クラウンマジェスタは、日本国内で使われることを想定した高級セダン。シーマやLSなどと比べても取りまわし性ではピカイチです。最新技術も取り入れており、競合車と比較しても遜色の無い存在感抜群の1台です。
ただ、近年の傾向としては、若年層も取り込もうという方針もあり、コストダウンをしている為、高級感が少しずつ失われている感じもします。
中古車査定相場予想
(2015年7月10日 現在)
参考媒体 | 形態 | 価格(単位:万) |
---|---|---|
価格.com | 個人売買 *1 | 144~498 |
カーセンサー | 買取相場 | 103.4 |
Goo-net | 市場価格 | 141.6 |
クラウンマジェスタの平均的な中古車査定相場は、105万~155万円と予想されます。(*2)
*1 価格com-ヤフオク予想買取価格より。
*2 上記3媒体の「個人間売買」「実際の買取価格」「市場価格」から判断した予想額。
なお、上記は年代等を考慮していない車全体の平均買取価額の予想です
スペック
項目 | 詳細 |
---|---|
新車価格帯 | 627万~689万 |
車種 | セダン |
燃費 | 18.2~19.0km/L |
排気量 | 3.456L |
エコカー減税 | 重量税100%+取得税100% |
乗員 | 5人乗り |
ドア数 | 5ドア |
全長×全幅×全高 | 4970×1800×1460mm *1 |
パワーウェイトレシオ | 5.99kg/ps *1 |
*1 Fバージョンの場合
燃費について
カタログ燃費は18.2〜19.0km/Lとなっています。2013年のフルモデルチェンジで燃費は良くなったものの、まだ他の燃費の良いセダンには敵いません。燃費の面でも維持費はある程度覚悟しておく必要がありますね。
街乗りでは12〜13km/L程度、高速道路で15km/L前後といったところでしょうか。
ピックアップポイント
クラウンマジェスタの「見逃すと後悔するチェックポイント」を紹介していきます。
■最新技術の結晶■
内外装のクオリティの高さはもちろん、室内空間は心地よさを徹底追及した仕上がりになっており、最新の安全技術などをふんだんに取り入れている、まさに最高級セダンと言えます。
■実用性は合格点■
セダンですが、ボディサイズが大きいためトランクにも十分なスペースが確保されています。ゴルフバッグであれば4つは余裕で積めます。また、トランクを電動で開閉出来るパワートランクリッド(オプション)もあります。
ただし、高級路線の為かトランクスルーがありません。
■運転のし易さは微妙か■
車体は大きいが、両サイドのウインドウ面積は大きくなく、斜め後方の視界はあまり良くないです。また当然といえば当然ですが、セダンの中でも大きいサイズになるので、車両感覚は掴み易いとは言えないですし、小回りも利きません。
クラウンマジェスタの変遷
1989年8月にクラウンとセルシオの間に君臨する車種として発売が開始されました。「威厳のある」という意味のMAJESTICから名前が来ている通り、トヨタの中でも圧倒的な存在感を放っています。
ちなみに、正式名称は「クラウンマジェスタ」ですが、当初から「マジェスタ」と略されています。
2013年のフルモデルチェンジで6代目となっています。今回のモデルチェンジで従来のV8エンジンを止め、V6エンジンとの組み合わせによるハイブリッド型となっています。
まら、先代(4,5代目)ではエンブレムがトヨタマークだったのですが、最新モデルではクラウンの形に戻っています。
クラウンマジェスタの口コミ
・パワーもしっかりあるのに静かという、良いとこ尽くしです。ファミリーカーとして使う方にとっては、コスト以外は最高ですね。
・ほとんどの操作が画面で出来る様になったので、ごちゃごちゃせずにすっきりしていて良いと思います。
・中小企業の役員が乗ってるという感じがします(よくも悪くも)。道を走っていても周りが空けてくれる点はなんだが、心地がいいです。
・メーターが速度計とエンジン回転数ではなく、速度計と状態表示(エコやパワーモードなど)なのが残念。状態表示をメーターの形にする必要性を全く感じません。
・維持するのにかなりお金がかかる。せめて燃費がもう少し良くなれば・・・。
・V8エンジンの頃から乗っていた身としては、物足りない気がします。静かという点はいいのですが。
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