレンタカー上がりの中古車を見分ける事が出来ない場合も有るので、あくまで参考としてお考えください。

では、レンタカー上がりの中古車のメリットとデメリットを見ていきましょう。

レンタカー上がりの中古車のメリット

メリットは以下のようになっています。

  • 販売価格が安い
  • メンテナンスが割と行き届いている

販売価格が安い

冒頭でも書いたように、レンタカー上がりの中古車の販売価格は基本的に安いです。

レンタカー

なぜなら、レンタカー業者は使用していたレンタカーを中古車販売業者に直接卸す事が多いからです。業者同士が直接やり取りする事で、仕入れ価格が安くなり、その分販売価格も安くなるんですね。

ほとんどの中古車はオークションを介して流通しており、間にいくつもの業者が関わるので、直接仕入れて販売する場合よりも販売価格が高くなります。

ただ、全てのレンタカー上がりの中古車に上記の理由が当てはまるわけではないので、どちらか言うと、後で紹介する「レンタカー上がりの中古車のデメリット」が価格に反映されて安くなっていると思われます。

メンテナンスが割と行き届いている

レンタカー上がりの中古車には「メンテナンスが割と行き届いている」というメリットが有ります。

メンテナンス

レンタカーとして利用されていた時は、故障・トラブルの無いように日々のメンテナンスが行われていたはずです。お客様に貸し出すわけですから、当然でしょう。

また、レンタカーには6ヶ月毎の定期点検が法定されていますので、そういう意味でも整備は行き届いていると言えます。(一般的には。)

乗用車の法定されている定期点検は、12ヶ月定期点検と24ヶ月定期点検です。

レンタカー上がりの中古車のデメリット

レンタカー上がりの中古車のデメリットは、以下の通りです。

  • 不特定多数の人に利用されてきた
  • 過走行車である場合が多い 等

不特定多数の人に利用されてきた

レンタカー落ちの中古車は、不特定多数の人に利用されてきた車です。この事自体に嫌悪感を抱く人もいるかもしれませんね。さらに、以下のようなデメリットにも繋がります。

  • 運転に不慣れな人が車に傷を付ける
  • 車を丁寧に扱う人は少ない
  • メーカー保証が無い

■運転に不慣れな人が車に傷を付ける
一般的に、レンタカーの利用者は、車を所有していない人が多いです。いわゆるペーパードライバーの人達です。

運転に不慣れなため、車を傷付けてしまう事が多いです。そのため、レンタカー上がりの中古車には、傷を修復・塗装した車が多いです。中には、営業に間に合わす為に焦ったのか、雑な仕上がりになっている中古車も有ります。

■車を丁寧に扱う人は少ない
これはレンタカーの宿命でしょう。借りる人にとって、レンタカーは自分の車では無いので、丁寧に扱う意識が薄れてしまう事が多いです。ほぼ毎日雑に扱われれば、ダメージはかなり蓄積されていきます。

車のメンテナンス

また、車内にタバコの焦げ跡や飲み物をこぼしたシミなどが残っている事も有ります。

■メーカー保証が無い
レンタカーには基本的にメーカー保証が付帯されていません。当然レンタカー上がりの中古車にもメーカー保証は有りません。以下は、ホンダの例ですが、しっかりと明記されています。

■保証を適用しない事項

・レンタル等不特定多数で使用された場合

(引用:ホンダ

酷使されてきたレンタカーですから、乗用車と比べると故障する確率は高いと考えるのが普通でしょう。メーカー保証が無いのは最大のデメリットと言えます。

購入する際は、中古車販売店の独自の保証の有無は必ず確認しておいた方が良いでしょう。

とは言え、レンタカー落ちの以外の普通の中古車市場を見渡しても、メーカー保証を利用できるような低年式の中古車の数は少ないですけどね。

過走行車である場合が多い

中古車の走行距離は「1年で1万km」程度が標準の状態とみなされます。しかし、レンタカーは遠出のドライブに利用される事が多く、走行距離が1年で2万km・3万km・・・と増えていきます。

遠出のドライブ

そのため、比較的新しいレンタカー上がりの中古車でも過走行車となっている事が多いです。その分故障の確率は高くなります。

まとめ

以上、レンタカー上がりの中古車のメリットとデメリットでした。

「安かろう悪かろう」が当てはまるのが「レンタカー上がりの中古車」と言えるでしょう。レンタカー上がりの中古車の購入を検討するのなら、車体の隅から隅までチェックするようにして下さいね。

中古車の一般的なメリット・デメリットに関しては下記記事を参照して下さい!

中古車を購入するメリット・デメリット

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