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雪国

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雪国で使用されていた中古車は、あまり買わない方が良いと言われます。なぜ、このような事が言われるのでしょうか?それは、「サビ」の進行が、降雪の無い地域よりも早いからです。

サビは地域に関係なく発生するので、雪国に限った話では無いように思うかもしれません。しかし、雪国には、サビの進行を早める原因が存在します。それは「凍結防止剤」です。

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雪国では凍結防止剤によって「サビ」の進行が早くなる

雪国では、冬場に道路の凍結を防ぐ為に「凍結防止剤」が路面上に散布されます。凍結防止剤が散布された道路の上を車が通ると、当然のことながら、車の足回りや底には凍結防止剤がびっしり付着しますよね。

この付着した凍結防止剤が、車のサビの進行を早めてしまう原因となります。

サビの発生メカニズム

そもそも、サビは、自動車の鉄の部品に「水分」が付着後、空気中の酸素が水分に溶け込み、鉄と化学反応を起こして発生します。

つまり、サビは「水分・空気・鉄」の3要素が揃えば発生する事になります。

参考:サビ発生のメカニズム-サカタ製作所

では、なぜ凍結防止剤が車のサビの進行を早めてしまうのでしょうか?

凍結防止剤に含まれる「塩化物」が原因

凍結防止剤の主成分は「塩化カルシウム」や「塩化マグネシウム」などの「塩化物」です。これらの塩化物は、吸湿性・保水性がある事から「除湿剤」なんかにも利用されています。

凍結防止剤の塩化物の性質が、自動車にとっては害なんです。なぜなら、自動車に付着した凍結防止剤は、空気中の水分を吸収・保水して、自動車の部品表面を水分たっぷりの状態にしてしまうからです。

すると、どうなるか?サビが出来る「3要素」である「水分・空気・鉄」が揃ってしまいますよね。だから、雪国の車は錆が早く来てしまうんですね。

もちろん、全国どこでも降っている「雨」もサビを発生させる要因ですけどね。雨は「水分」ですから。

雪国の場合は、雨や雪が降っていない時でも「凍結防止剤」の影響で、サビが起こりやすい環境にさらされるので、サビの進行がその他の地域と比べて早くなるんです。


ちなみに、塩化マグネシウムは、海水にも含まれているので、雪国だけでなく海辺の車もサビが発生しやすいと言えます。

海辺付近で運転されていた車はサビやすく買取価格にも影響有り。

【参考】雪国(寒い地域)で利用していただけで、中古車の買取価格が下がるのか?

雪国で利用していた!というだけでは、おそらく買取価格は下がりません。もちろん、実際にサビが発生しているなら、当然買取価格は下がります。

あと、査定士が「雪国だから、錆びやすいんだろうな」というイメージを持っていると少し低めの価格を付けられるかもしれませんね。査定士も人間ですから、イメージに左右される事も有るでしょう。

しかし、しっかりと錆を発生させないようなメンテナンスを施していれば、買取価格の下落は抑える事が出来るでしょう。

そのため、凍結防止剤が撒かれる冬場は、サビ防止の為に洗車をきっちりしておきましょう。特に、凍結防止剤が付着しやすい「足回り」や「車の底」の部分は丁寧に洗車して、乾燥までやりましょうね。(完全に乾燥させるのは難しいですけど)。

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