車査定のマニア
中古車

車を購入する際に、否が応でもチェックしなければならない項目が「年式」と「走行距離」ですよね。

当然年式が新しくて尚且つ走行距離の少ない中古車を購入できればベストなのですが、この2つの項目は中古車価格にかなりの影響を与えるので、予算内に収めるためにはどちらかの項目を妥協しなければならない事が多いです。

で、どちらかと言うと、色々と疑問点が湧き出てくるのが「走行距離」では無いでしょうか?この記事をご覧になっている方も「中古車と走行距離ってどういう関係性にあるの?」という疑問をもって訪問された方も多いのでは?

そこで今回の記事では

  • 中古車の走行距離の目安ってどれくらいなの?
  • 年式に比べて走行距離が少ない中古車を買っても大丈夫なのか?
  • 走行距離が10万キロを超えている車でも走る?
  • ぶっちゃけ中古車の走行距離の限界ってどれくらい?
  • 走行距離が改ざんされている中古車に手を出しても良い?
などについてまとめていきたいと思います。一つでも気になる事があれば是非チェックしてみて下さい。

中古車と走行距離に関する疑問を解説していきます!

なお、この記事では中古車と走行距離に関して一般的に言われている事をまとめていきます。

5万キロ、10万キロ、15万キロなど節目として言われている走行距離は有りますが、人それぞれ走行距離に関する考え方・捉え方は違うと思うので、一般的にはこういう考え方なのか!?という視点で参考程度に見て貰えればと思います。

中古車の走行距離の目安(普通の中古車はどれくらい走っている?)

冒頭にも書いたように、中古車の走行距離は中古車価格に非常に大きな影響を与えます。使用方法によってかなり差は出るものの、一般的に標準的な中古車の走行距離として「1年あたり1万キロ」が基準として取り扱われる事が多いです。(参考:中古車の走行距離は1年あたり1万キロが目安

つまり、5年落ちの車であれば5万キロ、10年落ちの車であれば10万キロが目安になるという事です。単純で簡単ですね^^

同じ車種・同年式の車でも、この目安よりも走っている車(1年で1.3万キロとか1.5万キロ)は安めの価格が設定されますし、この目安よりも走行距離が少ない車(1年で6千キロとか8千キロ)は高めの価格が設定されます。中古車の価格を調べる時も1年あたり1万キロ走っている車を基準として探すと良いですよ。

参考:使用目的別の目安走行距離

参考までに車の使用目的別に大体の目安の走行距離も紹介しておきます。走行距離が分かれば、前オーナーの使用目的がある程度分かりますし、使用目的が分かればどの程度大事に乗っていたかを推測する手がかりにもなるかもしれませんよ。

●近場への買い物がメイン:週末にレジャーで利用したりすることもない場合には概ね年間3,000km~5,000km前後になると言われています()。
●週末レジャー使用がメイン:この場合は平均して5,000km~7,000km程度になると言われており、状態としても良い車が多いです。

●通勤への利用(片道10km以内):片道10km以内の距離の通勤・通学に車を利用している場合、出勤日数にもよりますが平均すると5,000km~10,000km程度になります。週末のレジャー目的でも使用している場合には1万キロを超える事も。

●通勤への利用(片道10km以上):学校・職場までの距離によっても大きく変わってきますが、1万キロを超えてくることが多いようです。


このような年間走行距離が少ない車の場合、「エンジンを付けて発車⇒エンジンが温まりきる前に目的地に到着⇒エンジンを切る」という流れを繰り返している可能性が高いです。

そして、こういう乗り方は意外にも結構車に負担をかけることになるので、購入するなら暫くの間はこまめに点検・整備をしておいた方が無難です。

中古車価格が安くなる累計走行距離の目安

さきほど1年あたり1万キロ以上走っているなら価格が安くなり、それよりも走っていないなら高くなるという話をしましたが、ココでお話するのは「累計走行距離」の話。

いわゆる10万キロとかの節目の話ですね。で、結論から書くと累計走行距離がある一定の距離を超えてくると中古車価格もグッと下がる事が多いです。その一定の距離というのが【5万キロ】あるいは【10万キロ】です。

なぜ価格が下がるのか?と言うとやはり、これらの距離を超えてくると需要が一気に少なくなるからです。人間とは不思議な物で、ある一定の節目を超えてくると自分の選択基準から外してしまうんですね。

その節目となっている事が多いのが「5万キロ」と「10万キロ」です。中古車検索サイトなどを見てみても、この節目で少し価格が変動している事でしょう。まぁでもやっぱり一番影響あるのは10万キロの方ですけどね。

年式に比べて走行距離が少ない中古車を買っても大丈夫?

中古車販売サイトを見ていると、年式の割に極端に走行距離が少ない車(低年式低走行車)が結構売られていますよね。「5年落ち:2万キロ」とか「10年落ちで3万キロ」とか。

価格も安めに設定されている事が多いので、お買い得車のように見えますが果たして購入対象として捉えて良いのでしょうか?

ちなみに、1年あたりの走行距離が5,000kmいかない車の事を過小走行車、15,000kmを超えている車の事を過走行車とか多走行車と言います。

この点、走行距離が短いというのは非常に魅力的なのですが、購入する際には注意が必要です。なぜなら低年式低走行車は長い間動かさずに放置されていた期間がある可能性が高いからです。

長期間放置していると、バッテリーが死にやすくなったり、錆が原因でベルト類が早期に摩耗してしまうなど、故障しやすい車になります。(だから安いんですが・・・)

車は機械製品なので定期的に動かしてあげたほうが性能は保てます。

なので、こういう車を購入する場合には、購入後にしっかりと点検・整備をしなければならない!と言うことを肝に銘じておきましょう。

反対に言うとしっかりと点検・整備が出来るのであれば、お得に購入できる!という事でも有りますので、メンテ好きの方にはうってつけの車かもしれませんね。修理費用が高くついちゃうと意味ないけどw

走行距離が10万キロを超えている車を買っても大丈夫?

日本では昔から、走行距離が10万キロを超えた中古は敬遠される傾向に有ります。中には「走行距離が10万キロを超えた車はもはや車ではない!」なんて言う人もいますよね。

なぜそう言われているか?というと10万キロで交換目安が来る部品が多いからですね。タイミングベルトやブレーキホース・オルタネーターなど様々な部品の交換タイミングがココに集中するので交換費用がバカになりません。(参考:部品交換のタイミングの目安

例えば、タイミングベルトの交換は部品代を含めて5万円前後の費用がかかります。タイミングベルトの部品代自体は3,000円程度と安いのですが、整備に時間がかかるので費用が高くなってしまうのです。


一方で、後でも述べますが、日本車は丈夫ですし車の部品の性能だって年々進化しています。たかだか10万キロ程度乗れなくなるという事は有りません。

なので買っても大丈夫?と言われれば別に問題ないという回答になります。

但し、部品の交換などのメンテナンスをしっかりする!という条件付きですよ。それが出来ないなら買わないほうが無難です。逆を言うとメンテナンスがしっかりとされており、部品の交換もしっかりとされている10万キロ以上走っている中古車なら状態も良いので買い!という判断も出来ます。

購入前に”定期点検記録簿”などをチェックして、どういうメンテが行われてきたのかしっかりと確認するようにしましょう。

【参考】中古車の走行距離の限界は?

ぶっちゃけ中古車の走行距離の限界ってどれくらいなの?単純にこのような疑問を持つ人も多いでしょう。参考までにギネス記録を紹介します。

この点、1台の乗用車の走行距離のギネス記録は約450万キロメートルです。車種は1966年にアメリカで購入されたVolvoのP1800という車。10万キロという数字が可愛く見えてきますが(笑)、100万キロでも走れない事は無いという事が分かります。


ちなみに、日本車でも100万マイルの走行距離を達成した車が有ります。それはホンダのアコードという車です。残念ながら持ち主は日本人ではなくアメリカ人ですが、日本車でもキッチリと丁寧に乗れば非常に長く乗れる事が分かります。

中古車を購入する際の走行距離の上限許容範囲はどれくらい?

先程は走行距離のギネス記録を紹介しましたが、450万キロとか100万マイルは非現実的過ぎますね(汗)。話を現実に戻しましょう。

私達が中古車を購入する際には何キロまでの車なら買っても大丈夫なのか?この点、日本車の場合メンテナンスさえしっかりすれば、多くの車で30万キロくらいまでは普通に乗れると言われています。

実際、アフリカなどの発展途上国の人たちが日本車を購入した場合、20万キロとか30万キロまで走らせるのが普通です。(日本車は滅茶苦茶人気あります。)

では、私達も走行距離20万キロ以上の車を購入しても良いのか?と言われるとやはりそれは止めておいた方が良いでしょう。走行距離が長くなればなるほど車の各部分にガタが来ていますし、こまめなメンテナンスも必要になります。

20万キロを超えた車だと、前オーナーの乗り方次第ではすぐに故障してしまう可能性も否定できません。そう考えると15万キロあたりまでが許容範囲なのかなと思います。

もちろん15万キロを超えたからと言って乗れない訳では有りませんので、どうしても欲しい車が見つかった場合には購入しても良いかもしれません。しかし、それ相応のリスクが有るという事を念頭において購入するようにして下さい!

中古車で走行距離不明車を購入しても大丈夫?

ヤフオクで中古車を検索していると「走行距離不明車」が数多く出品されている事に気づきます。結構年式も新しくて外装とかも綺麗な事が多いので、自分の目当ての車だったりすると少し興味をそそられてしまいますよね。

しかし、一般ユーザーは走行距離不明車には手を出さないほうが無難です。ガリバーなどの買取店ですら原則として走行距離不明車の買取はしません。車の専門家でも手を出さない代物に車の素人が手を出せば、泣きを見るのは火を見るより明らかです。

ちなみにどんな車が走行距離不明車として販売されているか?と言うと

  • メーターを改ざんされている恐れが有り、正確な走行距離が分からないので「走行距離不明車」として販売する
  • 15万キロとか20万キロなどの過走行車には値段が付きにくいので、あえてメーターをいじって走行距離不明者として販売する etc
などが挙げられます。詳細は別途記事にもしますが、実際問題まともに管理している車であれば走行距離不明となることは基本的に有りません。車検の時にも走行距離を記録しますし、今や業者オークションの車両管理システムでもキッチリと管理されているものです。

走行距離が不明という事は、何かしらやましい問題が隠されている可能性が高いのです。よっぽど車の知識に自信がない限り、手を出すのはやめておきましょう!

最後に

如何だったでしょうか、中古車の購入と走行距離の関係性についてある程度理解する事が出来たのではないでしょうか?

走行距離には目安が有り、目安よりも少なければ価格は高くなるし多ければ安くなるというのが基本です。しかし、そうは言っても過走行車あるいは過小走行車は別な理由からリスクも有るという事を理解しておきましょう。

まぁ何はともあれ「メンテナンス」がしっかりされている事も重要ですので、購入前のチェックは怠らないようにして下さい。

なお、ネット等の情報を見ていると中古車購入の決め手として以下の様なものが挙げられています。

  • ワンオーナーでメンテナンスのしっかりとした車に乗る
  • 走行距離や装備より何よりもデザインを重視する!
  • 試乗して乗り心地が良かったら走行距離が長くても問題ない
みなさんも走行距離だけに固執することなく、色々な観点から車を選ぶと良いでしょう!

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